Pernigotti(ペルニゴッティ)のジャンドゥイオットは至福のチョコ?レビューしてみる
こんにちは、ごきげんよう!
今回はイタリアのチョコレート「Pernigotti(ペルニゴッティ)」のチョコレートをレビューしてみたいと思います。
Pernigotti(ペルニゴッティ)とは
またいつものようにカルディを一人、うろついていたその頃、
店内をぐるっと見渡すと、いつもより明らかに多いチョコレート数々に気づいた私は、
「もうはや、バレンタインである」と、2月頭にもなってようやく悟ったのであります。
今年のバレンタインデーは、誰かにチョコを渡すのか、という話はさておき、
こんなにも沢山揃った、かわいい船来品のチョコの数々を見ておきながら「なにも買わない」というのは、とても情けないと感じたので、
中でも一番興味を惹かれた商品を買うことにしました。
それがこちらのPernigotti(ペルニゴッティ)のプラリネアソート。
どうです、かっこいいでしょう。
大航海時代みたいでしょう。
私はこういう、オールドヨーロピアン的なデザインが大好きです。
一度、家中を100年以上前のヨーロッパの家具で揃えたいと思ったことがありますが、あまりにも莫大な費用がかかるのでやめました。
ですが今回のこの、「ペルニゴッティ」の缶缶が一つあるだけで、部屋がちょっと変化する。そうも思ったので買ってみた、というわけです。
お値段は約1500円。
このときはまだ、肝心のチョコの味については全く考えていませんでした。
ところで、このチョコレートはちょっと特殊です。
実はこのチョコレートはジャンドゥーヤチョコレート。
いや、特殊でも何でも無いのですが、普通のミルクチョコとは違ってナッツペーストが入ったチョコレートであり、
ですので通常とは違った風味があります。
ちなみにこのチョコレートを作っている会社はイタリアのペルニゴッティ社。
ペルニゴッティ社は、1860年にピエモンテ州のノヴィリグレの街で設立されたチョコレートブランドで、専門はもっぱらジャンドゥーヤです。
ジャンドゥーヤとは
ところで、ジャンドゥーヤとはなにかを、もうちょっと詳しくご説明してみましょう。
ジャンドゥーヤとはヘーゼルナッツが入っているチョコレートのこと。
ヘーゼルナッツとチョコレートのコンビとして、特に有名なのは「ヌテラ」のスプレッドです。
ヌテラはイタリアの国民食と言っても過言じゃないくらい、極々普通に売っています
ジャンドゥーヤの起源としては、
ナポレオンの時代に、カカオが手に入りにくくなったことがあり、その代用としてヘーゼルナッツが使われ始めました。
当時、産業革命のさなかにあったイギリスと、ナポレオンが治めるフランスとイタリアは対立しており、
イギリスの経済を封じ込めようと、ナポレオンはイギリスとの貿易の一切を封鎖しました。
ヨーロッパ中は品不足となり、それはカカオも同様でした。
高騰するカカオ豆。
そんなカカオの代替として、イタリアでたくさん自生していたヘーゼルナッツをカカオに混ぜ、かさ増したのです。
それがジャンドゥーヤの始まりでした。
今では、カカオの代替だったジャンドゥーヤはイタリアきっての伝統菓子に。
ヘーゼルナッツチョコは日本人にとっても、とても馴染み深いものとなっています。
レビュー
それでは早速食べてみたいと思います。
このペルニゴッティのチョコレートは3種類入っています。
ジャンドゥイオット、クレミーナ、ジェンマという名前がありますが、ともにジャンドゥーヤです。
こちらが、すべての基本となるジャンドゥイオット。
今ではいろんなメーカーがジャンドゥイオットを出しており、例外なくこの”山型”の形をしています。
それはなぜかと言うと、昔のイタリアの喜劇の登場人物である「ジャンドゥーヤさん」が、
三角帽子を被っていたかららしいです。
ちなみにジャンドゥーヤとジャンドゥイオットに違いはありません。
ジャンドゥーヤは、ヘーゼルナッツを使ったチョコレートをひとまとめにした言い方で、
一個のジャンドゥーヤチョコレートを小さく包装したものをジャンドゥイオットと呼ぶ、と考えておくとわかりやすいです。
こちらがクレミーナ。
クリーム的な色合いのヘーゼルナッツチョコが真ん中に入っています。
これがジェンマ。
それでは早速食べてみたいと思います。
これは・・・すごく美味しい!
私はダークチョコが一番好きで、ミルクなどは正直好んで食べなかったのですが、このジャンドゥーヤは全く別です。
イタリアの本気(?)を感じました。
考えてみると、イタリアのデザートはみんな、この味がするような気がします。
ジェラートにしても、ティラミスにしても、何にしても、
全部がこのヘーゼルナッツを使っているような気がします。
3種類の味の違いはと言うと、
クレミーナが一番ヘーゼルナッツの味が強く、ジャンドゥイオッティが中間、ジェンマが一番カカオ比率が高い、と思います。
ダークチョコが大好きな私が、この中で一番好きだったのは、なんとクレミーナ。
このヘーゼルナッツが、本当に心地よく、なんというか、軽くイタリアに行った気分にさせてくれる。
やはり食べ物は、オリジンの場所で作られたものが一番。
この味はイタリアにしか出せない味。そう感じました。
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