【ZIPAIRの注意点】バンコク行きZIPAIRを実際に利用して気づいた点
「ZIPAIRを使ってみたいけど、どんな航空会社なのか知りたい」
「ZIPAIRの座席って、狭いの?」
と、利用を迷っている方へ。
今回は、筆者が実際にZIPAIRバンコク行きを利用して感じた
☑ZIPAIRとは?
☑ZIPAIRを利用すべき理由
☑ZIPAIRの座席の広さ
☑ZIPAIRのwi-fi環境
をお伝えし、
利用前の参考にしていただけたらと思います。
目次
ZIPAIRは日本航空のLCC、JALマイルも使える
ZIPAIRは日本航空の子会社であり、国際線専門の航空会社で、
現在世界に7路線を就航しています。
☑ソウル
☑台北
☑バンコク
☑ロサンゼルス
☑サンノゼ
☑ホノルル
☑シンガポール
ZIPAIRはLCCでありながらwi-fi完備、
実質ビジネスクラスである「ZIPフルフラット」を採用しているなど、
LCCの中では異色の存在であり、
フルキャリアともLCCとも違う立ち位置を目指しています。
>ZIPAIR
ZIPAIRではJALマイルが使える
ZIPAIRではJALマイルを利用できます。
JALの海外特典航空券は、燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)が別途設定されるので、
実質無料ではありません。
その点、ZIPAIRは燃油サーチャージがかからないので、
行きたい路線の必要ポイント分をJALマイルで支払えば、無料で利用できます。
>>JALマイレージバンク ZIPAIRポイント サービス概要
3000、5000、10000単位でマイルからZIPAIRポイントに交換でき、
10000マイルから交換するとレートが1.5倍になります。
燃料代が非常に高い現在、
ZIPAIRは非常に大きな経済的な助けになりそうです。
JALマイルの貯め方は、こちらを参考にするといいかと思います。
>>JALマイルはポイントサイトとの併用がお得!マイルをいつもより「2倍」獲得する方法。
ZIPAIRバンコク行きは成田空港第1ターミナル
今回筆者が利用したのは、バンコク行きの便です。
ZIPAIRは日本航空の系列のため、
成田空港第1ターミナルより就航しています。
ZIPAIRは搭乗の24時間前になると、自動でチェックインされますが、
カウンターでの搭乗手続きは必要になります。
ですので、国内線のようにそのまま搭乗口に向かうことはできません。
また、預け手荷物がある場合、最低1時間前までの手続きが必要になります。
チェックインカウンターはとても混雑している上、
LCCのため、早めにチェックインを締め切るので、
最低2時間前までには、手続きを済ませておきたいところです。
ZIPAIRの搭乗ゲートは22番でした。
ゲートは日によって変わると思いますので、要確認です。
LCCですので、飲み物や食べ物は有料です。
ZIPAIRは国際線ですので、
軽くつまめるものと、飲み物が無いと辛いです。
搭乗前に買っておきましょう。
ご覧の通り、かなり混んでいます。
荷物入れが、他の乗客の荷物で入れられないことがあり、
別の座席の荷物入れに入れざるを得ないことがあります。
バンコク行きの便は17:00発で、現地着22:00頃ですので、
出発するとまもなく消灯されます。
>>バンコクに着いたら両替はどうしよう?スワンナプーム国際空港のレートが最高に良い、オススメの両替所と行き方をご紹介
ZIPAIRの座席の質とシートピッチ
LCCで気になることの一つは、座席の質です。
例えば、同じLCCのエアアジアは、シートが個人的には全く合わないため苦手です。
エアアジアのシートは、座っていると自然と猫背になり、腰が痛くなるため、
長時間のフライトは無理だと感じています。
しかし、ZIPAIRの座席は腰が痛くなることはなく、長時間座っていても苦痛を感じませんでした。
席の向かいにはテーブル、タブレットを置くスペースが用意されています。
ドリンクホルダーは紙コップしか入らず、ペットボトルや缶は入りません。
充電用コンセントがあり、PCの操作や充電が可能です。
シートピッチは狭くもなく広くもなくです。
足を組む広さはありませんが、膝が前の席に着く狭さはありません。
隣の席との間スペースも十分確保されています。
パソコンを使えるか使えないかギリギリのスペースで、
タイピングは難しいと感じました。
向かいの方が座席を倒したら更に狭くなり、
パソコンの操作は厳しくなります。
パソコンが操作できないことを除き、
JCCであることを考えれば、十分なクオリティなのではないかと思います。
