プルモール(pulmoll)のキャンディ「プルモールクラシック」をレビューします
こんにちは、ごきげんよう!
今回はプルモール(pulmoll)のキャンディ「プルモールクラシック」を食べてみたので、レビューしてみたいと思います。
プルモール(pulmoll)とは
遂に出ました!
見てください、このオシャレな缶を。
コレを見た私は即刻購入を決意。
味や中身は関係なくて、缶缶が欲しかったのです。
しかし買って帰ってから思いました。
「これ何?」
そう私はコレの中身を知らずにカートにinしたのです。
これの中身を知っていたならば、きっと購入を思い留まったに違いありません。
調べてみたところ、プルモールとは「ゼルタス」という食品会社のブランド商品で、
プルモールキャンディの起源である「クラシック」は、1946年にフランスのとある薬剤師によって開発され、フランスで大成功を収めました。
プルモールは1999年までフランスの食品会社「サノフィ」の登録商標でしたが、
以降、所有権はドイツの「サノフィ」に移り、以降サノフィが製造を引き継いだそうです。
ちなみに「プルモール」とは、ラテン語で肺を意味する「pulmonis」に由来しているそうです。
ところでなぜ、作ったのがキャンディ屋さんではなく、薬剤師なのでしょう?
それは、このキャンディが「リコリス」入りだからです。
リコリスとは
リコリスを知っている方はいらっしゃいますか?
日本名を聞けば、お分かりになると思います。
リコリスは日本語で「甘草」。
そう、このキャンディはあの漢方薬の生薬で出来ているのです。
リコリスは、その名前の通り甘みが強いのが特徴。
かの有名な風邪薬「葛根湯」の成分としても、甘草は使われています。
甘草の主な薬効は、鎮咳作用。つまり咳を鎮め、痰を取り、炎症を抑えます。
私は以前、甘草入りの漢方薬を飲んでいたことが有りまして、それを飲んでいる間は喉が痛くなりませんでした。
このキャンディに甘草が入っているということは、このキャンディは喉が痛いと時にとても有効なのです。
しかし、喉に良いとは言っても、「漢方薬」を食べるということと変わらないのですから、
味の方が気になるところです。
レビュー
さて、それでは恐怖の試食会の始まりです。
再三になりますが、コチラがプルモールの缶。
本当にオシャレです。
しかし、なんとなく「いけないものが入っている感」もあります。
人は悪いものに惹かれる生き物。
そういうところもも含めての、このパッケージの魅力です。
こちらが中身。
何個入っているかはわかりません。
というか、もうすでに香ってくる。
何が?
甘草の匂いです。
まあまあ、甘草は強い甘さが特徴。
お菓子とか料理とかにもよく使われているし、そんなに身構えることもあるまい。
思い留まるなと、そう自分に言い聞かせて、一粒をパクリ。
マズっ!
こりゃだめだ!
コレは私には無理だ。
甘草が身体に良いとか言っても、無理なものは無理。
それにコレは、飴ですから、いつまでも口の中で舐めていないといけず、口の中でずっと留まり続けることになる。
基本、嫌いな食べ物は無い私ですが、これは厳しい。キビシー!
プルモールクラシックの味はアレに似てる
この味を何と表現したら良いのでしょう。
思い当たる食べ物が一つあります。

そう仁丹です。
というか、仁丹って知ってますか!?
仁丹は誕生から100年を超えるロングセラー商品で、身体の諸症状に効く薬、いや食べ物で、
今のフリスクのご先祖様です。
私が生まれた頃はコレを食べている人が結構いたのですが、今は殆ど見ません。
これを食べている人が匂いですぐわかります。
「あ、仁丹食べてる」と。
この「プルモールクラシック」は味も匂いも、まさしく仁丹のそれです。
私はこの味が全然駄目でしたが、これが好きな人は絶対にいると思います。
でなければ、このプルモールクラシックも仁丹も、今の時代まで生き残れません。
例えばハーブ系のリキュール、例えば「アブサン」や「ペルノ」が好きな人には絶対に受けるでしょう。
このプルモールは、そういうハーブ好きな人のおかげで保っているのかもしいれません。
とはいえ、私は全然駄目でしたので、このプルモールクラシックの処遇をどうしようかと、毎夜考えて一日が終わっております。
空いた缶がほしいけど、全部食べるのはキツい。
この際、なくなるまで食べ続けて、身体も健康になってみようかと思います。
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