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初めてのタイ一人旅安心ガイド | 持ち物やモデルコースをご紹介

タイ一人旅のあれこれ

初めての海外一人旅の定番といえば「タイ」と言う方も多いはず。その理由は物価が安い、屋台の文化がある、日本人が多いなど。それにタイは英語が完璧でなくても大丈夫で、ホテル・ショッピング・観光業では簡単な英語や指差しで意思疎通できるというのもポイント高です。

一方で注意点もあります。夜の人通りが少ない道は避ける、飲み物から目を離さない、露出の高い服装で寺院に入らない、などの基本ルールを押さえておけばトラブルは回避できます。

この記事では主要なタイのモデルコース、一人旅の安全対策、費用の目安、宿選び、そして多くの方が疑問に思っている「女一人のタイ旅」「タイ一人旅でツアーは参加すべき?」「タイと男一人旅」などの疑問にもまとめてお答えします。

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著者の紹介:
FAR EAST TRADING代表、WEBマーケティング事業・宿泊事業を運営。20年間で23か国をビジネスや旅行で巡り、その際に得た旅行の知識、旅行関連グッズ、クレジットカードを使ってのラウンジ活用法等をサイトで発信しています。

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初めてのタイ一人旅の事前準備

タイ一人旅の事前準備

日本人おなじみの海外旅行先タイですが、「タイだから」と油断せず準備はちゃんとしておきたいところ。この項目ではタイ旅行必須の準備についてご紹介します。

タイへの一人海外旅行の費用は?

タイへの一人海外旅行の費用は?

日本と比べて若干物価の安いタイ。ただ首都バンコクの物価は最近上がり気味です。例えばバンコク滞在の場合の費用感は、航空券が4~10万円(往復)、宿1,000~10,000円/泊、通信はeSIM数百~数千円、食事は場所にもよりますが、安いお店で500円ほどです。

意外な出費は必ずと言っていいほどあるので、余分にお金を持っていくことを忘れないようにしましょう、

タイ(バンコク)での一日の費用感:安旅

計6,000~8,000円/日

・宿泊(主にゲストハウス泊)は1,500~3,000円

・食事:(食堂やフードコート、コンビニにて)1,500円/日

・移動費や雑費:3,000円

タイ(バンコク)での一日の費用感:中間の旅

計12,000~16,000円/日

・宿泊:(中級ホテル泊)3,000~8,000円

・食事:(フードコートやレストランにて)3,000円/日

・移動費や雑費:5,000円

タイ(バンコク)での一日の費用感:ちょっと高級な旅

計24,000~36,000円/日

・宿泊:(中級ホテル泊)8,000円~20,000円

・食事:(フードコートやレストランにて)6,000円/日

・移動費や雑費:10,000円

パスポートと保険

パスポートの残存有効期限は必ず確認しましょう。

2024年7月15日よりタイ入国後60日以内の観光目的の滞在の場合は、ビザなしで入国することができますが、パスポートの残存期間はタイ入国時より6ヶ月以上となっています。出発前に最新の情報はタイ国政府観光庁日本事務所のホームページで確認しましょう。

海外旅行保険はキャッシュレス診療に対応するものを推奨します。利用条件を満たしておきましょう。

通信

近年はeSIMが主流になっています。空港で店舗に並ぶ必要がなく、タイ到着と同時にネットを使え、とても便利です。

出発前にeSIMを購入し、QRコードを控え、到着後すぐ開通できるようにしておきましょう。ただしeSIMを利用できない機種もあるので、購入前にお持ちのスマートフォンがeSIMに対応しているかどうか調べておきましょう。

お持ちのスマートフォンがeSIMに対応していなければ、空港でSIMカードを購入しましょう。

TDAC(デジタルアライバルカード)

TDAC(デジタルアライバルカード)

「タイ入国にはビザも要らない」そう思っていませんか?私もそうでしたが、入国時に必要なものが最近増えました。

2025年5月から、入国カードに代わるオンライン入国カードへの登録(TDACデジタルアライバルカード)が必須になりました。外国籍(我々日本人も)の旅行者は誰でも必ず登録が必要です。タイ到着時、入国審査で提示が求められます。

