バンコク行きZIPAIRに乗ってみて。ZIPAIRを考えている人は必見
東京ーバンコク行きZIPAIRに乗ってみました。
ZIPAIRをお考えの方の参考になればと思います。
ZIPAIRとは
ZIPAIRは日本の国際線専門の航空会社で、日本航空の子会社。
現在7路線を就航しています。
・ソウル
・台北
・バンコク
・ロサンゼルス
・サンノゼ
・ホノルル
・シンガポール
日本航空のマイレージが使用でき、燃油サーチャージがかかりません。
LCCでありながらwi-fi完備、実質ビジネスクラスである「ZIPフルフラット」を用意しているなど、
LCCの中では異色の存在であり、フルキャリアともLCCとも違う立ち位置を目指しています。
公式:ZIPAIR
ZIPAIRバンコク行きは成田空港第1ターミナル
ZIPAIRは日本航空の子会社のため、成田空港第1ターミナルより就航しています。
ZIPAIRは登場の24時間前になると、自動でチェックインされますが、
カウンターでの搭乗手続きは必要になります。
国内線のようにそのまま搭乗口に向かうことはできません。
また、預け手荷物がある場合、最低1時間前までの手続きが必要になります。
盛況なようで、とても混雑しています。
LCCのため、最低2時間前までには手続きを済ませ、慌てることのないようにしておきたいところです。
ZIPAIRの搭乗ゲートは22番でした。
ゲートは日によって変わると思いますので、要確認です。
LCCですので、飲み物や食べ物は有料です。
ZIPAIRは国際線ですので、軽くつまめるもの、飲み物が無いと辛いです。
搭乗前に買っておきましょう。
搭乗の約30分前になると搭乗のアナウンスがあります。
正直、そこまで混んでいないと思っていましたが、思いの外とても混んでいました。
そして外国人比率がかなり高いと感じました。
荷物が入らないことがしばしばあるため、別の座席上に置かざるを得ないことがあります。
座席について
LCCで気になるのは、座席の質についてです。
エアアジアは国内線も国際線も、個人的には苦手です。
エアアジアのシートは、座っていると自然と猫背になって腰が痛くなるため、長時間のフライトは無理だと感じています。
ですが、ZIPAIRの座席はそのようなことはありません。
腰も痛くならず、長時間座っていても苦痛を感じませんでした。
LCCですので、特別良い座席を用意する必要はありませんし、装備がたくさんある必要はありません。
腰が痛くならずに、長時間座っていられるようであれば個人的にはOKです。
席の向かいにはテーブル、タブレットを置けるスペースが用意されています。
ドリンクホルダーは紙コップしか入らず、ペットボトルや缶は入りません。
充電用コンセントもあるので、席でのワークも可能です。
座席と座席の間のスペースは、普通です。
スペース的に足は組めませんが、不自由は感じない広さです。
隣との間も普通の距離です。
パソコンを使う場合、使えるか使えないかギリギリといったスペースなので、打ち込みは難しいと感じました。
向かいの方が座席を倒したら更に狭くなります。
バンコク行きの便は17:00発で、現地着22:00頃ですので、
出発するとまもなく消灯されます。
長袖は必ず用意
長袖は必ず用意しましょう。
機内は寒いです。
私はロングスリーブTシャツを着ており、そこまで寒くはならないと思っていたのですが、座っていると寒さを感じます。
CAさんは「機内を24度に設定しています」と言っていましたが、私の座っていたところだけなのでしょうか、とても寒いと感じました。
幸いジャケットを持っていたので、羽織って難を逃れましたが、ジャケットが無ければ風邪を引いていました。
なんとブランケットは有料です。
「寒い」のにブランケットが有料なのは「?」です。
CAさんも申し訳無さそうに言っていました。
いくら経費を切り詰めるといっても、客が体調管理のために使うものに対して、料金を課すのはどうなのでしょう。
機内エンタメ
注意事項やwi-fiの使い方はありますが、機内誌はありません。
知りたい情報は、自身のスマホやタブレットで見ることができます。
wi-fiにアクセスすると、機内エンタメ、食事やグッズの購入、現在地情報にアクセスすることができます。
映画や音楽を機内で退屈せずに楽しむことができるほか、
おなじみの、現在地の確認ができます。
隣との距離が近いので、個人的には食事は遠慮します。
肝心のwi-fiが・・・
ただ、ZIPAIRの売りの一つである、肝心のwi-fiがほぼ機能しませんでした。
重すぎて、google検索をするのに精一杯で、画像読み込みなどは何十分かかるかわかりません。
これは致命的です。
この時のようにほぼ満席のときは、全員が一斉にアクセスするため、回線の奪い合いになるのでしょう。
CAの方曰く、路線によって使えないときがあるとのことですが、wi-fiをあてにして、スマホ以外持ってきていない方にとっては、とても苦痛な時間を過ごすことになります。
ZIPAIRは国際線で、長時間を機内で過ごすことになるのに、できることが何も無いのです。
私は幸い、スマホにkindleを入れていて、オフラインで1冊本を読むことができたので、まだ良かったですが、それすらもない人はどうしたら良いのでしょう。
本当はパソコンで仕事をしたかったのですが、全く無理でした。
wi-fi環境は早急に改善すべきです。
はじめからwi-fiが無いのであれば、事前に本を持ってきたり、対策のしようがありますが、「wi-fiを使えるはずなのに使えない」「使えないときがある」というのは、客にとってはかなりなストレスですし、本当にがっかりなはずです。
ZIPAIRでは、客がするほぼ全てのことがwi-fi頼りであり、wi-fiがなければ客は本当に「何も」できません。
改善するための期間も必要ですし、まずは応急処置として、ZIPAIRさんが自ら「wi-fiが使えないことがあるので、ご自身で本などをご用意してください」とアナウンスする必要があると思います。
「wi-fiがある」と謳っている以上「使えないときもある」と言うのは、かなり勇気がいると思いますが、「会社」としてどちらが正道でしょうか。
よって、ZIPAIRでは本などを事前に用意しておく必要があります。
ちなみに帰りの便は、wi-fiが辛うじて使えました。
それも「辛うじて」です。
読み込みはかなり遅く、wi-fiはほぼ使えないと思っておき、事前に本などで対策しておくほうが安全です。
ZIPAIRの良かった点、改善すべき点、まとめ
私が乗った東京ーバンコク路線についてまとめます。
・盛況
・座席は長時間のフライトでもそこまで辛くない
・機内は寒い
・ブランケットは有料
・wi-fiはほぼ使えない
ZIPAIRは他のLCCとは一線を画し、新しいフライトの形を提供していると感じています。
座席は不自由ありませんし、CAさんもとても感じが良く、細やかな点は日本らしいと思います。
ですが、改善すべき点はまだあると思います。
値段を抑えつつ、日本ならではの確かなクオリティを目指すのであれば、せめて提供しているものは「何があっても使える」ようにしたほうが良いと思います。
また、あらゆる物を切り詰め、有料にした結果、体調管理のためのブランケットまで有料になってしまうのは、どうでしょうか。
私達は、値段を切り詰め、コストを抑えた結果、安価に目的地まで行ける恩恵を受けていますが、一方で「お金を払わないと、あれもできない、これもできない」という冷たさや寂しさも感じます。
ただ、あらゆるモノのコストが高い現代において、クオリティとコストの両立を目指しているエアラインは貴重なことは確かです。
航空業界に新たな価値観を根付かせてくれることを期待しています。
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