【海外旅行】学生の一人旅orグループ旅行、事前に知っておくべき22のこと!
みなさん、海外旅行に行きたいと思ったことはありませんか?
特に学生のうちに、異国の地を訪れ、新しい文化に触れ、人生を変えるような経験をしたいと考えている人も多いはずです。
でも、海外旅行には様々な不安や疑問がつきもの。
私自身、学生時代に何度か海外旅行をした経験があります。
初めての海外旅行では、空港に着いた瞬間から心臓がバクバクしていたのを今でも覚えています。
「言葉が通じるかな?」「お金は足りるかな?」「迷子にならないかな?」と、不安だらけでした。
でも、そんな不安を乗り越えて実際に旅をしてみると、それは想像以上にワクワクする冒険でした。
今回は、そんな私の経験も交えながら、学生が海外旅行をする際に知っておくべきことを、できるだけ詳しくお伝えしていきます。
目次
1.旅行の計画を立てる
まず最初に考えるべきなのは、いつ、どこに、誰と行くかです。
これが決まれば、旅の形がグッと見えてきます。
旅行の時期
学生にとって、長期休暇が取れるのは主に以下の時期でしょう
・春休み(2月下旬~4月上旬)
・夏休み(7月下旬~9月下旬)
・冬休み(12月下旬~1月上旬)
ただし、気をつけたいのは旅行先の気候や祝日です。
例えば、夏休みに東南アジアに行くと、スコールの季節と重なることも。
ヨーロッパの8月は、現地の人も休暇中で街全体がお休みムード一色になることもあります。
そうすると、公共交通機関、買い物に影響があったりするので、そこは注意しておいたほうがよさそうです。
行き先の選び方
行き先を決める際は、以下のポイントを考慮すると良いでしょう
・興味のある文化や歴史
・体験したいアクティビティ
・予算
・治安
・言語のハードル
例えば、私が学生時代に行ったイギリス、タイ、トルコでは、食事や現地の空気感、文化に興味があったから選びました。
でも、言葉の壁は予想以上に高くて、最初は戸惑うことも多かったです。
一人旅?それともグループ旅行?
これは本当に人それぞれです。
一人旅のメリットは、自分のペースで旅行できること。
その反面、寂しさを感じたり、トラブルが起きたときに心細かったりすることも。
グループ旅行は、楽しさも不安も分かち合えるのがいいところ。
ただし、意見が合わなくて喧嘩になることもあるので要注意です。
私はどちらも経験しましたが、初めての海外旅行は一人旅でした。
始めに行ったイギリスでは、その時は夏でしたので、夜8時になっても日が落ちず、全く違った文化と雰囲気に戸惑い、ホームシックになったのを覚えています。
それからは言葉が通じなかったり、様々なトラブルを経験しながらも旅を終えたことで、それが大きな思い出と自信になり、その後の私の人生の大きな力になりました。
グループ旅行に行ったのは大学生の終わりのころでした。
お互いの性格をよく知っていたので、旅行中は皆スムーズに過ごせましたが、予定を立てるときは、みんなの希望を聞いて折衷案を出すのに苦労したのを覚えています。
2.旅の予算の準備
学生にとって、旅行の予算は大きな関心事ですよね。
「行きたいけど、お金が…」なんて思っている人も多いはず。
でも、計画的に準備すれば、思ったより安く旅行できるんです。
航空券はLCCで
まず大きな出費となるのが航空券。
これは早めに予約すると格段に安くなることが多いです。
LCC(格安航空会社)を利用するのも一つの手。私はなるべく航空券の出費は抑え、現地での生活に充てたいので、今でもLCCを積極的に利用しています。
ただし、手荷物の制限が厳しかったり、機内食が別料金だったりするので、トータルでの費用を考えましょう。
例えば、私が学生時代にタイに行った時は、LCCを使って往復で5万円ほどで行けました。
ただしその場合、手荷物はなるべく預けないようにし、座席指定など、全てのオプションを付けないことで、
料金を抑える必要があります。
ちなみに、タイに行くときはエアアジアが便利です。