登録はタイ到着の3日前(72時間前)から可能です。入国審査時に、TDACに登録した際に表示される二次元コードを提示してください。

お金・支払い

タイの都市では一般的にカードが利用できますが、屋台・市場では現金がやはり一般的です。ですので、タイ旅行では現金とクレジットカードの両方を持っていきましょう。盗難・紛失対策として現金は必ず分散しましょう。

服装・寺院マナー

タイの寺院での服装マナー

寺院は肩・膝が隠れる服装が基本です(短パンNG)。できれば無地の白や黒の上着が望ましいかもしれません。

タイでは屋外は暑く室内は冷房が強いので、体温調整できる薄手の長袖も必要です。靴は歩きやすさ最優先しましょう。サンダル派は踵固定タイプが疲れにくいです。

必携スマホアプリ

Grab:配車アプリ。流しのタクシーが不安な方には特に重宝

Googleマップ:街の地図、公共交通の乗換、経路の確認

翻訳アプリ:メニューの読解や会話の補助に

LINE:連絡手段として。普通にタイ国内でも使用できます

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タイ一人旅のおすすめモデルコース(バンコク)

タイ一人旅のおすすめモデルコース

限られた時間でのタイ旅行ですから、なるべく効果的に、疲れず旅行したいもの。そこでおすすめのバンコク一人旅モデルコースをご提案いたします。

王道タイ(バンコク)一人旅コース

1日目バンコクに到着(夕方)
ヤワラート(バンコクの中華街)で食事
2日目プラチナムファッションモールで観光で着る服を買いそろえる
モール内フードコートで昼食
カオサンロードへ移動
カオサンロードでナイトライフを楽しむ
3日目バンコク市内水上マーケットで観光
水上マーケット内でローカルフードを楽しむ
王宮観光
チャオプラヤ川沿いでライトアップされたワットポー眺めながらディナー
4日目チャトゥチャック市場で終日ショッピング。お土産等も買う
チャトチャック市場の屋内ショッピングモールで休憩&昼食
タイ料理が飽きてきた頃のディナーは和食
5日目最後の日は、巨大ショッピングモールMBKへ。最後のお土産を買うチャンス
ホテルでシャワーを浴び、空港へ(5日目もホテルを予約しておくと、出発直前までベッドもシャワーも利用できる)

タイ・バンコクでは、ショッピングや寺院巡りなど、伝統と最新を織り交ぜた観光が可能です。またバンコクには豊富なグルメスポットがあるのも魅力です。

しかしタイは暑いので、「1日にたくさん回ろう!」と考えるのは疲れの元です。多くても2スポットにし、昼は1か所、夜に1か所程度にし、疲れを抑えつつ旅行するのがベターでしょう。

参考:チャトチャック・ウィークエンドマーケット内マップ エリア別紹介 歩く際の注意点を解説

タイ・バンコク一人旅でもツアーに参加したほうがいい?

タイ・バンコク一人旅でもツアーに参加したほうがいい?

一人旅が初めての方や、バンコクが初めての方にとっては「ツアーに参加したほうが良いの?」と思うかもしれませんね。結論から言うと、ツアーへの参加 or NOは目的次第で使い分けしましょう

筆者としては、バンコクは寺院めぐりや水上マーケットが目的でなければ、ツアーなしでも十分だと思います。バンコク中心部の観光(王宮・ワットプラケオ、ワットポー、ワットアルン、アイコンサイアム、MBKなど)は、BTSやMRT、バス等の交通機関が整っているため、ツアーに参加しなくても個人で十分回れます。一方、移動が複雑で距離があったり、時間制約がある場合はツアーが強いです。

