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【2024年版】エアアジアの機内持ち込み、預け手荷物についてのまとめ

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原油高と物価高が厳しい現在、手が出せる金額の航空運賃を提供してくれているLCCは貴重な存在です。

 

しかしLCCは、その低価格ゆえに制約が多々あるのも特徴で、手荷物の制限もその一つです。

 

事前に手荷物についてよく知っておかないと、面倒なことになるかもしれません。

 

 

今回は、筆者も仕事でよく乗っている「エアアジア」の、ちょっとややこしい手荷物のルールを、

 

わかりやすくまとめてみたいと思います。

 

エアアジアには、エアアジアX、タイエアアジア、エアアジアジャパンなど、様々なグループ会社がありますが、

 

本記事では主にエアアジア本体について解説します。

 

エアアジアにおける手荷物ルール

airasia 荷物 預け
airasiaのバンコク行きをはじめとする手荷物預けについて

 

手荷物には受諾手荷物(預け手荷物)機内持ち込み手荷物とがありますが、この2つの意味を確認しておきましょう。

 

 

受諾手荷物(預け手荷物)・・・「預け手荷物」とも。機内に持ち込めない大きなサイズの荷物のこと。

 

機内持ち込み手荷物・・・身に着けたり、携帯する手荷物のことで、機内に直接持ち込む手荷物のこと。

 

 

エアアジアでは受諾手荷物は追加料金がかかります。

 

機内持ち込み手荷物は7キロ以内は無料です。

 

 

エアアジア利用時は、荷物をなるべく7キロ以内の機内持ち込み手荷物にまとめて、

 

手荷物を受諾せず料金をかけないか、最小限の重さにして料金を節約するかが、基本的な考えになります。

 

エアアジアは手荷物の重量に厳しい?

荷物をまとめるとき、つい制限の重量をオーバーしたままチェックインしてしまうことがあります。

 

航空会社によっては少しの重量オーバーは見逃してくれるかも?とつい期待してしまいますが、

 

エアアジアは手荷物の重量について厳しいのでしょうか?

 

 

エアアジアに限らず、今はどこの航空会社も手荷物の重量に関しては厳しいです。

 

少しでも重量をオーバーすれば、必ず超過料金が課されると考えておいたほうがいいでしょう。

 

 

エアアジアの超過手荷物料金は利用地域にもよりますが、1kgのオーバーで2000円ほどという高額な金額を請求されるため、

 

せっかくLCCを利用して節約して旅をしているのに、

 

旅が終わってみれば、思ってもみなかったほど高額なカードの請求が来た・・なんていうことも。

 

エアアジアをはじめ、LCCは使い方次第でどんどん追加料金がかかってしまうので、

 

ふたを開けてみると案外が高くついてしまうものです。

 

 

そんな憂き目に遭わないためにも、LCCを利用する際には荷物の重量についてしっかり調べて考えて、

 

荷物をパッキングする必要があります。

 

 

ホテル、保険、レンタカーなどの追加サービスを利用する際も、料金に注意しましょう。

 

機内持ち込み手荷物の重さが超過したら?

エアアジア チェックイン
エアアジアではチェックイン時に手荷物の重さを計る?

 

エアアジアをはじめとするLCCキャリアに乗る場合は、

 

手荷物を預けると追加料金がかかるので、なるべく機内に持ち込めるサイズにまとめて、料金がかからないようにしたいところです。

 

 

しかし機内持ち込み手荷物の重さが規定を上回っていたら受諾手荷物扱いになってしまいます。

 

その際は追加料金を取られることになるので注意しましょう。

 

事前予約で事前に手荷物の重量を申告しておくのも良いでしょう。

 

 

受諾手荷物の重さが超過していてもバレないこともある?

受諾手荷物の重さが重くなってしまった、ということもあるでしょう。

 

きっと少しの重さなら見逃してくれると、海外の空港ならなおのこと思ってしまいがちです。

 

しかし、今はエアアジアに限らず、どの航空会社でもチェックイン時に必ず受諾手荷物の重さを100グラム単位で計ります。

 

手荷物については何処の航空会社もシビアです。

 

 

手荷物の大きさを計られたことは私の経験上ありません。

 

おそらくオペレーション上、全ての乗客の手荷物の大きさを計ってられないのだと思いますが、大きさを計られない保証はありません。

 

念のため、既定の大きさを極端に大きくならないよう、注意したほうが良いでしょう。

 

 

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エアアジアの機内持ち込み手荷物について

エアアジア 機内持ち込み
エアアジアで機内持ち込みできる手荷物は何キロまで?

