カバンを二つ機内持ち込みは可能? | 押さえておきたいコツとルール

「カバンって何個持ち込めるんだっけ?」飛行機に乗るとき、こんな疑問が浮かんだことはありませんか?
リュックとハンドバッグのような、2つのカバンを持ち込む場合、航空会社によって規定が変わることがあります。
この記事では、皆様がトラブルなく旅行ができるよう、機内持ち込み手荷物について解説していきます。
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著者について:
FAR EAST TRADING代表、WEBマーケティング事業・宿泊事業を運営。20年間で23か国をビジネスや旅行で巡る。旅の経験と輸入の知識を元に、ブログでの情報発信やユニークな商品を日本に紹介しています。
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ところで航空会社における「手荷物」とは?

まず、航空会社における「手荷物」についておさらいしておきましょう。
機内持ち込み手荷物と受託手荷物(預け手荷物)
航空会社が扱う旅客の手荷物には、機内持ち込み手荷物、受託手荷物(預け手荷物)があります。
両者は混同するとトラブルに繋がるため、しっかりと区別をしておきましょう。
機内持ち込みできる荷物とは?
多くの航空会社では「手荷物1個+身の回り品1個」の持ち込みが可能になっています。この「手荷物」とは大きなメインバッグのことであり、航空会社により呼び方は様々ですが、ここでは「手荷物」と呼びます。
身の回り品の定義と数え方
身の回り品とは、座席下に収まる小さめのバッグ類(ハンドバッグ・小型ショルダー・PCバッグ・小型リュック等)を指します。
私物の上着や折りたたみ傘は身の回り品扱いしない航空会社もありますが、荷物や土産袋・免税品は含むと明記する会社が多いです。ルールは会社ごとに異なるため、最終的な判断は航空会社の公式ページで確認しましょう
国内線と国際線の機内持ち込みルールについて

