ベトナム航空の機内持ち込み・預け手荷物の規定について | わかりやすく解説

ベトナム旅行の際に必ずと言っていいほど利用するのがベトナム航空。
フルキャリアですが比較的リーズナブルな価格帯であり、日本では得に成田ーホーチミン線が人気がありますね。
ベトナム航空は路線や運賃タイプで手荷物の規定が変わるため、それを知らずに超過料金を取られてしまうケースが多々あります。
今回は、ベトナム航空機内持ち込み・受託(預け入れ)手荷物の規定をはじめ、搭乗の際の注意点、重量オーバー対策まで解説します。
ベトナム航空を利用する際には、是非参考にしてくださいね。
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ベトナム航空機内持ち込み手荷物規定

それでは、ベトナム航空機内持ち込み手荷物の規定を、一つずつ確認していきましょう。
航空機内持ち込みできる荷物は何個まで?
ベトナム航空機内には、1個のキャビンバッグ(メインの手荷物)と、1個の身の回り品の持ち込みが可能です。
「身の回り品」とは、以下のような荷物のことを指します。
機内持ち込み手荷物のサイズは何センチまで?
ベトナム航空では機内持ち込み手荷物は、下記のサイズに収める必要があります。
機内に持ち込める手荷物は何キロまで?
ベトナム航空で機内に持ち込める手荷物の重量は以下の通りです。
これ以上の重量の荷物を持ち込んだ場合、超過料金を請求される恐れがあります。
もし重量が超過した場合は、中身を分散させるなどしましょう。
ビジネスクラスの場合
ビジネスクラスでは、規定に若干の違いがあります。
エコノミークラスと同じく、重量やサイズの超過は追加料金の対象となりますので注意しましょう。
ベトナム航空機内持ち込み手荷物:禁止事項
機内への持ち込みが禁止されているもの
以下の物品は、機内持ち込みができませんので注意しましょう。
カミソリはT字型に限り持ち込み可
持ち込みの頻度が高い刃物がカミソリですが、T字カミソリや使い捨てカミソリは持ち込みが可能です。
むき出しの状態のカミソリ、T字ではないカミソリ、折り畳み式のカミソリの持ち込みはできません。
リチウム電池搭載機器の持ち込みに関する規定
ベトナム航空ではリチウム電池搭載の電子機器やモバイルバッテリーの持ち込みについて、細かく規定があります。
特に、ベトナム航空では160 kwを超えるモバイルバッテリーは持ち込みが禁止されている点には注意が必要です。
搭乗前までに、持ち込むバッテリーの容量やバッテリー搭載機器を確認しておきましょう。
バッテリー搭載機器の種類 | Wh容量 | 機内持込み | 預け入れ | 備考 |
---|---|---|---|---|
スマホ・ノートPC内蔵のバッテリー | ~100Wh | ◯ | ◯ | ・通常のスマホやPC ・預け入れする際はバッテリーを抜いておくこと |
モバイルバッテリー | ~100Wh | ◯ | × | ・機内持込限定 ・預け入れは禁止 |
モバイルバッテリー | 100Whを超えるもの | ◯(最大2個まで) | × | ・事前申告がおすすめ |
モバイルバッテリー | 160Wh超 | × | × | ・預け入れ・機内持ち込み不可 |
電動車椅子(リチウム) | ~300Wh | ◯ | ◯ | ・事前連絡が必要 |
電動車椅子(リチウム)予備電池 | 300Wh超 | × | × |
マレーシア航空では機内でのモバイルバッテリーの使用は禁止
ベトナム航空では、機内でのモバイルバッテリーの使用・充電が禁止されています。
ちなみに、モバイルバッテリーは受託手荷物には入れられず、機内持ち込みでのみ持ち込む必要がありますので、注意しましょう。
ライターの機内持ち込みについて
ライターは一人一個まで持ち込みが許可されており、必ず機内持ち込みにし、預け手荷物にしないよう注意する必要があります。
ライターに関しては以下の表のように定められています。
種類・内容 | 機内持込(携帯) | 預け入れ荷物 | 備考 |
