入国審査とは?初海外の方が覚えておいたほうがいい事と、入国審査時に押さえておくべき英語
海外旅行でちょっと面倒なことの一つが入国審査。
海外が初めての方や、英語が苦手な方にとって入国審査の前は緊張の瞬間かもしれません。
今回は入国審査の流れと、聞かれることについてご紹介します。
入国審査(出国)とは、押さえておくべきこと
入出国審査とは、ある国へ入出国するにあたり、国がその人の入出国を把握することを言います。
ですので、他国へ入るときのみならず、住んでいる国を出るとき、入る時も審査は必要ということになります。
出入国管理(しゅつにゅうこくかんり)とは、国境や空港、港など、人が異なる国家間を出入りする場合に、当該国(政府)がその出入国を管理・審査・把握することをいう。出入境管理、出入域管理と呼ばれることもある。
まれに、出国手続きはしたけれど、入国の手続きをせずに入国してしまうケースがあります。
入国の手続きをしていないということは、不法入国になります。
その後、入国の証が無い状態で出国しようとし、不法入国としてストップをかけられ、思いもよらず手間取ってしまうことも。
そのようなことにならないために、入出国の意味をしっかり押さえ、旅行中間違いが起こらないようにしておきましょう。
入出国審査の流れ
以下が入出国の流れです。
①出国審査
②飛行機搭乗
③飛行機から降りる
④入国審査
出国審査
出国審査では特に聞かれることはありません。
最近では機械でパスポートを読み取らせることで、審査が完了するようになっています。
このときパスポートにはスタンプが押されませんが、日本を出国した証が必要な方は、審査完了後にスタンプを押してもらえます。
飛行機内でできること
到着前になると、機内で入出国カードが配られます(配られないときもあります)。
ここで書かなければいけない、ということはなく、飛行機が到着後、入国審査場付近に書くためのスペースがあるので、
機内でボールペンを持っていなかった時、書くのが面倒だったときは、ここで書くようにしましょう。
入国審査場に到着
到着して飛行機を降りた後、「Arrival」または「Immigration」の表示がある方向へ向かいます。
Arrival・・アライバル、到着の意味
Immigration・・イミグレーション、イミグレ、入国の意味
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飛行機を降りた後は必ずそちらに行くことになっているので、迷うことはありません。
入国審査場は「居住者用」「旅行者用」の2つの列に別れていて、
日本から他国に入国の際は旅行者用に、他国から日本に帰国の際は居住者用に並びましょう。
・旅行者 All other pasport / Foreigner / Visitors / All passport など
・居住者 Citizens / Residents / など
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入国審査にあたって
では入国審査です。
必要な物コト
審査が始まる前に必要な物、コトを確認しておきましょう。
①パスポート
②航空券の半券
③入国カード
パスポート
パスポートがなければ入国できません。
もし入国前にパスポートを紛失したら、身元確認の為、かなりの時間を空港内で留め置かれることになるか、強制送還の可能性もあります。
絶対に紛失しないようにしましょう。
航空券の半券
搭乗していた便名が必要なことがよくあります。
忘れがちなので、持っておいたほうが良いでしょう。
入国カード
審査前に入国カードを書いておきましょう。
入国審査
入国審査でよく聞かれること、することをご紹介します。
パスポートの提示
列に並び、自分の順番になると手招きされるか、「次の方(Next)」と言われます。
「パスポートを(Passport please)」
と言われるので、提示します。
パスポートを渡す時、何か言ったほうがほうが良いのかと言うと、
何も言わないほうが良いと思います。
入国審査官は職務上、ある程度相手に厳しい態度で接しています。
つまり、犯罪者や不法入国者を見分けるために目を光らせています。ですので、
「余計なことは言わないほうが良い」
「質問以外には答えない」
と、私の経験上判断しています。
こちらの親切心から出た「はい、どうぞ」の言葉でも、ひょっとすると相手からは、オドオドしていたり、下手に出るような態度に映るかもしれません。
相手が何を考えているのかわからない以上、疑われる可能性がある行動や言動は、初めからしないのが賢明です。
特に日本人は親切心が仇となっていることが多い気がします。そういう態度は海外では、却って相手から疑いの目を向けられてしまうものです。
それに運が悪いと、面倒くさい審査官に当たることがあります。
完璧に疑われてしまって、別室に連れて行かれるパターンです。
そういう人に当たらないためにも、不運の可能性は、初めから無くしておくほうが良いでしょう。
顔写真、指紋の提供
旅券の情報との整合性を確認し、別人がパスポートを使っていないかを判別することで、テロリストや犯罪者を見つけることが可能です。
審査官に指を出すよう指示されますので、言うとおりにしましょう。
よく聞かれることと、英語の回答例
Q:入国の目的はなんですか? What is the purpose of your visit?
A:旅行です。 Travel. sightseeing.
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Q:何日間滞在の予定ですか? How many days do you plan to stay?
A:3日間です。 Three days.
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Q:仕事ですか? Bussiness?
A:旅行です。 Travel.
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Q:どこに滞在する予定ですか? Where do you plan to stay?
A:パリののオリエンタルホテルです。 Oriental hotel, Paris.
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たまに聞かれること
Q:この国に友人はいますか? Do you have friends in this country?
A:いいえ、いません。 No.
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Q:職業は何ですか? What is your occupation?
A:会社員です。 Office worker.
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質問の受け答え方
これらの質問例はあくまでも例です。
聞き方は人により違います。
なので、これらを丸々暗記するよりも、その人の言っている言っていることを把握するように努めましょう。
また、答えるときはシンプルに、単語でも構いません。
むしろ英語に慣れていない方は単語で伝えたほうが、相手が「何を言っているのかわからない」という態度をされません。
言っていることがわからない場合
英語が難しくて、質問の意味がわからなければ
「英語が苦手なんです」「わからない」と素直に答えましょう。
すみません、英語が苦手なんです。 I’m sorry, I’m not good at English.
もう一度言っていただけますか? Again?
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本当に英語がわからなければ、審査官も諦めて、通してくれるかもしれません。
ですが「わからない」とずっと誤魔化していると、不法入国を疑われるかもしれません。
質問にはちゃんと答えるようにしましょう。
まとめ
海外旅行が初めての方にとっては、色々不安の多い入国審査ですが、
準備していけばちゃんと通過できます。心配することはありません。
英語が不安でしたら翻訳アプリをダウンロードしておきましょう。
入国直後はネットが使えないことがあるので、オフラインで使えるアプリがオススメです。
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