旅行後の虚無感を乗り越えるには?効果的なケア方法

楽しい旅行から帰ってくると、心が空っぽに・・・、そんな感覚になったことはありませんか?
中には、「これが嫌だから旅行に行きたくない」という人もいるくらい、人によっては、旅行後の落ち込みは大変な問題なのです。
実はこの落ち込みは、多くの人が経験する”極めて”普通のこと。
この記事では、旅行後の虚無感や落ち込みの原因を説明し、
旅行後の虚無感を乗り越えるための、筆者が考える、効果的な精神のケア法を解説します。
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旅行後の虚無感はなぜ起こる?

旅行の後の何とも言えない虚無感とは、楽しかった旅行が終わり、日常生活に戻った際に感じる、何とも言えないさみしさや、落ち込みことです。
実はこの気分の落ち込み、心理学的にも説明できる現象なんです。
非日常から日常へのギャップ
旅行中は新しい経験や刺激でいっぱいですね。
ところが、日常生活に戻ったとたん、急に刺激が少なくなるというこのギャップ。これが虚無感の原因の一つです。
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ドーパミンの急激な減少による落ち込み
ドーパミンという、脳が楽しさを感じるようになる物質があり、ドーパミンは脳内で生成されます。
旅行中は楽しさと刺激で、ドーパミンが多く脳内で生成されますが、日常生活に戻ると、今まで楽しかった旅行が終わり、ドーパミンの分泌量が一気に減少することに。
この急激なドーパミンの減少が、「何もやる気が起きない」「気分が落ち込む」といった状態の原因の一つです。
時差ボケや疲労によるもの
海外旅行から帰った後は、時差ボケや長時間の移動による疲労の蓄積で、心身のバランスを崩しがちです。
心身のバランスが崩れ、疲労や不調を感じると、「何もやる気が起きない」「落ち込む」といった状態が引き起こされます。
旅行ロスによるもの
旅行から帰った後って、とても寂しいですね?
これがいわゆる旅行ロスで、とても大きな目標を達成したという一種の喪失感であり、これも虚無感の原因となりえます。
旅行後の虚無感を乗り越えるためのケア方法
「旅行の後に落ち込むのが嫌だから、旅行に行きたくない!」という方もいるでしょう。
ですが、旅行後に感じる虚無感は避けられないものではありませんし、これから紹介する「旅行後の気持ちのケア方法」を実践してみることで、前向きな気持ちを維持することができるはずです。
Step1. 心と身体を整える

旅行から帰ってきたら、まず最初に心と身体のリカバリー(修復)を行いましょう。
時差ボケから身体を慣れさせる
大きな時差がある場所に行っていた場合は、できるだけ早く今までの時間に体を慣れさせることが大切です。
しっかり睡眠時間を確保し、規則正しい生活リズムにしましょう。
食事をしっかり摂る
旅行中は不規則な食生活になりがち。
帰宅後は特に多めのタンパク質摂取を心掛け、野菜などもしっかり食べるなど、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
軽い運動をする
ストレッチやウォーキングなど、軽い運動を取り入れることで身体の血流が良くなり、身体と心のリフレッシュになります。
ゆっくりとお風呂に
ぬるめのお湯にゆっくりつかると、旅の疲れが癒え、心身のリラックスができます。
瞑想
5-10分程度の瞑想を行うだけでも、心が落ち着き、現在の自分の状態を客観的に観察できるようになり、旅行の虚無感を感じにくくなります。
Step2. 旅の思い出を整理する

本当は旅行後は虚無感を感じるのではなく、余韻を楽しみたいものですね。
旅行の余韻を楽しみながら、思い出を整理することも、旅行の後の虚無感を和らげる効果的な方法です。
写真や動画の整理
スマホで撮った写真のアルバムを作成したり、SNSに投稿したりして、旅の思い出をまとめてみましょう。
旅日記を作ってみる
旅行中の出来事や感動を文章にすると、新たな気づきを得られることがあります。
その気づきが次の旅行の計画や、新たな楽しみへと繋がります。
旅の体験を共有
友人や家族と旅行の体験を共有することで、楽しい思い出を再体験できます。
Step3. 新しい目標や趣味を見つける

旅行という大きなイベントが終わったら、新たな目標を設定してみましょう。
行った国をより学んでみる
行った旅行先のことが忘れられなくなり、その国について学ぶことは、実は多くの方がやっていることです。
その国についての本を買ってみたり、スマホで調べてみたり、その国の服を着てみたり、サークルに参加してみたり、といったように、
その国により深く興味を持った時、自分の興味や趣向がレベルアップしていることを感じられるはずです。
次の旅行の計画を立てる
次の旅行の計画を立てることで、旅行後の寂しさをやわらげ、楽しさという前向きな気持ちに変えていくことができます。
新たなスキルを得てみる
旅行後はスキルアップの絶好の機会です。
旅行で感じた、言語が伝わらない悔しさを、学びの力に変えてみるのもいいかもしれません。
Step4. 旅行後の虚無感を受け入れる

旅行後に虚無感や寂しさを感じるのはごく自然なこと。
その感情を否定するのではなく、受け入れることが大切です。
感情を認めてあげる
旅行後に感じる虚無感を「いけないもの」とは思わずに、虚無感を感じるのは当たり前のことであり、普通のことであると受け止めましょう。
自分と対話する
「なぜこのような感情を感じているのか」を自分に問いかけてみることで、落ち着きを得ることができます。
瞑想を取り入れてみるのもいいでしょう。
虚無感を乗り越え、旅を人生の糧にしよう
旅行後に感じる虚無感は、決してネガティブなものではなく、素晴らしい経験をしたからこそ感じる感情であり、経験の豊かさを示す証です。
虚無感を乗り越えるときとは、自分に訪れた成長の機会。
旅で得られた経験や気づきを日常に取り入れることができたとき、より充実した人生を送ることができるんです。
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著者の紹介:
FAR EAST TRADING代表、WEBマーケティング事業・宿泊事業を運営。20年間で23か国をビジネスや旅行で巡る。英語でのコミュニケーションが可能。旅の経験と輸入の知識を元に、ブログでの情報発信やユニークな商品を日本に紹介しています。
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