自分の荷物の量など考慮して、自分に合ったオプションを選び、航空券を安く抑えましょう。
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宿泊費はホステル利用で抑えるとGOOD
宿泊費を抑えるなら、ホステルがおすすめです。
個室よりもドミトリータイプの相部屋の方が断然安いです。
欧米の都市部の場合、1泊2000~3000円くらいから見つかります。
ホステルは他の旅行者と交流できるのが魅力。
私が以前ブルガリアのソフィアのホステルに泊まった時は、同室の日本人と意気投合して、夕食や街の散策に一緒に出掛けました。
食費と交通費
食費は、地元のスーパーやマーケットを利用すると節約できます。
毎食レストランだと高くつくからです。
交通費は、現地の公共交通機関をうまく使いましょう。
例えば、ヨーロッパなら鉄道パスを購入すると、複数の国を周遊する際にお得に回れます。
少々勇気が要るかもしれませんが、バスを使うと安く移動できます。
バスは言葉が通じなかったり、現地の言葉しか書いていなかったり、ルールもまた違っていたりと、旅行に慣れていないうちはハードルが高い場合があります。
ですが、わからないことを誰かに伝えると、親切に教えてくれることが多いので、積極的に使ってみるのおススメです。
総予算の目安は?
ざっくりですが、以下が1週間の海外旅行の予算の目安です。
・アジア圏:15~20万円
・ヨーロッパ、北米:20~30万円
・オセアニア:25~35万円
もちろん、行き先や旅のスタイルによって大きく変わるので、あくまで参考程度に考えてください。
3.海外旅行で準備するもの
海外旅行の準備で忘れてはいけないものがいくつかあります。
パスポートを申請するのを忘れずに
まず絶対に必要なのがパスポート。
取得には1週間から2週間かかるので、余裕を持って申請しましょう。
また、多くの国で入国時に6ヶ月以上の有効期限が必要です。期限切れに注意!
残りの有効期限が1・2か月の場合でも、国によっては引っかかることがあるので、
残りの有効期限が少ない場合は早めに更新しておきましょう。
ビザの申請が必要が調べる
行き先によっては、ビザ(査証)が必要になります。
ビザとは、国がその人を受け入れる証のことですが、行き先によっては前もってビザが必要になることがあります。
ビザが必要かどうかは、情勢によって変わるので、渡航前に調べておくことをおすすめします。
海外旅行保険には入るべき
これは絶対に入っておくべきです。
保険に入っておくと、病気やケガ、盗難などのトラブルに対応してくれるので、安心して旅行できます。
私はインドでパスポートやその他の荷物が盗まれたことがありましたが、旅行が終わってから、荷物とパスポート取得代のすべてが保険で戻ってきました。
ただし盗難に遭った場合は、現地の警察に届け出ないと保険が下りないので要注意。
エポスカードの海外旅行保険は、年会費無料で、実質お金がかからず保険に入れます。
やることは、カードを取得し、旅行時に持っていくだけ。
こんなに楽な保険自動付帯のカードは数少ないので、ぜひEPOSカードを取得しておきましょう。
クレジットカードを必ず持っていくこと
海外ではクレジットカードが非常に便利です。
VISAかマスターが通用度が高いので、こちらのどれかを選びましょう。
JCBとアメックスは使えないことが多々あるので、おすすめしません。
上記のEPOSカードがあれば、海外で不便に感じることはありません。
SIMカードorWi-Fiルーター
海外でネットが使えないのは致命的です。
現地でSIMカードを購入するか、Wi-Fiルーターをレンタルするかを検討しましょう。
私は到着後すぐに空港でSIMカードを購入するようにしています。地図アプリやSNSがすぐに使えて便利です。
スマホがeSIM対応なら、設定するだけで海外で通信が可能。
事前にお使いのスマホがeSIM対応かどうか、調べておきましょう。
