1週間の海外旅行におすすめのスーツケース11選 | 必要な大きさや容量なども解説

海外旅行を楽しむには、しっかりと旅に合ったスーツケースを選びたいところ。
1週間という、ちょっと長い滞在となると荷物の量も多いくなるため、大きさや容量をよく考えてスーツケースを選ぶ必要があります。
この記事では「海外に1週間は滞在する」、という方に最適なスーツケースの選び方を、当社編集部がご紹介。スーツケースの準備にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
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著者について:
FAR EAST TRADING代表、WEBマーケティング事業・宿泊事業を運営。20年間で23か国をビジネスや旅行で巡る。旅の経験と輸入の知識を元に、ブログでの情報発信やユニークな商品を日本に紹介しています。
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国際線の一般的な受託手荷物ルールについて
1週間分のスーツケースを持っていくとなると、荷物を預ける(受託手荷物)ことになるかと思われます。
ここで、今一度受託手荷物について理解を深めましょう。
サイズ(外寸)
三辺合計158cm以内が、国際線で最も一般的な基準で、多くの航空会社がこのサイズを採用しています。キャスター・取っ手を含む外寸で測られる点に注意しましょう。
158cmを超えると大型手荷物となり、路線や運賃により有料で預けられる場合もあれば、超過手数料の設定があるケースもあります(航空会社に要確認!)
重量
エコノミーの目安は23kgまで。ビジネス/ファーストは32kgまで許容されることが多いです。
国際的な安全基準として、「1個あたりの上限は32kgを超えない」というルールがあります。ですので、32kgを超す荷物は受託不可となり、貨物扱いになる航空会社がほとんど。
1週間の海外旅行に最適なスーツケースの大きさは?

1週間という、日本人にはちょっと長めの海外旅行だと、衣類や生活用品など、沢山の荷物を持っていく必要があります。
1週間の旅行の荷物を入れるのに、ちょうどいいスーツケースの大きさは何リットルでしょう?
一週間の海外旅行:シチュエーション別のリットル数
1週間(6〜8日)の海外旅行なら、容量は60〜80Lが扱いやすい基準です。筆者の経験則として「1泊あたり約10L」が目安です。
パッキング時の注意点が2つあります。
①帰路は荷物が増えるため行きは7割詰めにする
②重量制限に気を付ける(多くの航空会社でエコノミーは23kg前後)に収まるよう本体の重さも考慮すること(軽量ボディを選べば、実荷物に割ける重量の余裕が増えます)。
機内持ち込みか受託、どちらにする?判断基準
機内持ち込みのみで1週間の旅行を成立させることは可能ですが・・、条件があります。
機内持ち込みにするときは、洗濯・圧縮・着回し対策が必ず必要になります。
また、次のいずれかに当てはまる場合、受託(預け入れ)手荷物にしたほうが安心です。
・冬場で衣類がかさむ
・出張で替えのシャツや革靴が必要
・子供連れ
・買い物を楽しむ予定
季節・目的・同行者の有無で容量を調整しよう
冬場やヨーロッパ、アメリカ大陸への旅行・・・アウター・ニット・ブーツでかさが増える。+10〜15Lを目安に。
ビーチ・南国・・・薄手中心。60〜70Lで十分なことが多い。
出張・会食あり・・・ジャケット、ドレスシューズ、資料を入れる。ガーメント機能(スーツ収納機能のこと)付きがかなりラクです。
子供連れ・・・衣類やケア用品が増えるため70〜80L、もしくは2個持っていくことを検討。
買い物多め:行きを7割にし、スーツケースに折りたたみのバッグを忍ばせるとGOOD。帰路は手荷物を分散。
1週間の海外旅行用スーツケースの選び方
スーツケースの素材選びはとても重要なポイント。スーツケースは主に、ハードタイプとソフトタイプの2種類があります。
ハード vs.ソフト
ハード・・・衝撃と水に強く、割れ物や精密機器を入れる場合に向いている。表面に傷は入りやすい。
ソフト・・・軽量で前面ポケットが便利。詰めすぎると3辺の長さが超過するので注意。
フレーム vs.ファスナー
フレーム・・・アルミニウムや、ポリカードネイト製が多い。丈夫さと防犯性は高いが、やや重い。
ファスナー・・・軽く開閉が速い。TSAロックが必須。
キャスター(ホイール)
・ダブルキャスターは安定感と静音性に優れ、石畳やタイルに強い。
・日本製キャスターがおすすめ!
重量と操縦感
・1週間の旅行用のスーツケース(70Lクラス)なら、本体が3〜4kg台が実用的で一般的に軽い。
・持ち上げる場面(階段・車載)も想定して、トップ、サイドのハンドルの掴みやすさを確認。
セキュリティ
海外路線はTSAロックが大前提。ダイヤルロック式の場合は、鍵の番号を旅の初めに決めて、スマホの安全な場所にメモするのがおすすめです。
ハードタイプが向いている人

