カンタス航空の手荷物規定 | 機内持ち込み 預け荷物規定ガイド

2025年10月3日

カンタス航空の機内持ち込み、受託手荷物(預け荷物)ルール

オーストラリアへの旅行でよく利用される航空会社として、なじみ深いのがカンタス航空です。

総合的にサービスが良く、世界的な評価も高いカンタス航空ですが、近年は世界的に手荷物規定が厳しくなっており、カンタス航空でも同様に注意が必要です。

今回は、カンタス航空の機内持ち込み手荷物と預け荷物(受託手荷物)の規定をご紹介します。旅行前の不安や当日のトラブル解消に、ぜひ役立ててください。

カンタスの手荷物ルール早見表

機内持ち込み(国際線・オーストラリア国内線)

機内持ち込み手荷物は合計14kgまで、各荷物の重量上限は10kgまでです。

代表的な組み合わせは、「小型2個(各48×34×23cm)」または「小型1個+非硬質のバッグ1個」です。非硬質のバッグは114×60×11cmまで認められています。いずれの組み合わせでも、合計14kg以内かつ各荷物10kg以下という2つの条件を同時に満たす必要があります。

カンタス航空の機内持ち込み手荷物規定

  • 合計重量:14kgまで
  • 各荷物の重量上限:10kgまで
  • 1個の手荷物サイズ上限:48×34×23cmまで

※非硬質のバッグ(ソフトスーツケースやリュックなど)に限り、114×60×11cmまで可

子連れ(乳幼児・子ども)

子どもの場合、基本的に手荷物許容量は大人と同等です。乳幼児については、折りたたみベビーカー、ベビーシート、バシネットなどの乳幼児アイテムに関する扱いがあり、路線によって持ち込み・預けの可否や個数の規定が異なります。

楽器・スポーツ用品

小型楽器は機内持ち込み可能ですが、上限は7kgです。超える場合は、座席購入または受託手荷物として対応しましょう。スポーツ用品は品目ごとに扱いが異なるため、公式ページの確認が必要です。

危険物・リチウム電池

160Whを超えるリチウム電池は、旅客手荷物として持ち込みできません。また、リチウム電池搭載電子機器は合計15個までなど、細かな規定があります。

手荷物トラッキング

カンタス航空では、Qantasアプリの「Track my bags」で受託荷物の追跡が可能です。

カンタス航空の機内持ち込み手荷物について

カンタス航空の機内持ち込み手荷物について

カンタスの機内持ち込みで最も誤解が多いのが、「合計14kg」と「各10kg上限」の2段階の規制です。

たとえば、小型2個を持ち込む場合は2個の合計が14kgまでですが、1個あたり10kgを超えることはできません。つまり、1個だけで14kgある手荷物は持ち込めないため注意が必要です。

サイズは代表例として、1個あたり48×34×23cmが示されています。また、非硬質バッグ(ソフトスーツケースなど)は特例で114×60×11cmまでの持ち込みが認められています。

関連:機内持ち込みできるスーツケースは何リットルくらい?容量の目安と選び方

ポイント

混雑期や満席に近い便では、搭乗ゲートで重量やサイズの確認が厳しくなりやすいため、軽量化や分散収納を意識しておくのがおすすめです。

機内持ち込み禁止品について

機内持ち込みでは、サイズや重量だけでなく、危険物規定にも注意が必要です。

下記に主な持ち込み禁止品目を表にまとめました。迷った場合は、カンタス航空の危険物ページで品目別に確認してから荷造りをしましょう。

出典:カンタス航空:危険物

品目機内持込受託重要ポイント
リチウム電池搭載品可(条件あり)不可160Wh超は不可。100〜160Whは申告が必要。個数制限あり。
スマートバッグ可(条件あり)可(条件あり)取り外せない電池は不可。受託する場合は電池を取り外す必要あり。
電子タバコ可(条件あり)不可機内使用・充電は禁止。誤作動防止が必要。
ライター・マッチ不可不可安全マッチや使い捨てライター等も原則不可。
エアゾール(スプレー)内容物や数量によって制限あり。可燃性・業務用は不可の場合が多い。
漂白剤・洗浄剤・ガスボンベ類不可不可可燃性・加圧ガスは危険物として禁止。
医療用バッテリー可(条件あり)可(条件あり)予備電池は300Wh×1個または160Wh×2個まで。事前確認推奨。
小型楽器可(条件あり)機内持ち込みは7kgまで。超過時は座席購入または受託で対応。

カンタス航空では、危険物の持ち込みについて申請フォームも用意されています。

危険物の持ち込みを検討する場合は、まず問い合わせをしましょう。出典:カンタス航空:危険物の許可申請フォーム

カンタス航空の受託(預け)手荷物について

重量制と個数制について

カンタス航空の受託手荷物について

カンタスの受託手荷物は、路線やクラス、会員ステータスなどによって、重量制または個数制のどちらかが適用されます。個数制は主に北米・南米・オーストラリアを含む路線で適用されます。

どちらの体系でも共通しているのは、1個あたり32kgを超える受託手荷物は不可という点です。荷物を預ける際は、32kgを超えないように重量配分をしておくことが重要です。

細かな受託手荷物規定は、お預け手荷物 | カンタス航空をご覧ください。

補足

長距離でお土産が増えやすい旅程では、往路から軽量スーツケースを前提に準備しておくと、復路の超過料金回避につながります。

重量制・ピース制(個数制)とは?