ツアーが向くケース

アユタヤ遺跡:寺院が点在するため、見て回るにはツアーが必須

水上マーケット・メークロン鉄道市場:郊外にあり乗継が面倒なためツアーがおすすめ

女性ひとりや家族連れ:不安な夜の移動や交渉事を減らしたいときに便利

テーマで体験:ムエタイ観戦の良席手配、チャオプラヤー遊覧ディナー、料理教室などは、事前予約型がスムーズ。

個人手配が向くケース

バンコク市内の主要な寺院巡り:BTS・MRT・バスで十分可能

ショッピング:同じく公共交通で十分可能

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その他タイ一人旅の疑問を解決

タイ一人旅の疑問を解決

タイを一人旅する際の移動の基本

人通りの少ない路地や深夜の徒歩での移動は避けましょう。バッグはファスナーを閉めて、背中ではなく前に抱え、スマホを見ながら歩かないこと。

航空券は時期で上下します(バンコク行き航空券の安い時期は?| 賢く航空券を購入するための完全ガイド)。基本的な移動はBTSやMRTであれば安心です。流しのタクシーはぼったくりの可能性もあるため、Grabで呼ぶかホテルにタクシーを配車してもらうと、金額で心配することはありません。

女性のタイ一人旅の安心ルール

女性一人旅でのバンコクは大変素敵です。最近では女子一人でバンコクに行く人は全く珍しくはありません。

ですが夜の移動やはり避けたほうが無難です。行くのであれば幹線道路沿い中心にしましょう。そして路地裏を歩くことは避けましょう。

服装は露出を控えめにし、斜め掛けバッグや小さめリュック、飲み物から目を離さないことが大切です(飲み物に何かを入れられる事例あり)。飲み物は徹底的に管理し、知らない人からの飲食は絶対に受け取らないようにしましょう。近年飲み物に何かを入れられる事案が多いです。

サロンやスパを利用する際は、価格が安過ぎる店は避け、評価が高い店から選ぶと安心です。

男一人旅でのタイ

今も昔も男子一人旅の出発点はタイのことが多いです。安い宿、安い食事、ナイトライフが揃っているため、タイは男子にとって過ごしやすい環境でしょう。

とはいえ外国で用心に越したことはありません。上の項目と同じように、斜め掛けバッグや小さめリュックから目を離さないように、前掛けにするのがおすすめです。そして、知らない人からの飲食は受け取らないようにしましょう

屋台のごはんは、お客の回転が速い店が美味しいことが多いです。ナイトスポットに遊びに行くときは客引きを相手にせず、値段交渉は最初にしましょう。高額現金を持ち歩かず、カードは必要分のみ携帯しましょう。

一人旅にタイかベトナム。どっちが向いている?

筆者の感覚では、費用重視ならベトナム、安心度ではタイです。食の好みも重要で、香草や辛味が好きかどうかでおすすめ出来るかどうかが分かれます。初めての一人旅ならまずタイで一人旅を経験し、次回以降にベトナムに挑戦する流れが良いかと思います。

タイは一人旅に最適・最高の国

タイは一人旅初心者にも、旅慣れた人にもおすすめの国です。初回はバンコクを旅行してみて、タイに慣れてきたらチェンマイやプーケットで、よりタイを深掘りするのも面白いかも。注意してほしいのが、女子は服装マナーと夜道を避けることと、渡された飲食物には絶対に手を付けないこと。男子も同じく。注意することを守ればタイ旅行は怖くありません。

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「旅と」は、海外旅行の楽しさとリアルを、生きた情報で伝えるメディアです。
海外旅行の注意点、生の情報、美しさや楽しさをわかりやすく紹介するとともに、
旅をより豊かにするアイテム、おすすめのクレジットカード、航空券の選び方もご提案します。

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あなたの「旅」の人生に寄り添い、あなたの人生の旅にひとつ、彩りを加える存在であれたらと考えています。

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FAR EAST TRADING代表、WEBマーケティング事業・宿泊事業を運営。20年間で23か国をビジネスや旅行で巡り、その際に得た旅行の知識、旅行関連グッズ、クレジットカードを使ってのラウンジ活用法等をサイトで発信しています。

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