ハードタイプのスーツケースは、荷物を衝撃や水から守る必要がある方に向いており、セキュリティの面でもソフトタイプよりも秀でています。
ただ、取り回しや重量はソフトタイプに劣ることが多いので、長期間旅行をする方に向いていると言えます。
ソフトタイプが向いている人

ソフトタイプは軽量で取り回しも良く、持ち運びやすいものを求める方にピッタリです。
また、外部ポケットがあり、急に物を取り出すときの対応や、何度も開け閉めする人に、ソフトタイプは向いています。
ソフトタイプは実は丈夫で、ソフトスーツケースに使用されている生地はナイフもほぼ通しません。空港で荷物を預けた際、扱われ方が雑でもハードタイプのように、破損のリスクも低いです。
用途別:おすすめのスーツケースの選び方
スーツケースは目的や用途によっても、選び方が変わってきます。
1週間の海外旅行に!おすすめのスーツケース
Samsonite サムソナイト C-LITE スピナー75
サムソナイトはアメリカのスーツケースやバッグのブランドで、頑丈で高品質な製品を開発し、世界シェアNo.1を誇っています
貝殻にインスパイアされたアイコニックなデザイン。超軽量かつ驚くほどの耐久性を誇るCurv素材。海外旅行や長期の出張など、1週間以上の旅に最適な75cm。
Samsonite サムソナイト ミンター・スピナー75
洗練されたフォルムと機能性を融合させたトラベルコレクション。モダンで洗練された外観に、アルミニウムのロゴバーとマットな質感のシェルの直線が特徴的。
エキスパンダブル(拡張)機能を搭載しており、旅先で荷物が増えても収納容量をアップ可能。
プロテカ PROTeCA スタリアCXR
日本ブランドのエースが展開する「プロテカ」シリーズ。
軽量・丈夫さに加え、高い収納力やキャスターストッパー機能。キャスターの静音性を兼ね備えた、高機能スーツケース。
よりスムーズな走行と納得の大容量で、旅を心地よくサポートします。
ACE クレスタ
「ACE」ブランドのスーツケースシリーズ「クレスタ」。荷物が増えた時に安心!、エキスパンド機能付きのスーツケースです。
ACE オーバル 90L/111L
荷物の量に応じてサイズを変更可能な「エキスパンダブル機能」を搭載。キャスターは凹凸のある道でも安定した走行が可能な双輪キャスタータイプ。
10泊以上の旅行や出張、ホームステイなどの長期滞在に適したサイズの、ジッパータイプのスーツケースです。
トゥミ TUMI スーツケース 19 DEGREE
TUMI(トゥミ)は、アメリカで1975年に創業されたバッグのブランドです。
立体的な斜角をもたせ、遠くからでも近くからでも印象的に見えるデザインと拡張機能、モダンなシルエットが特徴の19 Degreeコレクション。
リサイクル素材を使用したポリカーボネイトの本体は、軽量で柔軟性があり、耐久性に優れ、静音で操作性に優れたホイールとの組み合わせにより、快適な旅=移動を約束します。
DELSEY デルセー シャトレ エアー
フランスのラゲージにおけるヘリテージブランド、DELSEYが作り出したCHATELETシリーズ。
CHATELET AIR2.0はCHATELET AIRから更に軽量化されたボディに、スーツケース内に収納したモバイルバッテリーのリレー機能(S/SMサイズのみ)が加わりました。
Samsonite サムソナイト ストラリウム スピナー
「ストラリウム」は、2つのファブリックのコンビネーションが美しく、洗練された外観と機能的な仕様でありながら、手の届きやすいリーズナブルな価格が特徴です。
エキスパンダブル機能を全サイズに装備して、レジャートラベルの容量拡張のニーズにも対応。
スムーズな走行で回転自在のダブルホイールは、海外などで多い凸凹道で真価を発揮します。
ACE エース ソフトキャリー ロックペイントSS
9-10泊以上の旅に最適のソフトスーツケースで、ホームステイや家族旅行にも役立ちます。たっぷりした奥行きがあり、高い収納力があります。
ふたは横開きタイプで、裏側のメッシュポケットには小物類の整理収納ができ、前ポケット内部はペンや手帳など、さまざまな小物を収納できるオーガナイザー仕様です。
Travelite トラべライト Skaii
日本上陸、ドイツスーツケースブランド「トラべライト」。
1949年より高品質で耐久性のあるキャリーケースを生み出してきたトラべライトより、軽量かつ丈夫なリサイクルポリエステル素材を採用した「Skaii」が登場。サステナブルなリサイクル素材で超軽量化を実現。
360度回転する大口径のダブルホイールキャスターで、あらゆる方向にスムーズに移動。静かで安定した走行が可能。
Legend Walker レジェンドウォーカー ソフトスーツケース
日本発のスーツケースブランド「レジェンドウォーカー」の、容量拡張機能を搭載した超大容量モデル。
ボディには軽量素材のポリエステル生地を採用。パーツにも軽量素材を使用することで大容量ながらも優れた軽量さを実現しました。
ケース正面には2つのフロントポケットを装備。雑誌やパンフレットなど、すぐに取り出したいものを収納するのに便利です。
1週間の海外旅行のために:スーツケースのパッキングについて
効果的なパッキング術

