海外旅行から帰ってきたばかりの皆さま、お疲れさまでした。

 

または海外旅行中の皆さま、楽しんでいらっしゃいますか？

 

素晴らしい思い出がたくさんできたことと思います。

 

 

海外旅行はとても楽しいものです。

 

ですが同時に、海外旅行は刺激が強く、心身に疲れを残しやすいものです。

 

時差ボケや長時間のフライト、そして慣れない環境での生活。

 

海外旅行には楽しいことがたくさんありますが、同時に体力を消耗する要因も多いのです。

 

今回は、海外旅行後の疲れを効果的に抑える方法、旅行後に疲れを残さない方法をご紹介します。

 

これらの方法を実践することで、楽しかった旅の余韻を味わいながら、スムーズに日常生活に戻れるはずです。

 

 

効果的な海外旅行後の疲れを取る方法

 

1.十分な睡眠をとる

 

まず意識したいのが、十分な睡眠時間の確保です。

 

帰国直後は、時差ボケの影響で普段の睡眠リズムが崩れていることが多いため、できるだけ早く元のリズムに戻すことが大切です。

 

 

以下のポイントを意識してみましょう。

 

・帰国日の夜は、多少眠くなくても現地時間に合わせて就寝する
・寝室を暗くし、静かな環境を整える
・就寝前のスマートフォンやパソコンの使用を控える

 

 

帰国後は、とにかく良質な睡眠を確保することに集中するようにしましょう。

 

どれだけ寝られるかが、海外旅行の疲れを取るカギです。

 

 

2.水分をしっかり摂取する

海外旅行中は、気づかないうちに脱水気味になっていることがあります。

 

>外部リンク：注意したい渡航先での脱水症

 

 

特にフライト中は、機内の空気が乾燥しているため、体内の水分が奪われやすいのです。

 

帰国後は以下のように、意識的に水分を摂るようにしましょう。

 

・起床時にコップ1杯の水を飲む
・こまめに水分補給を行う（1日2リットルを目安に）
・カフェインやアルコールの摂取を控える

 

 

水分をしっかり摂ることで、疲労回復が促進され、肌の調子も整いやすくなります。

 

 

3.軽い運動を行う

「疲れているのに運動？」と思われるかもしれませんが、軽い運動は血行を促進し、疲労回復に効果的です。

 

ただし、ここで注意したいのは「軽い運動」というポイントで、激しい運動は逆効果になる可能性があります。

 

おすすめの運動は以下の通りです。

 

・ストレッチ
・ヨガ
・ウォーキング
・軽いジョギング

 

 

私は帰国後、フライトで身体が固まっているような気がするので、ストレッチをするようにしています。

 

 

4.バランスの取れた食事を心がける

 

美味しいものをたくさん食べられるのも、旅の醍醐味です。

 

しかし、そのぶん普段の食生活とは異なる食事内容になっていることが多いです。

 

 

帰国後は、意識的にバランスの取れた食事を心がけましょう。

 

・たんぱく質、炭水化物、ビタミン、ミネラルをバランス良く摂取する
・消化に良い食事を心がける
・過食を避け、適量を守る

 

 

5.入浴でリラックス

温かいお風呂に浸かることで、心身ともにリラックスできます。

 

海外ではシャワーのみの宿泊施設も多く、お風呂で疲れを取ることはなかなか出来ません。

 

久しぶりのゆっくりとした入浴は、疲れた体を癒してくれます。

 

 

以下のポイントを意識すると、より効果的です。

 

・湯温は38〜40度くらいのぬるめがおすすめ
・入浴時間は10〜15分程度
・入浴後は水分補給を忘れずに

 

 

入浴剤を使用すると、さらにリラックス効果が高まりまるでしょう。

 

 

6.メディテーション（瞑想）

 

心の疲れにはメディテーション（瞑想）が効果的です。

 

海外旅行は楽しく、精神的な疲れを感じなさそうですが、海外旅行は刺激が多いため、

 

知らず知らずのうちに精神的な疲れがたまっているものです。

 

 

静かな場所で、以下のような簡単なメディテーションを試してみましょう。

 

・静かな場所に座る
・薄く目を開け、一点を見つめる

 

10分程度でも精神的な落ち着きが感じられます。

 

 

7.休暇を1日多めに取る

可能であれば、帰国日の翌日も休暇を取ることをおすすめします。

 

1日のクッションを設けるのと、設けないのとでは、疲労の具合が全く違います。

 

この1日で、以下のようなことを行うと良いでしょう。

 

・ゆっくりと睡眠をとる
・旅行で着た服の洗濯をする

・家事をする
・次の日の準備を整える

 

 

やることが多いのに出来ずにいると、ストレスが溜まり、疲れも取れません。

 

余裕を持って日常生活に戻ったほうが、疲れが取れるでしょう。

 

 

