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スプレー缶は機内持ち込み可能?基本のルールを解説

スプレー缶は機内持ち込み可能?

旅行や出張で「スプレー缶は飛行機で持っていけるの?」と悩んだことはありませんか?

化粧品のスプレー缶、虫よけ用のスプレーなどなど、できれば持って行きたいですよね!

でも「機内で爆発したらどうしよう」「没収されるのでは?」という漠然とした不安も。

そんなお悩みをお持ちの方へ、この記事では最新の国土交通省・IATA・主要航空会社の情報をもとに、スプレー缶の機内持ち込み・預け入れルールをわかりやすく解説します。

また、陥りがちな誤解や、持ち込み時のポイント、空港での対応例も解説しますのでご覧ください。

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スプレー缶の機内持ち込みはOK?NG?

結論から言うと、スプレー缶は種類によって持ち込み可能なものと不可能なものがあり、国内線・国際線で規定が異なる部分もあります。

航空法や各航空会社、各国の保安基準などでスプレー缶の持ち込みは様々な管理をされており、

誤った持ち込みや使用は没収や罰則の対象となることもあるため、持ち込む際にはルールを知っておくことはとても重要です。

スプレー缶の機内持ち込みはなぜ制限されるのか?

ところで、なぜスプレー缶は機内持ち込みが制限されるのでしょう?

スプレー缶には可燃性ガスや高圧ガスが含まれており、温度や気圧の変化で破裂・発火する危険があります。

飛行機は上空で気圧が下がり、貨物室でも温度が変化します。

空の環境下ではスプレー缶の安全性がわからないため、世界中の航空法や航空会社、IATA(国際航空運送協会)の規制ではスプレー缶の取り扱いは厳しく管理されているというわけです。


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国内線でのスプレー缶の機内持ち込み・預け入れルール

各航空会社で若干の違いはありますが、基本となる国内線でのスプレー缶の機内への持ち込みルールについて解説します。

国内線で持ち込めるスプレー缶の種類

持ち込み可能なタイプ

医薬品・化粧品といった身だしなみ用のスプレー缶(整髪料、制汗スプレーなど)

・機内持ち込み・預け入れは可能ですが、1容器あたり0.5kgまたは0.5L以下、総量2kgまたは2L以下という条件あり

・可燃性ガス使用でも、上記条件内なら可能。

持ち込み不可のタイプ

・塗料が入ったスプレー缶

・殺虫剤系スプレー

・ライター用ガスが入ったスプレー

・これらの可燃性スプレー缶は持ち込み・預け入れ不可。

・工業用の潤滑スプレー、塗装スプレー、冷却スプレーも不可。

国内線のスプレー缶の機内持ち込み・預け入れ時の注意点

スプレー缶を持ち込む際は、これらの点に注意するようにしましょう。

Information

・キャップを必ず装着する。

・大きな振動が伝わらないよう布で保護する。

・手荷物検査時にはスプレー缶の内容を必ず申告する。

・内容物の証明をするために、外装ラベルは剥がさない。

・各航空会社(ANA・JAL・Peach・ジェットスターなど)で若干規定が異なるため、事前に確認すること。

国際線でのスプレー缶の機内持ち込み・預け入れルール

次に国際線でのスプレー缶の機内持ち込み・預け入れルールについてご紹介します。

こちらも航空会社によって若干のルールの違いがありますので、利用前に確認するようにしましょう。

国際線で持ち込めるスプレー缶の種類

持ち込み可能なタイプ

医薬品・化粧品といった身だしなみ用のスプレー缶(整髪料、制汗スプレーなど)

100ml以下の容器に入れ、1L以下のジッパー付き透明袋に入れることが条件。

・預け入れる場合は1容器0.5Lまたは0.5kg以下、総量2Lまたは2kg以下にすること。

持ち込み不可のタイプ

・工業用のスプレー缶、塗料スプレー、殺虫剤スプレーは不可。

・一部の国では制汗スプレーやヘアスプレーも禁止されている場合もある。

Warning

・アメリカやオーストラリアは液体物の規制が厳しいため確認が必須。

・トランジットで立ち寄る国でも規定が適用されます。

国際線のスプレー缶機内持ち込み・預け入れ時の具体的な流れ

国際線でスプレー缶を持ち込む際は、これらの点に注意するようにしましょう。

Information

・手荷物検査時に申告し、問題があればその場で放棄することも覚悟しておく。

・キャップをしっかり閉めること。

・できれば現地で買うことも考える。

スプレー缶の機内持ち込み:陥りがちな誤解特集

「化粧品なら何でもOK」は誤解

化粧品スプレーでも容量の超過はNG。ラベルが剥がれて中身がわからないものもNG。

説明を求められることも

X線検査で危険物だと思われ、荷物を開けて説明を求められることもあります。

「今回はOKだったから次もOK」はダメ

航空の世界ではルールが変わることも多く、各社によって運用が異なるため、毎回の確認が必要。

スプレー缶機内持ち込み:役に立つヒント

・大きい物を持たず、旅行用の小さいスプレー缶を使用する。

・スプレー缶はジッパーが付いた袋にまとめて管理する。

・できれば現地で購入・使用する。

・検査で取り出しやすい場所に入れる。

スプレー缶の機内持ち込みは、検査されがちなポイントですので、できれば現地調達をおすすめします。

現地のお店まで足を運んで買うのも旅の楽しさです。

どうしてもスプレー缶を持って行く際は、旅行前に航空会社のサイト、国土交通省などで最新情報を確認し、規定が変わっていないかを出発前にチェックしましょう。

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著者の紹介:
FAR EAST TRADING代表、WEBマーケティング事業・宿泊事業を運営。20年間で23か国をビジネスや旅行で巡る。英語でのコミュニケーションが可能。旅の経験と輸入の知識を元に、ブログでの情報発信やユニークな商品を日本に紹介しています。

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