エアアジアとは?特徴や安全性を徹底調査!乗る前に知るべきポイント
今回はアジアを代表する格安航空会社(LCC)、エアアジアについて詳しくご紹介します。
この記事では、エアアジアの概要や特徴を、旅行者としての筆者の経験に基づいたアドバイスをお伝えします。
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エアアジア(AirAsia)の概要
まずはエアアジアの概要についてご紹介していきます。
エアアジアはどこの国の航空会社?

エアアジア(AirAsia)は、マレーシアで設立された格安航空会社です。
設立以来、急速に成長を遂げ、現在ではアジア最大のLCCとなっています。
エアアジアの概要
正式名称:AirAsia Berhad(エアアジア・ブルハド)
設立:1993年
2レターコード:
エアアジア:AK
タイ・エアアジア:FD
インドネシア・エアアジア:QZ
フィリピン・エアアジア:Z2
本拠地:マレーシア・クアラルンプール国際空港(KLIA2)
主要拠点:
タイ(タイ・エアアジア):バンコク・ドンムアン空港(DMK)
インドネシア(インドネシア・エアアジア):ジャカルタ・スカルノハッタ国際空港(CGK)
フィリピン(フィリピン・エアアジア):マニラ・ニノイ・アキノ国際空港(MNL)
保有機材:
エアバス A320-200:180席(短距離~中距離路線専用)
エアバス A320neo:186席(短距離~中距離路線専用)
エアバス A321neo:236席(中距離~長距離路線専用)
エアバス A321-200/P2F:貨物専用
スローガン:「Now Everyone Can Fly(今、誰もが飛べる)」
エアアジアグループは複数の子会社を持ち、それぞれが異なる地域や路線をカバーしています。
主な子会社には以下があります。
エアアジアの子会社一覧
エアアジア(AK):マレーシアを拠点とし、主に国内線と近距離国際線を運航
エアアジアX(D7):マレーシアを拠点とし、長距離国際線を運航
タイ・エアアジア(FD):タイを拠点とする子会社
タイ・エアアジアX(XJ):タイを拠点とし、長距離国際線を運航
インドネシア・エアアジア(QZ):インドネシアを拠点とする子会社
フィリピン・エアアジア(Z2):フィリピンを拠点とする子会社
エアアジアは、2023年の🔗「ワールド・トラベル・アワード」において、「ワールド・リーディング・ローコスト・エアライン」賞を11年連続で受するなど、
その品質と人気は世界的に認められています。
エアアジアが加入するアライアンスは?
エアアジアはアライアンス(航空連合)には加入していません。
エアアジアは LCC(ローコストキャリア)であり、アライアンスに加入するとコストが増えるため、低コストかつ独自の運営を重視しています。
その替わりにエアアジアは、独自のエアアジア・グループでネットワークを構築し、
乗り継ぎの自由度を確保するなど工夫をしています。
日本におけるエアアジア「エアアジア・ジャパン」とは?

エアアジアは2011年8月に全日本空輸(ANA)と提携し、2012年8月にエアアジア・ジャパンを設立して日本市場に参入しましたが、2013年に提携が解消。
エアアジア・ジャパンはバニラ・エアへと社名変更して運航を継続しました。
その後、エアアジアは2014年7月に新たなエアアジア・ジャパンを設立し、
2017年10月29日に中部国際空港(セントレア)を拠点として運航を開始しました。
しかし、新型コロナウイルスの影響により2020年4月から全便運休となり、同年12月5日にエアアジア・ジャパンは事業を廃止しました。
現在、日本への便はエアアジアグループの他の航空会社が就航しています。
エアアジアの航空会社としての特徴
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1.低価格な運賃.広範囲な路線
エアアジアの最大の特徴は、その低価格な運賃です。
基本運賃には必要最小限のサービスのみが含まれており、追加サービスは有料となっています。
これにより、旅行者は自分のニーズに合わせてサービスを選択し、コストを抑えることができます。
2.広範囲の就航路線
エアアジアグループは、アジアや太平洋地域を中心に130以上の目的地に就航しています。
2025年時点のエアアジアの主な就航路線
羽田、成田、関空、セントレア(名古屋)、ハワイ、バンコク、マニラ、台北、ジャカルタ、ホーチミン、広州、上海、シドニーなど
日本からは、東京(成田・羽田)、大阪(関西)、名古屋(中部)、札幌(新千歳)などの主要空港から直行便が運航されています。
3.日本に就航しているエアアジア便
2025年の時点で、以下のエアアジア便が日本に就航しています。
日本に就航している主なエアアジア便
クアラルンプール(KUL)⇄ 東京・羽田(HND)ターミナル3
D7522(KUL → HND)
D7523(HND → KUL)
バンコク・ドンムアン(DMK)⇄ 東京・成田(NRT)第2ターミナル
XJ600(DMK → NRT)
XJ601(NRT → DMK)
バンコク・ドンムアン(DMK)⇄ 大阪・関西(KIX)
XJ612(DMK → KIX)
XJ613(KIX → DMK)
マニラ(MNL)⇄ 東京・成田(NRT)
Z2190(MNL → NRT)
Z2191(NRT → MNL)
マニラ(MNL)⇄ 大阪・関西(KIX)
Z2192(MNL → KIX)
Z2193(KIX → MNL)
4.機内食、飲み物、ブランケットは有料
エアアジアの機内サービスは基本的に有料です。
機内食、飲み物、ブランケットなどは追加料金で購入できます。
5.座席指定、荷物預けは有料
座席指定、手荷物預けも有料です。
航空券予約時に一緒に予約するとお得です。
6.エアアジアではマイルの替わりにポイントプログラムが
エアアジアには、マイルではなく「エアアジアポイント」というポイントプログラムがあります。
航空券の購入や提携企業の利用でポイントが貯まり、特典航空券や追加サービスと交換できます。
7.プレミアムフラットベッド

