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海外旅行中に安全にパスポートを持ち歩く方法とは?

海外旅行でパスポートは持ち歩く?

海外旅行の超重要グッズといえば「パスポート」ですが、案外大事なのは、その持ち歩き方。これが中々、海外旅行に慣れている方の間でも意見が分かれるところで、筆者も持ち歩き方が定まるまで結構な時間を要しました。

今回は海外旅行に行くご予定の方へ、安全なパスポートの持ち歩き方について解説します。

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著者について:
FAR EAST TRADING代表、WEBマーケティング事業・宿泊事業を運営。20年間で23か国をビジネスや旅行で巡る。旅の経験と輸入の知識を元に、ブログでの情報発信やユニークな商品を日本に紹介しています。

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1. 持ち歩く前に。海外旅行におけるパスポートの重要性を理解する

海外旅行のパスポートの重要性

海外旅行でパスポートを持ち歩くか、持ち歩かないか考える前に、パスポートがなぜ海外で必要になるのか、またどれだけ重要なのか解説します。

パスポートは唯一の身分証明書

海外では「パスポート」が唯一の身分証明書であり、本人確認の最終手段です。入国審査、ホテルのチェックイン、レンタカーの手続きなど、あらゆる場面で提示が求められるため、パスポートは超重要書類と言えます。

保護を受けるために必要

もし海外で事件・事故・病気・トラブルに巻き込まれた場合、日本大使館や領事館に助けを求めることになります。

パスポートがあると、国籍と身元をすぐに確認でき、家族への連絡などがスムーズに行えるため、日本国にとっても非常に大事な書類といえます。

関連記事:海外旅行中に財布を紛失したら?対処法や無くさないコツ

残存期間が足りないと入国拒否や搭乗拒否の原因になる

入国条件を「○か月以上の残存期間が必要」としている国は多く、パスポートが残り1か月の有効期限があったとしても、要件を満たしていなければ入国が出来ません。

各国で定めるパスポートの残存期間の例

アメリカ:滞在期間+6か月以上(例外あり)

韓国・タイ:入国時点で6か月以上の残存有効期間が必要

シェンゲン協定加盟国(ヨーロッパ):出国予定日から3か月以上

台湾:入国時点で6か月以上の残存有効期間が必要

このように、国によって「あと〇か月以上残っていないとダメ」という条件があります。

航空会社がチェックイン時に搭乗を拒否する場合も

航空会社は、乗客が入国拒否されると自社の責任で送り返さなければならないため、入国条件を満たさないパスポートはチェックインを拒否することがあります。

これはつまり、空港に来たものの「飛行機に乗れない」ということで、大変です。

渡航前に有効期間と入国要件の確認を

上記のような事態にならないためにも、渡航前にパスポートの有効期限と入国要件を確認するようにしましょう。

場合によっては再発行する必要がありますが、再発行には時間がかかるため、余裕を持って確認するようにしましょう。

パスポートはいつまでに申請すればいい?

パスポートの期限が足りない場合は、いつまでに申請すればいいのでしょうか。

パスポートは申請から交付まで2週間~1か月かかるため、海外渡航が決まれば、早めに取得をしておきましょう。

2. 海外旅行中パスポートは常に持ち歩くべき?

海外旅行では常にパスポートを持ち歩いたほうがいい?

海外旅行者の間でよく話題になるのが、「パスポートは常に持ち歩くべきか、それともホテルに置いておくべきか?」という問題ですが、これについて、筆者なりの考え方と持ち歩き方をご紹介します。

ケースバイケースの判断が重要

パスポートを常に持ち歩くか、宿に置いておくかは、以下の基準で決めるのがベストです。

パスポートを持ち歩く基準

滞在国の治安が良好で、信用できるホテルに宿泊している → 金庫に入れて、コピーだけ持ち歩く。

ID提示の可能性が高い場所に行く→ パスポートの現物を持参。

パスポートを持ち歩く場合、どうしても紛失の危険が伴いますし、持ち歩くかどうかは、人それぞれによるところが大きいのですが、パスポートは持ち歩くことをおすすめします。

その理由は以下の項目で解説します。

パスポートを提示する場面は意外と多い

パスポートを持ち歩くことをおすすめする理由の一つは、パスポートを必要とする場面は意外と多いためです。

現物のパスポートが必要な場面は以下の通りです。

現物のパスポートが必要になる場面

・入出国審査

・空港のチェックイン

・ホテルのチェックイン

・両替所

・免税店での購入時

・SIMカード購入時

・鉄道やバスのチケット予約購入時

・検問時

検問時にパスポートを見せないと処罰される国も

たとえ上記の予定がなくても、海外では突然警察官の検問が行われる可能性もあります。

有名観光地や一部の国(中国など)では、警察官にID提示を求められることがあり、パスポートを提示しないと処罰されることも。

また、パスポートは原本が必要であり、コピーは無効なことが多いので注意しましょう。

ちょっとした外出ならパスポートを置いておくのもアリ?