4.旅行中の心得
いよいよ旅行が始まりまると、ワクワクする反面、不安もあるかもしれません。
でも大丈夫、ちょっとしたコツを押さえれば、楽しい旅行になること間違いなしです。
安全面での注意
まず大切なのは、安全に気をつけること。
海外では思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
貴重品の管理: パスポートやお金は必ずホテルのセーフティボックスに。外出時は体から離さない工夫を。
スリや置き引きに注意: 特に観光地や公共交通機関では要注意。
夜間の一人歩きは避ける: 特に女性は注意が必要です。
私がヨーロッパを旅行した時、ニセ警官に「クレジットカードを見せろ、暗証番号も教えろ」と言われたことがあります。
幸い怪しいことに直ぐ気づいて、追い払いましたが、そういった思いもよらないトラブルが海外旅行では起こるので注意しましょう。
文化の違いを楽しむ
海外旅行の醍醐味は、異文化体験ですが、時に戸惑うこともあるでしょう。
現地の習慣を尊重: 例えば、イスラム圏では肌の露出に気をつけるなど。
食事のマナー: 箸の使い方や、食べ方にも国による違いがあります。
時間感覚: 国によって「時間通り」の概念が違うことも。
ジェスチャー: 国によって、やってはいけないことも。
ヨーロッパのブルガリアという国では、Yesの時は顔を横に振ります。
タイでは頭を撫でることは失礼に当たります。
海外では日本とは違う文化や考え方があるため、トラブルを回避するためにも事前に、行き先の国について調べておきましょう。
現地の人と交流を
旅行の思い出を何倍も豊かにしてくれるのが、現地の人との交流です。
簡単な挨拶は覚える: 「ありがとう」「こんにちは」くらいは現地語で。
積極的に話しかける: 道を尋ねるのもいいきっかけに。
地元の人おすすめのスポットを聞く: 観光ガイドにはない穴場が見つかるかも。
インドで私が道に迷っていたとき、偶然出会ったお兄さんに駅まで連れて行ってもらったのは、人のやさしさに触れた良い思い出です。
予定は柔軟に
旅の醍醐味は思わぬ出会いや発見です。
だから、あまり予定を詰め込みすぎないのがコツです。
1日1~2か所程度の観光がちょうどいい: 余裕を持った計画を。
「何もしない時間」も大切: カフェでのんびりするのも旅の楽しみ。
天候や体調に合わせて臨機応変に: 無理は禁物です。
私は予定を詰め込み過ぎて、一日が終わってみると疲れ切っていたことがあります。
疲れた思い出ばかりにならない為にも、予定は少ない方が海外旅行の思い出をより濃いものにします。
SNSの使い方に注意
旅行では、SNSは欠かせないツールですが、使い方には気をつけましょう。
リアルタイムの投稿は控えめに: 犯罪のターゲットになる可能性も。
写真を撮るときはマナーを守る: 撮影禁止の場所も多いので要注意。
現地の人の写真を撮る時は許可を: 文化によっては写真を嫌う人も。
予期せぬトラブルへの対処
どんなに準備していても、思わぬトラブルは起こるものです、そんな時こそ冷静になりましょう。
大使館や領事館の連絡先は控えておく: 最悪の事態に備えて。
保険会社の緊急連絡先も大切: 病気やケガの時に心強い味方に。
現金とカードは別々に持ち歩く: 盗難対策として有効。
私がインドでパスポートをバッグを盗まれた時、現金とカード、パスポートのコピーを別に持っていたことで、パスポート再発行までの宿泊や食費を確保することができました。
帰国後も旅は続く
旅の思い出は、帰国後も長く心に残るもの。その経験を大切にしましょう。
写真を整理する: 思い出を振り返るいい機会に。
旅行記を書く: 経験を言葉にすることで、さらに深い気づきが得られるかも。
お世話になった人にお礼の連絡: 国際交流の第一歩になるかも。
実は旅が終わってから、それまでは気づかなかった発見を日常生活でしたり、新たな学びがあったりして、旅の思い出がさらに良いものになる感覚があります。