各航空会社の受託手荷物規定では、「重量制」と「ピース制(個数制)」のどちらかが採用されています。

重量制は、荷物の個数に関係なく総重量の範囲内で預けられる方式です。カンタス航空では、中東、ヨーロッパ、日本、アジア、アフリカ、ロシアへの路線で重量制が採用されています。

ピース制(個数制)は、預けられる荷物の個数が決まっており、各個数ごとに重量制限が設けられている方式です。主にアメリカ大陸や南アメリカ方面で採用されています。

超過手荷物料金の空港支払いは割高

カンタスでは、追加手荷物をオンラインで事前購入できます。

国際線(南北米除く)では、最大100kgまでを5kg・10kg・15kg・25kg・35kg単位で購入できるようになっています。また、空港での超過支払いは割高であることが公式にも明記されているため、できるだけ出発前に必要量を見極めて購入しておくほうがコスト面で有利です。

ポイント

荷物が増えるかどうか読みにくい場合でも、必要分を事前購入しておくことで、空港での高額な超過料金を避けやすくなります。

子連れ・乳幼児の手荷物、ベビーカーに関する注意

子どもの受託手荷物・機内持ち込みは、基本的に大人と同等です。

乳幼児については、折りたたみベビーカーやベビーシートなどの乳幼児アイテムに関する特則があり、目的地によって条件が異なります。路線によってはゲート預けとなる場合もあるため、折りたたみ可否やサイズ条件を事前に確認し、早めに保安検査と搭乗口へ向かうようにしましょう。

楽器・大型手荷物:7kgルール/座席購入という選択肢

小型楽器は機内持ち込み可能ですが、7kgが上限で、寸法制限もあります。オーバーする場合は、座席の購入または受託手荷物で対応します。

カンタス航空の機内持ち込み、預け荷物に関する注意点

リチウム電池のWhワット量を把握すること

電池は、最も没収や拒否が起こりやすい物品の一つです。

カンタス航空では、160Whを超えるリチウム電池は旅客手荷物として持ち込みできません。

100〜160Whの電池を持ち込む場合は2個までなどの上限があり、リチウム電池搭載電子機器も合計15個までなど、細かな制限があります。さらに、リチウム電池搭載機器を預ける場合はバッテリーを取り外す必要があるなど、扱いはかなり厳密です。

下記の表は、電池のWh数と機内持ち込み可否の目安です。

電池の定格量持ち込みの可否事前問い合わせ
100Whまで可能不要
100Wh超〜160Wh可能要問合せ
160Wh超不可

コードシェア・他社運航・機材差異への備え

旅程にカンタス航空以外の便が含まれる場合は、乗継区間で機内持ち込みや受託手荷物のサイズ・重量が変わることに注意しましょう。自分の予約に紐づく手荷物許容量でも、他社便では持ち込めない場合があります。

特に地域路線のプロペラ機などは頭上収納棚が小さく、標準サイズの荷物でも搭乗口で預け入れになることがあります。

カンタス航空の手荷物に関するQ&A

機内持ち込みは7kgまで?

いいえ。機内持ち込み手荷物は合計14kg、各荷物10kgまでです。7kgという数字は、小型楽器に適用される上限です。

ハードスーツケースは特別扱い?

非硬質のバッグには114×60×11cmまでという特則があります。一方、通常の小型手荷物は1個あたり48×34×23cmが基準です。いずれの場合も、合計14kg、各荷物10kgまでという重量条件は変わりません。

空港で超過料金を払えばいい?

空港での超過料金支払いは割高になりやすいため、できるだけオンラインでの事前購入がおすすめです。購入可能な締切時間もあるため、早めに確認しておきましょう。

カンタス航空の手荷物規定を理解して楽しいフライトを

カンタスの手荷物ルールでは、機内持ち込み手荷物の合計重量14kgと、各荷物10kgまでという点をしっかり区別して理解しておくことが大切です。

受託手荷物では、1個あたり32kgまでという上限や、路線ごとの重量制・個数制の違いを把握しておきましょう。超過しそうな場合は、オンラインでの事前購入が重要です。

乳幼児アイテムや電池類など、検査場で止められやすい項目については、出発前に公式ページで最終確認しておくと安心です。これらを押さえておけば、当日の不安もかなり減らせるはずです。安全で快適なフライトをお楽しみください。

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  • この記事を書いた人

福島豊

生涯バックパッカー。FAR EAST TRADING代表。Webメディア「FlyNavi」と、北海道で宿泊施設を運営。 過去に23か国めぐり、人生の大切なことの大半を旅から学んだ経験から、 好奇心旺盛な日本人に向けて、旅のサポートとして航空会社情報や旅行グッズの紹介しています。国家資格・総合旅行業務取扱管理者保有。 「人生を豊かにするのは旅」がモットー。

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