とはいえパスポートは大きく、持ち運びにはあまり適していないため、筆者はちょっとした外出ならパスポートを携帯しないときがあります。その時はパスポートをホテルのセキュリティボックスに入れ、パスポートのコピーを携帯しています。

ただしそれは、コンビニに行くなど、ほんちょっとの外出に限りましょう。

3. 海外旅行中はパスポートのコピーを持ち歩くべき理由

海外旅行中はパスポートのコピーを常に持ち歩く

海外旅行中はパスポートのコピーを必ず用意しておきましょう。

パスポートのコピーを持ち歩くべき理由

海外旅行でパスポートのコピーを持ち歩く理由は、万一のトラブルや緊急事態に備えて、自分の身元や国籍をすぐに証明できるからです。このパスポートのコピーが、旅の場面でかなり搭乗しますので、用意しておくことをおすすめします。

パスポートを盗難・紛失したときに再発行をスムーズにできる

海外でパスポートを失くすと、日本大使館や領事館で「本人確認」が必要になります。

コピーがあれば、氏名、パスポート番号、有効期限などをすぐに確認でき、再発行やの手続きがスムーズになります。パスポートの原本を失っても、コピーがあるだけで身元証明が可能になるのは大きな強みでしょう。

治安が良くないエリアでの安全対策として原本を守る役割

治安が良くないエリアでは、パスポートのコピーを財布に入れておき、原本はホテルのセーフティボックスや隠しポーチに保管するといいでしょう。

セキュリティを2重にかける意味でも、パスポートのコピーは必ず取っておきましょう。紙にコピーするかスマホで写真を撮っておくとよいでしょう。

パスポートを紛失した場合に備えて必ず海外旅行保険を

海外旅行の際は、必ず海外旅行保険をかけていきましょう。

航空券などを支払えば、自動的に海外旅行保険が付帯となるクレジットカードが非常に便利です。

海外旅行保険付帯のクレジットカードに関しては、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは最強のカード?年会費回収シミュレーションで実証エポスカードの海外旅行保険を徹底解説|無料で充実補償!旅好きに選ばれる理由とは?をご覧ください。

4. 海外旅行でパスポートを持ち歩く際、ケースは必要?

パスポートにはなるべく、スキミング防止機能付きのパスポートケースを利用したほうがいいでしょう。

サコッシュ等でパスポートの徹底管理を

空港や入国審査では、何度もパスポートの提示が必要になります。

サコッシュ(小型のショルダーバッグ)ならショルダー掛けで胸元にあり、片手で素早く取り出せるため、リュックやポケットを探す手間がありません。

また斜め掛けにできるため、身体の前面で管理できるのが大きな利点です。

KAKSI カクシ サコッシュ

商品のおすすめポイント

・ウェットスーツの材料としても知られているクロロブレンを使用した手触りのよい生地

・シンプルに見えてカラフルなデザイン

・旅行や、登山、アウトドアなどで、アクセサリー感覚で

フィンランド語で数字の2を意味するKAKSIは、あなたの1番大切な日常のすぐ隣に、あなたのそばに寄り添えますように。そんな願いが込められています。

ポーター ムース ショルダーバッグ(S)

商品のおすすめポイント

・安心の日本製

・ふっくらとした優しい手触り

・必須アイテムの持ち歩きにぴったりなサイズ感

パスポートケースでスキミング防止を

クレジットカードのスキミングはよく聞きますが、パスポートのスキミングはあまりピンと来ないかもしれません。

パスポートをスキミングされると以下のようなことがあります。

パスポートをスキミングされると?

・偽造パスポートの素材にされることがある

・データが闇市場で売られる

・なりすましが起きる(不正な航空券予約、身分詐称など)

こういった被害に遭わないためにも、なるべく機能的なパスポートケースを使用することをおすすめします。

5. もし海外旅行中にパスポートを持ち歩くなら:紛失時の対応等

海外旅行中にパスポートを紛失したら?

何が起こるかわからない海外では、パスポートを紛失するという事態も考えられます。

パスポート紛失時の基本的な対応

もしパスポートを紛失した場合、以下の順序で対処しましょう。

パスポートを紛失した場合の対処

1. まずは落ち着き、周辺を再確認する

2. 警察に紛失届を出す(現地の警察署で)

3. 最寄りの日本大使館または総領事館に連絡(外務省:在外公館リストを参照)

4. 航空会社やホテルに連絡:パスポートが無くてもチェックインできるか確認

海外では、パスポートは命の次に大事です。

しかし、失くしてしまっても手順を踏めば確実に帰国できるので、焦らず大使館の指示に従いましょう。

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FAR EAST TRADING代表、WEBマーケティング事業・宿泊事業を運営。20年間で23か国をビジネスや旅行で巡る。英語でのコミュニケーションが可能。旅の経験と輸入の知識を元に、ブログでの情報発信やユニークな商品を日本に紹介しています。

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