旅から得た思い出を、これからの人生に活かしましょう。
5.学生時代の海外旅行がもたらすもの
さて、ここまで海外旅行の具体的な準備や心得について書いてきましたが、最後に学生時代に海外旅行をすることの意義について考えてみましょう。
視野が広がる
何と言っても、海外旅行の最大の魅力は世界が広がることです。
教科書や映画で見ていた景色が目の前に広がり、ニュースで聞いていた国の人々と直接話をする。これほど刺激的な経験はありません。
私が初めてヨーロッパを訪れた時、街並みの美しさ感動しました。
同時に、日本とは全く違う生活や価値観に触れ、疲れたりホームシックになったりした反面、「世界には様々な生き方があるんだ」と強く実感しました。
自分を見つめなおすきっかけに
慣れない環境に身を置くことは、自分を客観的に見つめ直す機会にもなります。
当たり前だと思っていた考え方が、実は日本特有のものだったと気づくこともあるでしょう。
例えば私は、インドを滞在中、時間にルーズな現地の人々を見て最初はイライラしていました。
「なんてだらしないんだろう」と考えたこともありましたが、彼らもまた、日本にはない独自の生活習慣の中で一生懸命に生きていることを知り、自分の価値観を見直すきっかけになりました。
語学力の向上
語学力の向上も大きなメリットです。
学校で学ぶ英語と、実際に使う英語は全然違います。
英語を使うことに慣れていないと、最初は戸惑うかもしれませんが、使わざるを得ない環境に身を置くことで、驚くほど上達します。
私の場合、最初の海外旅行では、注文さえまともにできないレベルでした。
でも、英語を話せないことのショックから英語を学びだし、少しずつコミュニケーションが取れるようになりました。
自信がつく
初めての海外では、様々な困難に直面しますが、それを乗り越えていくことで大きな自信になります。
私は一人で旅を経験したことが自信になり、その後の生活に大いに役立ちました。
将来の可能性に繋がる
学生時代の海外経験は、将来のキャリアにも大きな影響を与えます。
現代では、海外経験は大きな武器になります。
私の周りでも、学生時代の海外旅行がきっかけで、留学を決意したり、海外勤務を希望したりする人が少なくありません。
私自身も海外旅行がきっかけになり、海外に繋がる仕事がしたいと思うようになり、今の仕事につながりました。
一生の思い出になる
何より、学生時代の海外旅行はかけがえのない思い出になります。
若い内は大胆さや、時間的な余裕、そして吸収力の高さがあります。
これらが重なって、一生心に残る経験になります。
私は今でも、学生時代に旅したトルコが未だに心に残っています。
秋も終わり冬に差し掛かったイスタンブールの温かな雰囲気が、ずっと私に影響を与えています。
6.おわりに
いかがでしたか?
学生の海外旅行について、準備から心得、そしてその意義まで、できるだけ詳しくお伝えしてきました。
確かに、海外旅行には不安がつきものです。
でも、その不安を上回る素晴らしい経験が待っているはずです。
「お金がない」「語学力に自信がない」そんな理由で諦めてしまうのは本当にもったいない。
海外では本当に素晴らしい体験が待っています。
ぜひ、学生時代という貴重な時期に、海外旅行にチャレンジしてみてください。
その経験は、きっとあなたの人生を豊かにしてくれるはずです。
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FAR EAST TRADING代表、輸入販売業・宿泊事業を運営。国家資格:総合旅行業務取扱管理者保有。北海道丁主催、北海道応援団会議メンバー。20年間で23か国をビジネスや旅行で巡る。英語でのコミュニケーションが可能。旅の経験と輸入の知識を元に、ブログでの情報発信やユニークな商品を日本に紹介しています。
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