各航空会社とも、機内持ち込み手荷物ルールは、国内線と国際線でほぼ共通しています。下の項目では、国内線と国際線の手荷物ルールをまとめて解説しています。
JALやANAなど大手キャリアの機内持ち込みルール
日本の大手航空会社(JAL、ANA)は、機内に「1個の手荷物+身の回り品」の持ち込みを許可しています。例えば、ANAでは機内に持ち込む手荷物について、以下のルールがあります。
また、手回り品のサイズに関しては、明確なサイズ上限が設けられていません。これはどの航空会社も同じですが、以下のルールを守る必要があります。
持ち込む手荷物が合計10kg以上になると重量超過になり、搭乗口で預け入れに回される可能性があります。サイズオーバーの場合も同様に預け入れに回される可能性がありますので注意しましょう。
LCC(格安航空会社)の機内持ち込みルール
エアアジアやジェットスターなどのLCC(格安航空会社)では、フラッグキャリアより若干、規定が厳しくなっていることがほとんどです。
以下に例として、エアアジアの機内持ち込み手荷物の規定をご紹介します。各LCCとも規定はほぼ同じですが、各LCCごとに若干のルールの違いがあるため、搭乗前にルールの確認は必要です。
身の回り品に関しては、上の項目のフラッグキャリアの場合よりも厳密である必要があります。
LCCの場合、少しでもサイズ超過、重量超過すると、追加料金のかかる受託手荷物扱いになる可能性があるため、機内持ち込みのルールにしっかり沿う必要があります。
結局、機内へカバンを二つ持ち込むことは可能?
では結局、飛行機内へカバンを二つ持ち込むことは可能なのでしょうか?下記に筆者の見解を解説します。
カバンを二つ持ち込む、実際は・・
各航空会社とも、「手荷物1個+身の回り品1個」という規定は確かに存在していますが、感覚としては「あまりに規定をオーバーしていなければ、大丈夫」という印象です。
つまり、大きなカバン二つは絶対にNGですが、「カバン+お土産+小さいハンドバッグ」はおそらくOKということです。
カバンを2つ機内へ持ち込むために
それほど厳しくはないと解説しましたが、実際これはかなりグレーであり、場合によっては一つは、手荷物チェック時に受託手荷物扱いになるかもしれません。
カバンを2つ持ち込んだ場合、受託手荷物扱いにならないためのバッグの組み合わせを、下記にまとめました。
次のような組み合わせはOK
・リュック + 小さめショルダーバッグ
・小型スーツケース + ノートパソコンバッグ
カバンを2つ持ち込む際は、以下の点に注意しましょう。
また、下記はカバンを2つ持ち込む際のアドバイスです。
・LCCは特に厳格なので、できるだけ1つにまとめたほうが無難
・2つとも明らかにサイズが大きのはNG
・搭乗前にサイズを計るのが安全
おすすめは搭乗前にサイズを計測することです。あらかじめサイズを計測しておくことで、心配を解消できますし、荷物の分散も可能です。
機内持ち込み手荷物を厳しく見られるのはどの場面?
チェックインカウンター、搭乗ゲート、またはセキュリティチェック時に、機内持ち込み手荷物のサイズや重量を最も厳しく見られます。
特にLCCの場合は荷物の重量や数をしっかりチェックしているので、バレないだろうと過信しないようにしましょう。
機内持ち込み可能なスーツケースのご紹介
フリクエンター FREQUENTER リエーヴェ LIEVE Sサイズ
創業200年のエンドー鞄の力作。ケースを広げなくても、スマートに開く。駅や空港などで、ケースを大きく広げて開ける事なく、スマートに前ポケットの開閉が可能です。
フリクエンター史上、最も軽いスーツケース。子供でも女性でも重量負担を軽減し、ストレスなく持ち運べます。周囲への配慮で気分がラクになる世界一の静粛性を誇る特殊構造タイヤ搭載。
エース ACE クレスタ
1940年創業の日本のバッグメーカー、エース株式会社から誕生したブランド。
エース社が創業以来培ってきた鞄づくりの経験とノウハウを活かした、日本ブランドならではの美意識や心づかいを感じさせる、使いやすく高品質なモノづくりが特徴です。
ゼロハリバートン スーツケース Classic Aluminum 3.0
1946 年に誕生した伝統的なダブルリブデザインを最も美しく表現するアルミニウム製ラゲージ。キャスター、ハンドルのデザインを一新したアルミ製スーツケースの伝統と革新の新シリーズ。
出張や2~3日の旅行向け。国際線、国内線100席以上の航空機に対応します。
LOJEL ロジェール CUBO-REFRESH
旅行をもっと楽に。Cubo Carry-On のフロント コンパートメントには、ノートパソコン、充電器、書類、その他の日常の持ち物をすべて快適に収納できます。磁気によって開け閉めが簡単にできるので、外出先でも簡単に荷物の出し入れができます。
ビジネスやお出かけ(あるいはその両方)に適した流行を問わずに使えるスタイルとなっています。
デルセー シャトレエア 38L
DELSEY (デルセー)の人気モデルCHATELET(シャトレー)シリーズ。
レザー調をほどこしたエレガントなデザイン。エンボス加工によりキズ汚れに強く、高品質ポリカーボネートにより衝撃に強いボディ。4輪ダブルホイール自由自在な安定した走行。高級感のある内装は、機能的に配置されたメッシュポケットと収納ポーチでより収納性を高めています。
フランスブランドらしい美しい外観と、実用性を重視した機能的な仕様となっており、あなたの旅はより快適かつ豊かなものとなるでしょう。
カバンを二つ持ち込む際の小技集
サイズと重量の測り方
重量は「2個の合計」で見られます。
ラゲッジスケールで2個まとめて量り、PCや充電器など重い小物も含めて合算7kg(または10kg)を超えないように調整しましょう。
サイズは外寸で判定します。取っ手・ポケット・キャスター込みで55×40×25cm(3辺115cm)に収まっているかを出発前にチェックしましょう。身の回り品は座席下に入ることが必要です。
LCCの「7kgまで」対策
LCCでは「メインバッグ1+身の回り品1の計2個、合計7kg」が基本です。
免税品・土産袋も含むと、現実的に7kgのハードルは高めです。LCCの中には+7kgできる有料オプションがあり、2個合計14kgまで拡張できるプランが用意されていることがあります。
受託に回すより総額が下がることがあるので、拡張するか受託するかを事前に比較しましょう。
当日オーバーになったら?
保安検査後でも、搭乗口で再計量、サイズ確認されることがあります。
規定超過が見つかるとその場で受託扱い+当日料金になり、高い料金を背給されます。特にLCCは厳しいので、前日までに重さの逃し方を決めておきましょう。
カバンを二つ機内に持ち込む際は航空会社の規定の確認を
二つのカバンの機内持ち込みを考えている場合は、利用する航空会社のサイトで最新情報をチェックしましょう。
また、荷物の詰め方を工夫したり、どうしても荷物が多ければ追加料金を支払って、受託手荷物扱いにするオプションを活用するなど柔軟に対応し、無理のないフライトにしましょう。
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FAR EAST TRADING代表、WEBマーケティング事業・宿泊事業を運営。20年間で23か国をビジネスや旅行で巡る。英語でのコミュニケーションが可能。旅の経験と輸入の知識を元に、ブログでの情報発信やユニークな商品を日本に紹介しています。
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