16〜19歳で「海外に行ってみたい」と考えている方も多いはずです。夏休みや冬休みに海外一人旅をしてみたいと思っている方もいるかもしれません。
ただ、16〜19歳の海外一人旅は、大人の旅行よりも事前に確認すべきことが多くなります。行き先の国、航空会社、宿泊先によってルールが違い、場合によっては追加書類が必要になることもあります。
この記事では、16〜19歳が海外一人旅をする際に知っておきたいルール、必要書類、準備リスト、安全面の注意点を、できるだけわかりやすく整理しました。
16〜19歳の海外一人旅はOK?

結論から言うと、16〜19歳でも海外一人旅は可能です。ただし、年齢によって扱いが少し変わります。
まず大きな前提として、日本では2022年4月から成年年齢が18歳に引き下げられています。そのため、18歳・19歳は日本の法律上は成人です。一方で、16歳・17歳は未成年です。1
ただし、ここで気をつけたいのは、海外旅行では日本の成年年齢だけで決まらないという点です。航空会社、渡航先の入国ルール、ホテルの宿泊規定は、それぞれ別で確認する必要があります。
18歳・19歳でも油断はできない
18歳・19歳は日本では成人ですが、海外では「若年旅行者」として追加確認を受けることがあります。特に、宿泊施設ではクレジットカードの名義、デポジット、年齢条件を重視することがあるため、予約前に確認しておくと安心です。2
また、航空会社や入国審査で年齢確認書類の提示を求められることもあるため、パスポート以外に学生証などを持っておくと役立つことがあります。
16歳・17歳は事前確認がさらに重要
16歳・17歳は未成年のため、18歳・19歳よりも確認事項が増えます。特に、渡航同意書、宿泊先の年齢条件、支払い手段、緊急連絡先の整理は必須と考えたほうがよいでしょう。
航空会社にも年齢ルールがある
未成年や若年旅行者の一人搭乗については、航空会社ごとにルールが違います。16〜19歳なら多くの航空会社で一人搭乗自体は可能ですが、年齢によってサポートの有無や必要書類が変わることがあります。
| 航空会社 | 一人搭乗の考え方 | 確認したい点 |
|---|---|---|
| JAL | 国際線は5歳以上で原則一人搭乗可能3 | 年齢条件、サポートの要否 |
| ANA | 12〜17歳は一人搭乗可、年齢に応じてサポート制度あり4 | 路線別条件、同意書の有無 |
| Peach | 12歳未満のみの利用不可5 | 12歳以上の扱い、保護者確認の有無 |
| Jetstar | 12歳以上は条件を満たせば一人搭乗可6 | 年齢確認書類、国際線基準 |
特にLCCは、単独搭乗の年齢だけでなく、問い合わせ対応やサポート範囲が大手と違うことがあります。予約前に「未成年・若年者の一人利用」で問題ないかを必ず確認しましょう。
渡航同意書とは?
未成年が海外に渡航する際、渡航同意書が必要になる場合があります。これは、親または親権者がその旅行に同意していることを示す書類です。
渡航同意書は、航空会社、入国審査、宿泊施設などで求められることがあります。必須でない国や航空会社でも、持っていると説明がしやすくなるため、16歳・17歳なら特に用意しておくほうが安心です。
また、日本のパスポート申請でも、18歳未満は法定代理人の関与が必要です。15歳〜17歳が本人のマイナンバーカードで申請する場合には、法定代理人が署名した同意書が必要になります。
形式自由で作成できる場合もありますが、英語で作る、署名を入れる、親権者の連絡先を明記する、宿泊先や旅程を書くなど、できるだけ丁寧に作っておくと安心です。
宿泊先の年齢制限も必ず確認する
見落としやすいのが、ホテルやホステルの年齢条件です。航空券が取れても、宿に泊まれなければ旅行は成り立ちません。
特に、18歳未満はもちろん、18歳・19歳でも、宿によっては単独宿泊やチェックインに制限があることがあります。親権者同意書、クレジットカード、デポジットが必要になることもあります。
予約サイトの説明だけで判断せず、心配なら宿に直接連絡して確認するのが安心です。
未成年・若年者の海外一人旅の準備リスト
16〜19歳の一人旅では、通常の旅行の持ち物に加えて、「確認のための書類」と「緊急時の連絡手段」を意識しておくことが大切です。
| 品名 | 備考 |
|---|---|
| パスポート | 残存有効期間も確認 |
| 航空券情報 | 予約番号がわかるようにする |
| ホテル予約確認書 | 住所・電話番号入りが安心 |