エアアジア独自のサービスとして、プレミアムフラットベッドが用意されています。
プレミアムフラットベッドとは、エアアジアの長距離路線(東京~クアラルンプール線など)で提供されている、フルキャリアで言うビジネスクラス相当の座席で、
フルリクライニングシートのほか、受諾手荷物40kg分、機内食、優先搭乗等が無料となっています。
プレミアムフラットベッドは、AirAsia MOVEのウェブサイトやアプリで予約できます。
8.エアアジアのCAは制服が特徴的

エアアジアと言えば、CAの赤いタイトなシルエットの制服が印象的です。
エアアジアは他の航空会社と差別化するために、若々しいブランドイメージを前面に打ち出しています。
その一環として、CAの制服も「魅力的でエネルギッシュ」な印象を与えるものにデザインされています。
また、フレンドリーで親しみやすい接客を提供することも目的としています。
エアアジアの利用方法

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1.航空券の予約
エアアジアの航空券は、🔗公式ウェブサイトやスマートフォンアプリ「AirAsia MOVE」から予約できます。
予約時には以下の点に注意しましょう。
エアアジア予約時の注意点
・セールやプロモーションをチェックする
・運賃の内訳を確認する(基本運賃、税金、手数料など)
・追加サービス(手荷物、座席指定、機内食など)の必要性を検討する
2.チェックイン
エアアジアでは、オンラインチェックインを推奨しています。
出発の14日前から1時間前まで可能です。
空港でのチェックインは有料の場合があるので注意が必要です。
3..手荷物
エアアジアの手荷物ルールは以下の通りです。
4.座席指定
座席指定は有料サービスです。
快適性を望む場合は、追加料金を支払って座席を選ぶことをおすすめします。
特に長距離便では、足元の広いホットシートや、フルフラットになるプレミアムフラットベッドも選択できます。
シートの価格の目安
スタンダードシート:500円〜2,200円
ホットシート:5,900円〜7,590円
5.機内食
機内食は事前予約することをおすすめします。
事前予約すると割引価格で購入でき、また当日の売り切れを心配する必要がありません。
エアアジアの機内食は「Santan」というブランド名で提供されており、
アジア各国の料理を楽しむことができます。
機内食の価格の目安
ホットミール:約650円
軽食:約300~650円
エアアジアを上手に利用するコツ

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セールやプロモーションコードの発行をチェックする
エアアジアは定期的にセールやプロモーションコードを発行しています。
特に、5と0のつく日(5日、10日、15日など)にはポイントが5倍になるキャンペーンがあるので、要チェックです。
ビッグセールを利用する
ビッグセールは四半期に1度開催されるセールで、航空券を割引価格で販売するキャンペーンです。
「AirAsia MOVEアプリ」で開催の情報を受け取ることができます。
必要なサービスだけを選択する
LCCの利点を活かすには、本当に必要なサービスだけを選ぶことが大切です。
例えば、短い旅行なら受託手荷物なしで済ませるなど、工夫次第で費用を抑えられます。
遅延や欠航に備える
LCCは大手航空会社に比べて遅延や欠航のリスクが高いと言われています。
重要な予定がある場合は、余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。
ファストパス(Fast Pass)を利用する
混雑時期には、優先チェックインや優先搭乗ができるファストパス(Fast Pass)の利用を検討しましょう。
特に、クアラルンプール国際空港やバンコクの空港では、出入国審査の優先レーンも利用できて便利です。
長距離便はプレミアムフラットベッドの利用を検討
エアアジアXの長距離便では、ビジネスクラス相当のシート「プレミアムフラットベッド」の利用を検討してみましょう。
フルフラットになるシートで快適に過ごせるだけでなく、優先チェックインや手荷物の優先取り扱いなど、様々な特典が付いています。
充電設備やコンセントが無いためモバイルバッテリーを用意
エアアジアの機内エンターテイメントは限られているので、
スマートフォンにオフラインで利用できるエンタテインメントや、本などを用意しておくと良いでしょう。
その際はコンセントや充電設備が無いため、モバイルバッテリーを用意しておくことをお勧めします。
機内は寒いため上着かブランケットを用意
機内は寒くなることが多いので、上着やブランケットを持参することをおすすめします。
ブランケットを借りると500円ほどの料金がかかります。
遅延や欠航に備え、旅行保険に加入
LCCを利用する際は、旅行保険への加入を強くおすすめします。
遅延や欠航、手荷物の紛失などのトラブルに備えることができます。
エアアジアの安全性について
エアアジアの安全性については、多くの旅行者が気にする点でしょう。
エアアジアは世界一安全な航空会社の一社