 

それでは、エアアジアの手荷物の規定について、一つ一つ確認していきましょう。

 

(一部エアアジアのサイトより引用しています)

 

機内持ち込みできる荷物

エアアジアの機内には合計2個の手荷物を持ち込むことができ、

 

キャビンバッグ1個(機内持ち込み手荷物大)と、

 

PC用バッグ1個、ハンドバッグ1個、小さなバッグ1個(機内持ち込み手荷物小)を持ち込むことが可能です。

 

 

ですので、機内に持ち込める手荷物は「機内持ち込み手荷物大」1個と、

 

「機内持ち込み手荷物小」が1個の、計2個までとなります。

 

 

また、これら2個は無料で持ち込むことができます。

 

キャビンバック(機内持ち込み手荷物大)の大きさの規定

  • 縦×横×高さが56㎝ x 36㎝ x 23㎝以内のもの。
  •  
  • かつ座席上の共用収納棚に収納ができるものに限ります。

 

 

これ以上大きいと、受諾手荷物扱いになることがあります。

 

PC用バッグ、ハンドバッグ、小さなバッグ(機内持ち込み手荷物小)の大きさの規定

  • 各辺の長さが40㎝(高さ) x 30㎝(長さ) x 10㎝(奥行)以内のものに限ります。
  •  
  • また、前の座席の下に収納ができるものに限ります。

 

重さ

合計7キロまで。

 

つまり、機内持ち込み手荷物大、機内持ち込み手荷物小を合わせて7キロまでとなります。

 

 

機内持ち込み禁止品目

以下の(a)(b)(c)の項目の物品は、安全基準の厳しい地域への持ち込みや、機内への持ち込みができません。

 

(a)先端の尖った武器および鋭利な物

斧および手斧,矢およびダーツ,鉤鉄(ひっかけ鉤,折り曲げ鉄筋,あるいは登山で使用する鉄性のスパイク付きプレート)

  • 銛およびやす,氷用斧およびアイスピック,アイススケート,固定式あるいは飛び出し式ナイフ(刃の長さに拘わらない),ナイフ,金属製の儀式用,宗教用および狩猟用のナイフ

  • 肉切り包丁,マチェーテ,むき出しの剃刀刃および刃(カートリッジに入った安全剃刀または使い捨て剃刀は除く),サーベル,刀,仕込み杖,メス,鋏(刃の長さに拘わらない),スキー用およびウォーキング/ハイキング用のポール,手裏剣,または,一般の商業用ツールであるものの,先端の尖った武器および鋭利な武器としても利用可能なもの(ドリルおよびドリルビット,カッターナイフ,万能ナイフ,全のこぎり,ねじ回し,かなてこ,金槌,プライヤー,レンチ/スパナ,トーチランプなど)。

  • 引用:Airasia Flights: 荷物ではどのような物品が禁止されているのですか?

 

一番持ち込みがちな(a)品としては使い捨てカミソリですが、これに関しては持ち込んで構わないとのことです。

 

ただしむき出しの状態の物はNGで、研いで使うようなカミソリはNGです。

 

(b)鈍器

野球およびソフトボールバット,クラブあるいはバトン,硬いものあるいは弾力性のあるもの―例えば警棒や棍棒など,クリケットバット,ゴルフクラブ,ホッケースティック,ラクロススティック等。

(c) バッテリー (リチウム、 リチウムイオン電池、バッテリー、予備バッテリー)

  • 機内持ち込み手荷物:カメラ、携帯電話、ノートパソコン、ビデオカメラなど、リチウムまたはリチウムイオン電池(ワット時定格量(Wh)は100 Whを超え、160 Whを超えないもの)を含む、個人で使用する電子機器の機内への持ち込みは許可されています。 

  • 受託手荷物:電子タバコおよびバランス型バッテリー駆動小型車両(例:電動自転車やセグウェイなど)を除く、リチウム金属、リチウムイオン電池、またはバッテリー内蔵の携帯用電子機器は受託手荷物として預けることが可能です。パワーバンク(モバイルバッテリー)などの、予備または機器に内蔵されていないバッテリーは、受託手荷物として許可されていません。バッテリー駆動式の車椅子および移動補助機器は、フライトに備えてこちら の案内に従ってバッテリーのご準備をいただければ、受託手荷物としてのみ輸送できます。

  • 引用:Airasia Flights: 荷物ではどのような物品が禁止されているのですか?