---|---|---|---|
使い捨てのガスライター | ◯(一人1個まで) | × | |
ZIPPOなどの吸収剤(綿)が入っているオイルライター | ◯(一人1個まで) | × | |
吸収剤(綿)の入っていないオイルライター | × | × | 燃料漏れの観点から禁止 |
ターボライター | × | × | 禁止 |
補充用ガス・オイル | × | × | 禁止 |
2個以上のライター | × | × |
路線によってはライターの飛行機への持ち込み自体が禁止されている路線もあり、運悪く没収される場合があります。
ですので、高価なライターは出来るだけ持って行かないことをお勧めします。
ベトナム航空:おすすめの機内持ち込みアイテム
フリクエンター FREQUENTER リエーヴェ LIEVE Sサイズ
創業200年のエンドー鞄の力作。
ケースを広げなくても、スマートに開く。
駅や空港などで、ケースを大きく広げて開ける事なく、スマートに前ポケットの開閉が可能です。
また、前ポケット内部のファスナーにより、後方のメインルームにも通じる事が可能。
フリクエンター史上、最も軽いスーツケース。子供でも女性でも重量負担を軽減し、ストレスなく持ち運べます。
まるで浮いてるかのような静かな走行音。
周囲への配慮で気分がラクになる世界一の静粛性を誇る特殊構造タイヤ搭載。
Kanana Project カナナプロジェクト リュック
旅の達人・竹内海南江さんの想いをカタチにしたバッグシリーズ
颯爽と街を歩く“カジュアルスマート”をコンセプトにした、ナチュラルテイストの軽量バッグです。
スタイリッシュで落ち着いた印象のマットでシャリ感のある素材に、光が当たるときらりと輝くパール感のある牛革をポイントにあしらったことで
カジュアルさがありりつつも、上品なデザインに仕上げています。
シンプルでミニマルなデザインなので、シーンやコーディネートを選ばず、デイリーユースにもご旅行にも対応できる万能アイテムです。
マンハッタンポーテージ JALオリジナル クロスボディバック
L.L.Bean ボート・アンド・トート・バッグ
ベトナム航空の預け荷物(受諾手荷物)の規定
この項目では、ベトナム航空の受諾手荷物(預け荷物)のルールを、わかりやすく解説します。
重量制適用路線(アジア・ヨーロッパ・中東・アフリカ)
ベトナム航空の日本発着の路線では重量制が採用されています。
クラス | 無料受託手荷物 |
---|---|
エコノミークラス | 23kgまで(1人1個) |
プレミアムエコノミー | 23kg(2個) |
ビジネスクラス | 32kg (2個) |
-
重量制・ピース制(個数制)とは?
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各航空会社の受諾手荷物規定では「重量制」「ピース制(個数制)」を採用しています。
重量制は荷物の個数に関係なく、荷物の総重量で預けられます。
ベトナム航空の中東、ヨーロッパ、日本、アジア、アフリカ、ロシアへの路線では「重量制」が採用されています。
ピース制(個数制)では預けられる荷物の個数が決まっており、個数ごとに重量制限が設けられています。
ピース制は主にアメリカ大陸で採用されています。
ピース制(個数制)路線(アメリカ大陸)
クラス | 個数 | 重量 |
---|---|---|
エコノミー | 2個 | 各23kgまで |
ビジネスクラス | 2個 | 各32kgまで |
預け荷物にもサイズ制限あり
預け手荷物のサイズは、全ての荷物の長さを合わせて158cm(縦+横+高さ)以内にする必要があります。
ベトナム航空:受諾手荷物おすすめアイテム
ACE エース ソフトキャリー ロックペイントSS
9-10泊以上の旅に最適のソフトスーツケースで、ホームステイや家族旅行にも役立ちます。
たっぷりした奥行きがあり、高い収納力があります。
ふたは横開きタイプで、裏側のメッシュポケットには小物類の整理収納ができ、
前ポケット内部はペンや手帳など、さまざまな小物を収納できるオーガナイザー仕様です。