エアアジアは国際的な安全基準を満たしており、一般的なLCCと同等以上の安全性を確保しています。
024年1月、エアアジアグループ(タイ・エアアジアXを含む)は、AirlineRatings.comの航空専門家により、
「世界で最も安全なローコスト航空会社」の1社に選出されました。
AirAsia Group* as well as medium-haul affiliate airlines AirAsia X and Thai AirAsia X, have been recertified as seven-star airlines by AirlineRatings.com under its enhanced safety ratings criteria.
引用:🔗AirAsia Group Recertified Seven-Star for Safety
この評価は、航空会社の事故率、安全監査の結果、運航年数などを総合的に判断して決定されています。
エアアジアの事故率
エアアジアは安全性の高い運航を維持していますが、主な事故としては、2014年に発生したインドネシア・エアアジア8501便の墜落事故があります。
この事故では、乗客乗員162名全員が犠牲となりました。
その後エアアジアは安全対策を強化し、2024年に航空安全評価サイトAirlineRatings.comから最高評価の7つ星を再認定されています。
この評価は、同社の安全性への取り組みが評価された結果です。
エアアジアの安全性は国際的にも認められている
また、エアアジアは定期的に安全監査を受けており、国際航空運送協会(IATA)の運航安全監査(IOSA)にも登録されています。
これは、エアアジアが国際的に認められた安全基準を満たしていることを示しています。
🔗AirAsia Thailand completes IATA Operational Safety Audit (IOSA)
ただし、どの航空会社を利用する場合でも、旅行者自身が安全に気を配ることは重要です。
機内での安全指示に従い、シートベルトサインが点灯している間はシートに着席するなど、基本的なルールを守ることが大切です。
エアアジアの課題

エアアジアは多くの利点がある一方で、いくつかの課題も抱えています。
遅延率や欠航率が高い
LCCの特性上、遅延率や欠航率が比較的多いという指摘があります。
これは、機材回転率を上げるためのタイトなスケジュールが一因とされています。
カスタマーサポートの質
問題が発生した際のカスタマーサポートの質に関して、改善の余地があるという声も聞かれます。
追加料金の透明性
基本運賃は安くても、追加サービスを含めると予想以上に高額になることがあります。
料金体系の透明性向上が求められています。
エアアジアの今後

これらの課題に対して、エアアジアは継続的に改善を図っています。
例えば、AIを活用したカスタマーサポートの強化や、料金体系の簡素化などの取り組みが進められています。
今後の展望としては、以下のような点が挙げられます。
路線拡大
新たな目的地への就航や既存路線の増便が計画されています。
例えば、2025年春には🔗静岡空港へのチャーター便就航が検討されています。
デジタル化の推進
予約システムの改善や、顔認証技術を活用したシステムの導入など、デジタル技術を活用したサービス向上が進められています。
環境への配慮
燃費効率の良い新型機材の導入や、持続可能な航空燃料(SAF)の利用拡大など、環境負荷の低減に向けた取り組みが強化されています。
アライアンスとの連携
従来のLCCの枠を超えて、他の航空会社やアライアンスとの連携を模索する動きも見られます。
これにより、さらに便利で柔軟な旅行オプションが提供される可能性があります。
エアアジアの特色を理解してお得に利用しよう
エアアジアは、低価格な運賃と広いネットワークで、多くの人に旅行の機会を提供してきました。
大手航空会社と比べると機内サービスや快適性では劣る面もありますが、コストパフォーマンスの高さは群を抜いています。
エアアジアを上手に利用するには、自分の求める物を把握し、必要なサービスだけを選択することが重要です。
また、早期予約やセールの活用、ポイントプログラムの利用など、賢い予約方法を心がけることで、さらにお得に利用することができます。
エアアジアを利用する際は、単に安さだけを追求するのではなく、自分の旅のスタイルに合わせた利用が大切です。
こちらの記事ではエアアジアに関する様々な情報をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
🔗【プロが解説】エアアジアの機内持ち込み・受諾(預け)手荷物規定について | 2025年度
旅を通して世界と日本をつなげる「旅のアイコン」でありたい。
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著者及びブログの紹介:
FAR EAST TRADING代表、WEBマーケティング事業・宿泊事業を運営。20年間で23か国をビジネスや旅行で巡る。英語でのコミュニケーションが可能。旅の経験と輸入の知識を元に、ブログでの情報発信やユニークな商品を日本に紹介しています。
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