 

個人使用のリチウムバッテリー搭載の電子機器や、定格量が小さいものに関しては持ち込みが許可されています。

 

電子タバコの持ち込みは許可されておらず、受諾手荷物扱いとなるので注意しましょう。

 

※注意

エアアジアの就航国タイでは、電子タバコの持ち込み・使用が一切禁止されています。

 

 違反した場合、懲役又は約200万円の罰金のいずれかが課されます。

 

タイに行く場合は、絶対に電子タバコを持って行かないようにしましょう。

 

 

皆様、持っていくものに禁止物や受諾手荷物扱いの物はありますか?

 

もしあった場合は持って行かず、現地で購入することも考えましょう。

 

 

機内持ち込み手荷物の重量が超過した場合、しそうな場合

機内持ち込み荷物の重量は7kgまでですが、さらに7㎏分追加購入することが可能です。

 

ただし、1人が機内に持ち込める荷物の最大量は14㎏までです。

 

機内の手荷物入れは非常に狭く、乗客も多いので預けられるスペースが限られているため、持ち込める荷物の重さに限りがあるのは当然なのでしょう。

 

 

また、すべての路線で7㎏分の追加購入はできず、路線によって限られているため注意しましょう。

 

 

禁止事項:液体の持ち込みは禁止

エアアジア 禁止事項

 

  • すべての液体類は透明で再密封可能なプラスチックバッグに収める必要があり、合計1リットル以下の液体の機内持ち込みが可能です。
  •  
  • プラスチックバッグは、四辺の合計が80 cm以下にする必要があります。

 

  • 100 ml 以上の容器に入った液体は、容器内の内容量が100ml 以下でも機内に持ち込めません。

 

 

つまり、100ml以下の液体を10個まで持ち込めるということで、

 

100ml以上、1リットル未満の液体は持ち込めません。

 

 

シャンプー類など持ち込む場合は、100ml以下に抑えておきましょう。

 

 

禁止事項:飲食物の持ち込み、水の持ち込みさえも禁止

エアアジアでは外部から持ってきた食べ物や飲み物を、機内に持ち込んで食べることはできません。

 

水さえも機内に持ち込むことは禁止されています。

 

もっていきた食べ物は手荷物として持ち込むことはできますが、食べることはできません。

 

 

私は小さいチョコレートをこっそり食べていました。ただし自己責任でお願いします。

 

搭乗前の手荷物検査の後に水を買って持ち込むこともできません。

 

酷い、と思いますが、それがLCCという会社なのでしょう。

 

 

機内では6時間ほどの長い時間、飲食ができないため(有料の飲食をするのであれば可)、

 

有料の飲食を意地でもしない場合、搭乗前に水を飲んでおかないと喉が渇いて大変なので、水を飲んでおくことを絶対に忘れないようにしましょう。

 

 

筆者としては、あの狭いシートピッチで隣の人がご飯を食べられたら、臭いや音でちょっと辛いので、

 

その意味で私は個人的に、有料の飲食はしません。

 

 

エアアジアの預け手荷物(受諾手荷物)について

エアアジア 受諾手荷物

 

少々ややこしい、エアアジアの受諾手荷物(預け手荷物)のルールをわかりやすくまとめてみました。

 

料金:当日預けはかなり高額

先程ご説明した通り、エアアジアでは手荷物を預ける場合はすべて有料です。

 

荷物を預ける場合は事前に予約サイトでアドオン(荷物の重量分のチケット)を購入するか、チェックインカウンターで申告して超過料金を支払うことで手荷物を預けることができます。

 

 

ただし当日に申請するとだいぶ高額になるため(1kgあたり1890円)、前もって超えそうな手荷物の重量分を計算して購入しておきましょう。

 

当日に10kg預けたら18900円と、超高額です。

 

 

筆者の経験上、搭乗の前日に購入するだけでも料金はかなり抑えられましたので、

 

必ず搭乗前までに受諾手荷物があるかどうか確認し、エアアジアのサイトからアドオンを購入しておきましょう。

 

 

預けられる重量

受諾手荷物は15kg、20kg、25kg、30kg、40kg、50kg、60kgから選択できます。

 

預ける手荷物が40kgある場合、40kgを購入するか、20kgを2つ購入します。

 

※注意

タイを発着する便は、受諾手荷物1つにつき32kgまでとなっています。

 

寸法は119 cm (高さ) x 119 cm (長さ) x 81 cm (幅) 以内となっています。

 

