海外旅行に行く前に、旅に合ったスーツケースをしっかり選びたいところ。1週間という少々長めの海外旅行に行くのならなおさらです。
1週間の旅行では荷物の量も多くなりがちです。ですので、1週間の旅行に行く際は、スーツケースの大きさや容量、機能などをよく考えて選ぶ必要があります。
この記事では「海外に1週間滞在する」予定の方へ、最適なスーツケースの選び方、おすすめのスーツケースをご紹介します。スーツケースの準備にお悩みの方は、ぜひご参考にしてください。
何を選ぶべきかわからない時に!選ぶべきスーツケースのサイズ

1週間の旅行ともなると、スーツケースのサイズは極力大きいほうがいいのか、軽量化を目指したほうがいいのか・・・。わからない方もいらっしゃるかと思います。
Mサイズは1週間はもちろん5泊6日・10日間などの旅行にも対応
1週間の旅行ではやはりM・Lサイズのスーツケースを使っている人が多いです。筆者は1週間の旅行では、Mサイズのスーツケースを使っており、人にもよりますが、Mサイズで全く問題ありません。
Mサイズのスーツケースは汎用性が高いのが特徴で、1週間はもちろん、2泊3日の旅行、5泊6日、10日間の旅行など、様々な日数の旅行に対応できます。
Mサイズのスーツケースの大きさは?
Mサイズのスーツケースの大きさは、約65×45×25cmで、容量としては46〜65Lの間のものになります。
具体的なスーツケースのサイズはこちらの表をご覧ください。
1週間の海外旅行におすすめのスーツケースの機能と特徴
筆者が海外旅行に行ってきた中で「これがないと大変」と思うスーツケースでおすすめしたい特徴や機能は、以下の通りです。
必要なスーツケースの機能・特徴
- 軽量であること
- 日本製であること
- 容量が大きいこと
- 丈夫であること
- トップハンドル・メインハンドル(本体上部とサイドについているハンドル)が握りやすい
- システムハンドルが多段階で調整できる
- 静音であること
- キャスターの車輪が大きいこと
- やっぱりデザイン
最低でも上記の特徴を4つほど、備えているものを選びたいところです。
軽量:特に女性には軽いスーツケースがおすすめ
基本的にスーツケースは軽めのものがおすすめです。特に女性には。その理由は、ただ「楽だから」ではなく、旅行中の身体的な負担がかなり減るためです。
持ち上げる場面は意外と多い
正直、旅行中スーツケースが重いと何もかもがイヤになります。
スーツケースはただ転がすだけ、ではありません。実際は電車の中や段差・ホテルの入口や階段・バスへの積み込み時・空港の荷物台への載せ下ろしなど、持ち上げる場面は何度もあります。本体が軽いほど、こうした動作がかなり楽になります。
エスカレーターや階段、電車の乗り降りなど、スーツケースを持ち上げる機会というのは非常に多く、1週間の旅行の荷物は多いので、スーツケースの重量だけでも軽くすれば、総合的に重量は軽くなります。
体への負担を減らしやすい
重いスーツケースは、体全体(特に手首・腕・肩・腰)に負担がかかりやすいです。小柄な方・長時間の移動が多い方・力にあまり自信がない方には、軽さのメリットがかなり大きいです。
扱いやすい
軽いものは取り回しが良く移動しやすいため、スーツケースの軽さや扱いやすさが、旅行全体の満足度に直結します。
ただし、ただ軽いものを選ぶのではなく、軽くてもボディが強く、キャスターやハンドルがしっかりしたものを選びましょう。
1週間そこらの旅行ともなれば、2か所以上の拠点を持つことが多くなります。となれば、空港~ホテル・ホテル~ホテル間の移動のために、軽さが非常に大事になります。
フリクエンター リエーヴェ
PLUS ONE ALPHA SKY EX
サンコー スーパーライト
スーツケースは日本製がおすすめ
せっかく買うスーツケースは、なるべく長い期間使用したいところ。そういう場合はぜひ日本製をおすすめします。
作りが丁寧な傾向がある
日本製はやっぱり品質への安心感があります。日本製のスーツケースは、全体の仕上がりが丁寧なものが多く、開閉のしやすい・ハンドルのぐらつきが少ない・パーツの噛み合わせが良い・縫製がしっかりしている、といった特徴があります。
そしてなによりも、日本製はこまかな点にこだわりがあり、周りに配慮してキャスターが静かだったり、ハンドルの指を通す部分にしっかり空間を開けていたり、エッジを角が立たず丸く仕上げていたりといった、細やかな気配りがあります。