軽量かつ丈夫な素材で、耐久性と軽量性を両立しました。
ACE オーバル 90L/111L
10泊以上の旅行や出張、ホームステイなどの長期滞在に適したサイズの、ジッパータイプのスーツケースです。
荷物の量に応じてサイズを変更可能な「エキスパンダブル機能」を搭載。
マチ幅が5cmアップするので、行きは必要最小限の荷物を入れて、帰りは荷物をたっぷり詰め込むというような使い分けも自由自在。
流線型のリブデザインで、美しさと強度を兼ね備えたボディには、衝撃に強く耐久性に優れたABS混合樹脂を採用。表面には細かな凹凸のシボ加工を施し、キズが目立ちにくい仕様です。
キャスターは凹凸のある道でも安定した走行が可能な双輪キャスタータイプ。
旅行において気になるセキュリティ面は、カギの持ち歩きが不要なダイヤル式のTS LOCKを採用。
Samsonite サムソナイト C-LITE スピナー75
サムソナイトはアメリカのスーツケースやバッグのブランドで、頑丈で高品質な製品を開発し、世界シェアNo.1を誇っています
貝殻にインスパイアされたアイコニックなデザイン。
超軽量かつ驚くほどの耐久性を誇るCurv素材。
海外旅行や長期の出張など、1週間以上の旅に最適な75cm。
ベトナム航空は機内持ち込み手荷物・預け荷物のルールに厳しい?
手荷物が規定の重量をオーバーしたまま、チェックインしてしまうことはよくありますが、ベトナム航空は手荷物の重量について厳しいのでしょうか?
筆者の利用した感覚でお伝えします。
ベトナム航空は手荷物のサイズ・重量超過には厳しい
筆者が利用したときは、サイズや重量に気を付けていたため、超過はありませんでしたが、サイズも重量もしっかりと計測していました。
特に、ベトナム航空だけではありませんが、機内持ち込みのサイズや重さには、最近は厳しくなってきた印象があります。
機内持ち込み荷物が少し大きかったり重めだったりすると、「計測された」「追加料金を請求された」という声もあるようです。
係員による荷物のチェックは確実に行われる、と考えておいたほうが良いでしょう。
超過料金はかなり高額ですので、サイズと重量を超過しないよう、しっかりと気を付けて荷物の準備をしましょう。
ポータブルスケールを持参しよう
行きや帰りの飛行機に乗る前に、荷物の重量を計ることをおすすめします。
特に、帰りの飛行機では荷物が増えることも予想されるので、ポータブルスケールを持参していきましょう。
荷物のサイズもしっかりチェックしよう
重量だけでなく、荷物のサイズも必ずチェックしましょう。
サイズ計測の際には、スーツケースのキャスター部分も含めて長さを計測しましょう。
重量やサイズが超過しないためのヒント
ベトナム航空機内持ち込み・受諾手荷物の規定:まとめ
今回の記事では、ベトナム航空の手荷物規定について解説していきました。
ベトナム航空を利用する際は荷物規定をしっかりと理解し、うっかり無駄な費用を払うことのないように荷物の準備をし、トラブルのない楽しい旅をしましょう。
「旅とあなた」。旅をもっと自由に。
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「旅と」は、海外旅行の楽しさとリアルを、生きた情報で伝えるメディアです。
海外旅行の注意点、生の情報、美しさや楽しさをわかりやすく紹介し、
旅をより豊かにするアイテムや航空券の選び方もご提案します。
「旅と暮らし」「旅と人生」「旅と・・あなた」。
あなたの「旅」の人生に寄り添い、あなたの人生の旅にひとつ、彩りを加える存在であれたらと考えています。
著者の紹介:
FAR EAST TRADING代表、WEBマーケティング事業・宿泊事業を運営。20年間で23か国をビジネスや旅行で巡る。英語でのコミュニケーションが可能。旅の経験と輸入の知識を元に、ブログでの情報発信やユニークな商品を日本に紹介しています。
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