1週間の海外旅行ともなると、ちょっとした荷物の工夫が必要になりますので、効果的な方法をまとめました。
パッキングの失敗パターン
パッキングが上手くいっていないと、荷物が重く感じられたり疲労したりします。
荷物リストの例(夏、観光、7日間の場合)
夏場の旅行を例に、荷物リスト(60L~70Lのスーツケースに入れる)を作成してみましたので参考にしてみてください。
・トップス3(Tシャツ×2、薄手のシャツ×1)
・ボトム2(チノorデニム×1、ハーフパンツ×1)
・アウター1(薄手のカーディガン、軽めのジャケット)
・下着・靴下3セット(洗濯ローテ必須)
・靴1(履いていく)+折りたたみサンダル
・化粧道具(洗顔、フェイスケア、メイクアップ道具)
・充電器+ケーブル2+変換プラグ1
・ガジェット(スマホ、イヤホンなど)
・雨具(超軽量折りたたみ)
・圧縮バッグ2+仕分けポーチ2
・汚れ物用ビニール袋
Q&A集集
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三辺合計158cmはキャスターや取っ手も含む?
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残念ながら含みます。
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拡張(エキスパンド)してもOK?
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拡張後に、寸法が規定内である必要があります。帰るときの拡張で超過になりがちなので注意。
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受託に入れてはいけない物は?
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現金・貴重品・壊れ物・リチウムイオン電池使用製品は機内持ち込みへ。航空会社のルールを必ず確認しましょう。
1週間の海外旅行におすすめのスーツケース:まとめ
以下に、今回の記事の内容をまとめました。
1週間以上海外に滞在する際のスーツケース選びはとても重要で、サイズ、素材、機能性など、様々な点から自分に合ったものを選ぶことが大切です。
しっかりしたスーツケースを選び、ストレス無く、海外旅行を楽しみましょう!
「旅とあなた」。旅をもっと自由に。
旅をもっと自由に。
「旅と」は、海外旅行の楽しさとリアルを、生きた情報で伝えるメディアです。
海外旅行の注意点、生の情報、美しさや楽しさをわかりやすく紹介し、
旅をより豊かにするアイテムや航空券の選び方もご提案します。
「旅と暮らし」「旅と人生」「旅と・・あなた」。
あなたの「旅」の人生に寄り添い、あなたの人生の旅にひとつ、彩りを加える存在であれたらと考えています。
著者の紹介:
FAR EAST TRADING代表、WEBマーケティング事業・宿泊事業を運営。20年間で23か国をビジネスや旅行で巡る。英語でのコミュニケーションが可能。旅の経験と輸入の知識を元に、ブログでの情報発信やユニークな商品を日本に紹介しています。
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