例えば50kg分の受諾手荷物分を購入した場合でも、50kgすべてを一つの荷物にまとめるのはNGで、

 

最低でも32kgと18kgの荷物に分ける必要があります。

 

 

 

ただし、複数に分けた場合、3辺の長さを、

 

合計119 cm (高さ) x 119 cm (長さ) x 81 cm (幅) 以内にする必要があります。

 

 

また、アメリカを発着する便の、受諾手荷物の重さは1つにつき20キロまでとなっています。

 

1つの重量が20キロを超える場合、もう一つ、受諾手荷物分を購入することとなります。

 

 

少しややこしいですが、出発前までに手荷物のルールを確認しておきましょう。

 

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エアアジアの手荷物料金を抑えるコツ

エアアジアの手荷物料金を抑える

 

荷物の重量に関してはかなりシビアなエアアジア。

 

もし事前に手荷物分を購入せず、当日に30kgの荷物を持って行ったとしたら56700円支払うことになります。

 

 

そんな悲しいことにならないよう、高額請求回避のためのコツをお伝えします。

 

ポータブルスケールを持っていく

筆者はエアアジアの利用時はポータブルスケールを持っていき、

 

自分の荷物が何キロあるかをチェックイン前に確認するようにしています。

 

 

そうすることで、自分の機内預け手荷物が7キロ以内に収まっているか、受諾手荷物が予約購入した重量分に収まっているかを確認することができます。

 

これは帰りの飛行機に乗る前に特に慎重に確認しています。

 

 

滞在のホテルに重量計があることがたまにあるので、スケールを忘れた場合はホテルに確認してみても良いと思います。

 

 

何かを捨てる、分散する

スケールで自分の荷物の重さを確認したら荷物の調整をします。

 

重くなった機内持ち込み手荷物のバッグの中身を、余裕のある受諾手荷物のなかに入れ、

 

受諾手荷物の重さが少し超過したら、持ち込み手荷物に移動することが重要です。

 

 

時には、いらないものを捨てたりすることも必要になることもあります。

 

それを判断するためにもスケールが必要です。

 

 

搭乗前までに手荷物を受諾するかどうかを確認

必ず受諾手荷物分のアドオンを搭乗前までに購入する必要があるか、確認しておきましょう。

 

そして受諾する手荷物の重量分のアドオンを予約、購入しておきましょう。

 

先程説明したように、当日荷物を預けた場合1kgあたり1890円の超過料金がかかります。

 

 

超過料金が発生するのは帰りの飛行機のときが多く、

 

買ったおみやげが思ったよりも重くなった、ということで起こります。

 

 

機内持ち込み手荷物7キロ以内に収まる場合は問題ありませんが、

 

7キロは2~3泊くらいの荷物の重さで、おそらく入る余裕はないでしょう。

 

 

搭乗の前日でも当日でも、受諾手荷物分のアドオンを買うことが可能ですので、必ず手荷物の有無を確認しておきましょう。

 

 

機内持ち込み手荷物のバッグをバックパックにする選択。あれば前もって予約する

手荷物7キロはかなり少ない荷物しか持ち込めませんので、

 

バッグ自体が重ければ、その分持っていく荷物が限られます。

 

 

ハードケースを持っていく場合、

 

LCCに持ち込めるハードスーツケースの重量がおよそ1kgですので、

 

6kgの荷物しか入れられないということになります。

 

それにハードスーツケースは、ぎゅうぎゅうの機内の荷物入れには入れにくいこともあります。

 

 

ですので筆者は軽めのバックパックを持っていき、できるだけ荷物を入れられるようにしています。

 

 

エアアジアの手荷物の取り扱いについて:まとめ

エアアジアの荷物について:まとめ

 

・機内持ち込み手荷物は7kgまで、大きさ重量をよく確認する

 

・到着予定国に持ち込み禁止物が無いか、確認する

 

・機内に刃物、液体、鈍器、バッテリー類は持ち込んでいないか、持ち込む場合は規定を守っているか

 

・出発する前に受諾手荷物分のアドオンを購入したか

 

・帰国前に荷物の重量が、購入分を超過していないか確認する

 

・スケールを用意する

 

・予定よりも荷物が重くなったら、他のバッグに分散、または捨てる

 

 

エアアジアは安く非常に便利ですが、使い方をすこし間違えると、ノーマルキャリア並みか、それ以上に料金が発生してしまいます。

 

エアアジアの手荷物のルールをよく理解して、過大な金額を請求をされないようしっかり注意しましょう。

 

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