旅行中は少しの使いにくさが身体に負担になるため、この差は大きいです。
長持ちしやすい
日本製はいたるところを丁寧につくってあるため、結果として長持ちしやすい傾向があります。何度も旅行に使う人ほど、最初の価格だけでなく、クオリティの高さによる耐久性が大切になります。
アフターサービスを受けやすい
日本製モデルは、修理や問い合わせがしやすいことがあります。キャスターやハンドルなどは消耗しやすいため、購入後の対応も大事な判断になります。
フリクエンター リエーヴェ
プロテカ スタリアCXR
サンコー スーパーライト
容量(リットル)が大きいこと
Mサイズは通常60-70リットルほどの容量です。容量を大きくすると耐久性が失われることが多いですが、メーカーの作り方次第で、耐久性がありつつ容量が大きなスーツケースもあります。
やはり容量が大きいスーツケースが一番。
プロテカ スタリアCXR
アジアラゲージ MAXBOX
TUMI 19 DEGREE
MILESTO ミレスト 75-81 Mサイズ
丈夫さが大事な理由
スーツケースは案外壊れます。理由は路面がガタガタの街を走らせすぎた、空港で荷物を預けた際に投げられたなど様々です。
スーツケースが歪んでしまい、結果閉まらなくなったということもあり、大切な荷物のためにもスーツケースの丈夫さは重要です。
おすすめは軽量で丈夫なポリカーボネート製
アジアラゲージ MAXBOX
バーマス HERITAGEⅡ
TUMI 19 DEGREE
ハンドルが握りやすいこと
ハンドルが握りやすいことも重要です。システムハンドル(伸びるハンドル)は多段階の高さで調整できることが重要ですし、ハンドルを握りながら押して歩き続けるということは、ハンドルの形状も重要です。握りずらいハンドルは手が痛くなるからです。
トップハンドル・メインハンドルも非常によく使うため、握りやすい形状であることも重要です。
フリクエンター リエーヴェ
バーマス HERITAGEⅡ
キャスターの性能は大切
キャスターも重要です。特に街中でキャスターがゴロゴロうるさいと、結構恥ずかしくなります。また電車の中ではキャスターが動いたり転がったりするため、ストッパーも欲しいです。
ほヨーロッパの石畳の多い街中や、アジアの段差や穴だらけの道を走らせるには大径キャスターが必要です。でなければキャスターは壊れます。冬の北海道では、外国人観光客が、壊れたスーツケースをよく放置しているのはそういった理由です。
フリクエンター リエーヴェ
やっぱりデザインは大事
気に入ったデザインのスーツケースを選ぶことは、長く愛着を持って使う上でも大切です。そしてデザインの良いスーツケースは基本性能が高いものが多く、永く使えることが多いです。筆者としては、スーツケースを選ぶことも自分への投資の一つと考えて、ある程度良いものを選ぶことをおすすめしたいです。
筆者の主観ですが、デザインが優れていると思うスーツケースをチョイスしてみました。
フリクエンター リエーヴェ
DELSEY CHATELET AIR 2.0
TUMI 19 DEGREE
moln スーツケース Large
スーツケースの基本のサイズ(㎝)・リットル数一覧
スーツケースにはどんなサイズ・容量(リットル)のものがあるのでしょう?下記にスーツケースのサイズ区分や外寸(㎝)をまとめました。
| サイズ | 容量の目安(L) | 泊数目安 | 外寸(高さ×幅×奥行)cm | 3辺合計の 目安 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| SS | 10〜30L | 0〜2泊 | 約49×33×21 前後 | 100cm前後 | 機内持ち込みできるが小さい |
| S | 31〜45L | 1〜3泊 | 〜55×40×25㎝(機内持ち込みの上限の目安) | 〜115cm | 機内持ち込みの上限 |
| M | 46〜65L | 3〜5泊 | 約65×45×25cm | 約140〜158cm | 標準的なサイズ・1週間以上の旅行に |
| L | 66〜90L | 5〜8泊 | 約75×51×32㎝ | 約145〜158cm | 1週間以上の旅行に |
| LL | 91〜120L | 8〜14泊 | 約80×50×35㎝ | 約153〜166cm | 荷物が多めな場合に |
スーツケースの預け入れに大きさ・重量の制限はある?