8.デジタルデトックスを行う

心身が疲れている海外旅行の後こそ、デジタルデトックスを行いましょう。

 

帰国後は、意識的にスマートフォンやパソコンの使用時間を減らすことをおすすめします。

 

 

デジタルデバイスの青色光は、交感神経を活発化させ、睡眠の質を低下させる原因にもなります。

 

特に就寝前の1〜2時間は、使用を控えるようにし、読書や瞑想など、よりリラックスできる活動を行いましょう。

 

 

海外旅行中にできる疲れを残さない方法

 

1.十分な睡眠を心がける

 

十分な睡眠は旅行中も必要です。

 

旅行中は、つい睡眠時間を削って楽しんでしまいがちですが、十分な睡眠は疲労回復の基本。

 

以下のポイントを意識しましょう。

 

・可能な限り、普段と同じ睡眠時間を確保する
・寝る前にはリラックスタイムを設ける
・快適な睡眠環境を整える（アイマスクや耳栓の使用など）

 

 

旅先でも良質な睡眠を確保することが、疲れを残さないコツです。

 

 

2.水分補給を忘れずに

旅行中は、飲み物の確保が出来ないこともあり、気づかないうちに脱水状態になっていることがあります。

特に、飛行機での移動や、暑い地域への旅行では要注意。

 

こまめな水分補給を心がけましょう。

 

・ペットボトルで飲み物を常に持ち歩く
・アルコールやカフェインの摂取を控えめにする
・のどが渇く前に水分を摂る

・飲める内に飲む

 

 

水分補給は、疲労回復だけでなく、旅行中の体調維持にも効果的です。

 

 

3.ストレッチを日課に

旅先でもストレッチをすることで、体の疲れを軽減できます。

 

慣れない環境でストレッチをするのは億劫な時もありますが、疲れを残さないため、やるようにするといいでしょう。

 

・就寝前に軽くストレッチをする
・移動中の待ち時間を利用して、首や肩を軽くほぐす

・飛行機内で足の指を動かす

 

 

余談ですが、飛行機内で軽いストレッチをするのは、エコノミークラス症候群を防ぐのに重要です。

 

>外部リンク：エコノミークラス症候群の予防のために

 

 

4.食事のバランスを意識する

 

実は、旅行中は栄養バランスが崩れがちです。

 

栄養が摂れていないと疲れやすくなり、体調不良の原因にもなります。

 

以下のポイントを意識しましょう。

 

・サプリメントを持っていく
・朝食はしっかり取る
・腹八分目を心がける

 

 

私は、サプリメントを持っていき、体調を維持することに気を付けています。

 

時には、日本食レストランで体に馴染んだ食事を取るのも良いと思います。

 

 

5.時差ボケ対策を忘れずに

時差のある地域への旅行では、時差ボケ対策が重要です。

 

・到着後はなるべく現地時間に合わせて行動する
・昼間は積極的に光を浴びる
・機内では目的地の時間に合わせて睡眠を取る

 

 

私は、翌日からスムーズに現地時間に適応するために、到着日の夜は少し早めに就寝するようにしています。

 

 

6.リラックスタイムを設ける

 

忙しく観光してばかりではなく、一日休息の日や、リラックスする時間を意識的に作りましょう。

 

・静かに読書や音楽鑑賞の時間を持つ
・ホテルのスパを利用する

・ホテルのプールサイドでゆっくりする

 

 

リラックスして身体を休めないと、楽しめるものも楽しめなくなります。

 

現地の空気を感じながら、身体を休めるのも、旅の楽しさの一つです。

 

 

7.荷物は最小限に

重い荷物を持ち歩くことは、疲労の原因になります。

 

>【2024年版】バックパッカーの必需品30選 楽しく長期旅行するグッズとは

 

・必要最小限の荷物だけ持っていく
・現地で必要なものは購入するという選択肢

・軽量なバッグを選択する

 

 

荷物を軽くすることで身軽になり、旅行がより楽しくなります。

 

 

8.柔軟な旅程を心がける

 

無理のない旅程を組むことも、疲れを残さないコツです。

 

・予定を詰め込みすぎない
・予期せぬ出来事にも柔軟に対応できるよう、余裕を持たせる
・自分のペースで旅を楽しむ

 

 

海外旅行中は、無理にでも予定を詰め込みがちですが、疲れると旅行自体を楽しめなくなります。

 

良い思い出にするためにも、余裕を持った旅程を組みましょう。

 

 

海外旅行後の疲れを取る方法、残さない方法:おわりに

海外旅行後の疲れを抑える方法、旅行中に疲れを残さない方法をご紹介しました。

 

これらの方法を、自分のライフスタイルに合わせて取り入れてみてください。

 

 

海外旅行は、私たちに素晴らしい経験と思い出を与えてくれますが、一方で、心身に大きな負担もかかります。

 

良い旅行の思い出にするためにも、疲れを残さない旅にするよう気を付けましょう。