| 渡航同意書 | 16〜17歳は特に推奨 |
| 現金 | 日本円と現地通貨を分けて持つ |
| 支払い手段 | クレジットカード、デビット、プリペイドなど |
| スマホ | オフライン地図も入れておく |
| 充電器 | 機内用と宿用で分けると便利 |
| モバイルバッテリー | 機内持ち込みに入れる |
| 常備薬 | 飲み慣れたものを持参 |
| 変換プラグ | 国ごとに形が違う |
| 長袖の上着 | 暑い国でも機内や屋内で便利 |
| 着替え・下着・靴下 | 日数に応じて調整 |
| 保険証券情報 | 海外旅行保険の連絡先も控える |
| 緊急連絡先メモ | 家族・宿・カード会社・保険会社 |
このほか、必要に応じて、眼鏡・コンタクト、マスク、タオル、イヤホン、ボールペン、サブバッグ、雨具なども用意すると安心です。
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保護者と共有しておきたいこと
16〜19歳の一人旅では、持ち物だけでなく、家族との情報共有もかなり大切です。特に16歳・17歳はもちろん、18歳・19歳でも、初めての海外なら共有しておくほうが安心です。
- 利用する航空会社と便名
- 宿泊先の名前、住所、電話番号
- 大まかな旅程
- 現地で使う連絡手段
- 緊急時に連絡する順番
- 毎日どのタイミングで連絡するか
何かあった時に家族が状況を把握できるだけで、安心感はかなり変わります。
海外一人旅で気をつけるポイント
海外は日本とは違って、気をつけるべきポイントが多くあります。特に16〜19歳の一人旅では、「若く見えること」自体がリスクになる場合もあります。
関連記事:海外旅行で貴重品を安全に持ち歩く方法|財布・パスポート・スマホの防犯対策
また、スマホの電池切れはかなり危険です。地図、翻訳、連絡手段を失うため、モバイルバッテリーは必須と考えたほうがよいでしょう。
16〜19歳が最初の一人旅先を選ぶ時の考え方
初めての海外一人旅では、行き先選びも大切です。いきなり難易度の高い国へ行くより、動きやすい場所を選んだほうが安心です。
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- 直行便がある国・都市を選ぶ
- 空港から市内までの移動がわかりやすい場所を選ぶ
- 時差が大きすぎない場所を選ぶ
- 観光客が多く、情報を調べやすい都市を選ぶ
- 治安情報を確認しやすい国を選ぶ
最初は「行ってみたい国」だけでなく、「一人で動きやすい国かどうか」まで見ると失敗しにくくなります。
出発前の最終チェック
未成年や若年者の一人旅では、出発直前の確認がかなり重要です。前日までに、次の点を必ず確認しておきましょう。
16〜19歳の海外一人旅は、事前チェックがかなり大切
16〜19歳でも海外一人旅は可能です。ただし、年齢だけで一律に判断できるわけではなく、航空会社、渡航先、宿泊先の条件をそれぞれ確認する必要があります。
特に大切なのは、次の5つです。
- 自分が16〜17歳なのか、18〜19歳なのかをまず整理する
- 航空会社の単独搭乗ルールを確認する
- 必要なら渡航同意書を準備する
- 宿泊先の年齢制限を確認する
- 安全対策と家族との情報共有を徹底する
16〜19歳の海外一人旅は、しっかり準備すれば非常に貴重な経験になります。その一方で、確認不足のまま出発すると、空港や宿泊先で思わぬトラブルになることもあります。
準備と確認を丁寧に行い、安全第一で、よい旅にしましょう。
- https://www.moj.go.jp/MINJI/minji07_00218.html ↩︎
- http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbimmigration_154.html ↩︎
- https://www.jal.co.jp/tabi/info/visa/miseinen/index.pdf ↩︎
- https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/plan/int-info/miseinen/ ↩︎
- https://www.flypeach.com/lm/ai/airports/special_support/pregnant ↩︎
- https://www.jetstar.com/jp/ja/help/young-passengers-travelling-alone ↩︎