海外旅行で、航空会社にスーツケースを預ける際の制限について解説します。
国内線・国際線の手荷物規定の違い
基本的に航空会社各社とも、機内持ち込みに関しては国内線と国際線で大差がなく、サイズ・重量ともに違いがほぼありません。
一方で預け入れ荷物(受託手荷物)は、サイズは国内線と国際線でほぼ違いがありませんが、国内線は「総重量」、国際線は「1個あたりのkg数+個数」になりやすいという違いがあります。ただ、最終的には航空会社ごとの規定確認が必要です。
スーツケースを預ける場合の制限
航空会社にスーツケースを預ける場合(受託手荷物)、どんなサイズでも預けられるというわけではなく、上限のサイズ・重量があります。上限のサイズ・重量を上回ってしまうと、追加料金、もしくは預入拒否となるので注意しましょう。
「LLサイズ」は、メーカーによって3辺合計が203cmを超えることがあります。購入前に外寸の3辺合計を確認すると安全です。
| 航空会社 | サイズ上限 | 重量枠 | 備考 |
|---|---|---|---|
| JAL | 50×60×120cm以内 | 20kgまで無料 (ファーストは45kgまで無料) | |
| ANA | 3辺合計203cm以内 | 20kgまで無料 (プレミアムは40kgまで無料) | 100kg超は不可 |
機内にスーツケースを持ち込む場合
1週間の旅行でも、Sサイズのコンパクトなスーツケースを持っていき、かつ機内に持ち込みたい場合もあります(Mサイズ以上は機内持ち込み不可)。
その場合、航空会社の機内持ち込みルールに従う必要があります。
例えばJALでは、機内持ち込み手荷物は55×40×25cm(115cm)以内、重量は10㎏以内と定められています。LCCの場合、大きさは上記と基本は同じですが、重量は7㎏以内とかなりシビアです。
機内持ち込みサイズでも1週間の旅行は可能?
「あまり大きなスーツケースを持っていきたくない」という方もいらっしゃるはず。では1週間の旅行でも、機内持ち込みスーツケース程度のサイズで行けるのでしょうか?
機内持ち込みサイズでも・・・
1週間というと「大きなスーツケースをもっていかなければ」と考えがちですが、結論から言うと、小さめのスーツケースでも1週間の旅行は可能です。
ただし、スーツケースの中身はかなり吟味する必要があり、土産物はおそらく入らないといったデメリットがあります。
1週間の旅行で機内持ち込みサイズのスーツケースを使うメリット
- LCCで荷物預けをせず飛行機代を節約できる
- 身軽になれる
- 1週間の旅行のプランが、頻繁に移動を伴う場合に便利
- 荷物が少ないため、物を無くしにくい
1週間の旅行で機内持ち込みサイズのスーツケースを使うデメリット
- 荷物があまり入らない
- 荷物を吟味する必要がある
- 旅行先で洗濯をする必要がある
- 衣服の選択肢が少なくなる
- 土産物が入らない
機内持ち込みサイズにする上での注意
機内持ち込みのみで1週間の旅行を成立させることは可能ですが・・、それには工夫や判断が必要です。
機内持ち込みにするときは、洗濯・圧縮・着回し対策が必ず必要になります。洗濯するため、衣服が即乾素材かどうか、着回ししやすい素材・デザインかどうかの判断も必要です。
機内持ち込みサイズをやめたほうがいい場合
次のいずれかに当てはまる場合、スーツケースは受託(預け入れ)手荷物にし、機内に持ち込むのはバックパックにしたほうが安全です。
1週間の海外旅行のスーツケース選びはご自身の旅行スタイルを織り交ぜて
この記事では、おすすめのスーツケースを数点ご紹介しましたが、最終的にはご自分に合ったスーツケースを用意しましょう。
買い物が多めなのか、暑い国に行くのか、寒い国に行くのか、またはハンドルが握りやすいほうがいいのか、貴重品があるので丈夫なスーツケースがいいのか・・・といったように、ご自身の旅行の目的やスタイルに合ったものを選び、ストレスの無い旅行にしましょう。