機内は寒いので長袖は必ず用意すべき
長袖は必ず用意しましょう。
機内は寒いです。
私はロングスリーブTシャツを着ており、そこまで寒くないと思っていたのですが、
座っていると非常に寒いです。
CAさんは「機内を24度に設定しています」と言っていましたが、
私の座っていたところだけなのでしょうか、とても寒いと感じました。
ジャケットを持っていたので、羽織って難を逃れましたが、
ジャケットが無ければ風邪を引いていました。
そして、なんとブランケットは有料です。
「寒い」のにブランケットが有料なのは「?」です。
CAさんも申し訳無さそうに言っていました。
いくら経費を切り詰めるといっても、
客が体調管理のために使うものに対して、
料金を課すのはどうなのでしょう。
あらゆるものに料金が課されるので、
機内に何を持って行くかが大事です。
こちらを参考にしてみてください。
>>海外旅行の荷物は少なくするのが正解!一人旅の荷物チェックリスト
機内エンタメ
注意事項やwi-fiの使い方が座席前にあります。
機内誌はありませんが、知りたい情報は自身のスマホやタブレットで見ることができます。
wi-fiにアクセスすると、機内エンタメ、食事やグッズの購入、
現在地情報にアクセスすることができます。
隣との距離が近いので、個人的に食事は遠慮します。
肝心のwifiが繋がらない
ただ、ZIPAIRの売りの一つである、肝心のwi-fiがほぼ機能しませんでした。
混みすぎて、google検索をするのに精一杯で、
画像読み込みなどは何十分かかるかわかりませんでした。
これは致命的です。
阿部寛のホームページしか、見れるものが無いくらいの遅さです。
全員が一斉にアクセスするため、回線の奪い合いになるのでしょうか。
CAの方曰く、路線によって使えないときがあるとのことですが、
wi-fiをあてにして、スマホ以外持ってきていない方にとっては、
長時間することがなく、とても苦痛な時間を過ごすことになります。
ZIPAIRは国際線で、長時間を機内で過ごすことになるのに、できることが何も無いのです。
私は幸い、スマホにkindleを入れていて、オフラインで1冊本を読むことができたので、まだ良かったですが、
それすらもない人はどうしたら良いのでしょう。
本当はパソコンで仕事をしたかったのですが、全く無理でした。
wi-fi環境は早急に改善すべきです。
はじめからwi-fiが無いのであれば、事前に本を持ってきたり、対策のしようがありますが、
「wi-fiを使えるはずなのに使えない」
「使えないときがある」
というのは、客にとってはかなりなストレスです。
ZIPAIRでは、客に提供するサービスの、ほぼ全てがwi-fi頼りであり、
wi-fiがなければ客は本当に「何も」できません。
機内誌もないのです。
これは、
「wi-fiが使えないことがあるので、本などをご用意してください」
とアナウンスする必要があると思います。
ちなみに帰りの便は、wi-fiが辛うじて使えました。
それでも「辛うじて」です。
読み込みはかなり遅いため、
ZIPAIRではwi-fiはほぼ使えないと思っておき、
事前に本などを持って行き、対策しておくほうがいいと思います。
ZIPAIRの良かった点、注意点、まとめ
私が乗った東京ーバンコク路線についてまとめます。
☑盛況である
☑座席は長時間のフライトでもそこまで辛くない
☑座席は がおすすめ
☑機内は寒い
☑ブランケットは有料
☑wi-fiはほぼ使えない
ZIPAIRは他のLCCとは一線を画し、新しいフライトの形を提供していると感じています。
座席には、ほぼ不自由がありませんし、
CAさんもとても感じが良く、これだけでも「また乗りたい」と思えます。
あとはwi-fiです。
wi-fiの速度の悪さが、このエアラインの致命傷です。
クオリティとコストの両立を目指しているエアラインは貴重です。
価格もそこまで高くはありませんし、
また乗りたいエアラインの一つになりました。
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著者及びブログの紹介:
FAR EAST TRADING代表、輸入販売業・宿泊事業を運営。国家資格:総合旅行業務取扱管理者保有。北海道丁主催、北海道応援団会議メンバー。20年間で23か国をビジネスや旅行で巡る。英語でのコミュニケーションが可能。旅の経験と輸入の知識を元に、ブログでの情報発信やユニークな商品を日本に紹介しています。
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