チョコレート「フィノデアロマfino de aroma」を食べてみた
こんにちは、ごきげんよう!
今回はカーラ社製の「フィノデアロマダークチョコレート(fino de aroma)」についてレビューしてみたいと思います。
カルディでこのチョコレートを買った理由
またいつものようにカルディさんをウロウロしていた時に出会ったのが、本日ご紹介するチョコレート。
実はちょっと前まで、チョコレートは日本製が一番だと思っていた私は、このチョコレートの存在を知ってはいたのですが、
食べてみようとは思っておりませんでした。
でも私もチョコレート好きのはしくれ。未知への扉を開きたいと思って、今回は奮発して買ってみました(324円)。
この他にもう一種類、リンツのチョコレートも買ってみたので、この際ですから味比べをしてみたいと思います。
ところでカーラ社はどんな会社かと思い、少しだけ調べてみたところ、
カーラ社はチェコの食品会社で、設立は1992年と比較的新しい会社です。
HPを見た感じだと、この会社は菓子の小売よりも、企業向けにクーベルチュールとかアイスクリームのトッピングといった製菓材料の販売が中心であるように感じました。
またチョコレートにはコロンビア産のカカオを積極的に使用しているそうです。
フィノデアロマ(fino de aroma)とは?
ところでこの商品名にある「フィノデアロマ」とは何でしょう?
私は全然知らなかったのですが、これは商品名ではなく、どうやらカカオの名前らしいのです。
フィノデアロマについて説明する前に、まずカカオのグレードについてお話を。
カカオの品質は国際ココア機関(ICCO)によって定義されています。

カカオの品質は、下から通常のカカオ(ordinary)、認証有りのカカオ(certified ordinary)、高品質カカオ(fine)、最高品質のカカオ(high end)に分けられるようです。
そしてどうも、良質なカカオを生産している国というのは主に南米なのだそうで、
特にエクアドルは世界の高級カカオ市場の3分の2を占めるカカオ大国であり、
近年のチョコレートのプレミアム化が、これらの国のカカオの需要を喚起しているとのことです。
ところで「fino de aroma」の分類は「fine」に位置する高品質カカオで、
花の香りやナッツを思わせるアロマから、「fino de aroma(スペイン語で「いい香り」)と呼ばれているのだとか。
この「fino de aroma」はコロンビア、エクアドル、ベネズエラなどを中心に栽培されているそうで、
このことからもやはり、南米は高品質チョコレートの一大生産地だということがわかります。
実食
それではさっそく食べてみたいと思います。
パッケージを見て分かる通りとても高級感があって、「お菓子」の見た目ではなく、
知らない人が見たら、これがチョコレートだとは思わないかもしれません。
もし私が、これがチョコレートだと知らなかったとしたら、たぶん辞典か説明書だと思っていたことでしょう。
銀紙に包まれていたのは漆黒のチョコレート。
うっすら浮くカオバターがこのチョコレートの脂質の多さを証明しています。
こういう高級チョコレートの食べ方は、噛んで食べるのではなく口の中で溶かして食べること。
チョコレートがもっともいい味と香りを出すのは温まった時なので、口の中で溶かしてあげたときが、そのチョコレートが最も香りを放つ時。
そして口の中で溶かして、舌でサラサラとチョコレートの滑らかさ、香り、甘さ、苦さを感じてみるのが大事です。
一緒に買った「リンツ」のエクセレンスと比べて、明らかに感じる違いは酸味です。
同じダークチョコレートでも、エクセレンスの方はかなりフルーティーで酸味が強く、ダークチョコレートを食べているのに味に明るさがあるという点で、今まで食べたことのないダークチョコでしたが、
このフィノデアロマには酸味はなく、あくまでダークに徹していた印象です。
そうイメージ通りのダークチョコなのです。かと言って苦さはそこまで感じません。
どちらが美味しいかと言われれば、
正直言って、両者とも特徴が際立っていて、どちらが美味しいかは決められそうにありません。
私はその日の気分で、どのチョコレートを食べるか決めるのが良いと思っていて、
ちょっと酸味のあるリッチな味わいが欲しいときはリンツ、ひたすら濃ーいチョコが食べたいときはフィノデアロマ、という決め方が良いと思います。
チョコレートもコーヒーと同じく、風味や産地で決める時代になったのはスゴイことですね。
美味しかったです!
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