
バックパックでの海外旅行を考えている方にとって、バックパック選びはとても重要です。男性だけでなく女性でも使いやすく、機内持ち込みしやすいサイズを選べば、移動がぐっと楽になり、旅行そのものが楽しく快適になります。
一方で、容量だけで選んでしまうと「大きすぎて疲れる」「荷物が整理しづらい」「飛行機に持ち込めない」といった失敗につながることもあります。
この記事では、海外旅行用バックパックの選び方をわかりやすく整理しつつ、初心者が見落としやすいポイントも追記しました。女性にも使いやすい条件や、機内持ち込み時の注意点、荷物の入れ方の考え方までまとめています。
海外旅行に使うバックパックの選び方は?

海外旅行用のバックパックを選ぶときは、単に見た目やブランドだけで決めるのではなく、容量、背負いやすさ、防犯性、ポケット配置などを総合的に見ることが大切です。
特に海外旅行では、空港、街歩き、バス移動、宿での荷物整理など、さまざまな場面でバックパックを使います。そのため、どこか一つだけ優れていても、他が使いにくいと不便に感じます。
まずは容量を決める
バックパック選びで最も大切なのは、まず容量を決めることです。旅行の日数だけでなく、旅のスタイルに合わせて選ぶのがポイントです。
バックパッカー向けのサイズは40L~50Lが基本です。ただし、機内持ち込みを重視するなら40L前後が最も扱いやすいでしょう。容量が大きくなるほど荷物を詰め込みやすくなりますが、そのぶん重くなり、移動も大変になります。
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初めての海外旅行用として選ぶなら、「少し足りないかもしれない」と感じるくらいのサイズのほうが、荷物を減らしやすく、結果的に使いやすいことが多いです。
背負いやすさは想像以上に大事
バックパックは大きくなるほど身体への負担も増えるため、長時間背負っても疲れにくい仕様かどうかを確認しましょう。
これらの特徴があるバックパックは、空港から宿までの移動や、長時間の乗り継ぎでも疲れを軽減しやすくなります。
また、店舗で試せる場合は、実際に背負ってみるのがおすすめです。見た目では良さそうでも、背負うと肩や腰に合わないことがあります。
女性でも使いやすいバックパックの条件
女性が海外旅行用バックパックを選ぶ場合は、単に「レディースモデル」を探すだけでなく、背面長やショルダー形状が合っているかを見ることが大切です。
小柄な方は、容量だけでなく本体の縦の長さも見ておくと失敗しにくくなります。容量は同じでも、モデルによって背負った時のバランスがかなり違います。
防犯性も重要
海外旅行用のバックパックでは、防犯性も見逃せない要素です。観光地や空港、バス移動では、荷物への意識が薄れた瞬間を狙われることがあります。
ただし、バックパック自体の防犯性だけで完全に安心というわけではありません。パスポートや財布などは、必要に応じてサブバッグやセキュリティポーチに分けて持つことも大切です。
ポケット配置は使いやすさに直結する
旅行に使うバックパックは、ポケットの数が多ければよいというわけではなく、必要なものが取り出しやすい位置にあるかが重要です。
特に海外旅行では、空港で出し入れする物、宿に着いてから取り出す物、街歩きで使う物を分けられると、かなり快適になります。
バックパックの形の種類
フロントオープン型
フロントオープン型は、スーツケースのように大きく開けられるため、荷物の出し入れや整理がしやすいのが特徴です。宿で荷物を取り出す機会が多い人や、初心者には特に使いやすいタイプです。
トップローディング型
トップローディング型は、上から荷物を入れる登山向けの構造に多いタイプです。防水性や耐久性に優れるモデルが多く、アウトドアや長期旅向きです。ただし、底の荷物を取り出しにくいこともあるため、荷造りには少し慣れが必要です。
街歩きや都市移動中心ならフロントオープン型、アウトドア要素が強い旅ならトップローディング型、と考えると選びやすくなります。
機内持ち込みできるバックパックのサイズは?
機内持ち込みが可能なバックパックのサイズは、航空会社によって多少違いますが、一般的には次の基準が目安になります。
ただし航空会社によって規定は異なりますので、利用前に必ず確認しましょう。
また、容量が40L以下でも、形によっては縦に長すぎたり、荷物を詰め込みすぎて膨らんだりすると持ち込みしづらくなることがあります。スペック上の容量だけでなく、実寸と荷物を入れた時の膨らみ方も意識すると安心です。
LCCは特に重量制限が厳しい傾向があるため、本体が軽いモデルを選ぶことも大事です。
初心者ならどれを選ぶべき?
初めて海外旅行用のバックパックを選ぶなら、迷いにくい基準があります。
この条件を満たすと、短期から中期の海外旅行でかなり使いやすくなります。最初の一つとしては、登山色が強すぎない、街でも使いやすいモデルのほうが扱いやすいでしょう。
女性にも男性にもおすすめ!機内持ち込み対応リュック
機内に持ち込むリュックとして、おすすめのサイズは30L前後と40L前後のものです。この項目ではそれぞれの商品についてご紹介します。
40L前後のリュック
40L前後のリュックは、短期の旅行や機内持ち込みはもちろん、女性にも扱いやすいサイズです。
EagleCreek イーグルクリーク ツアートラベルパック 40L
- 防水仕様の圧縮可能な前面コンパートメント
- 視認性の高い開口部
- キャリーバッグへの取り付けにも便利なストラップ
- 軽量で耐久性に優れた100%リサイクル素材
- 立体裁断のパッド入りショルダーストラップ
- 水筒などを収納できるサイドポケット
- 手袋をしていても操作しやすいジッパー
- ジッパー付きフロントパネルポケット
- サイドのグラブハンドル
Mystery Ranch ミステリーランチ ミッションローバー45
- 耐久性に優れたナイロン製モノメッシュを内側に使用
- 荷造りや整理がしやすいジッパー式開閉蓋
- フロントには2つのジッパー付きメッシュポケット
- 底部には靴や汚れた洗濯物を収納可能
- 15インチまでのタブレットやノートPCに対応するスリーブ
- ロック可能なジッパー
- パッド入りのウエストベルト
- 持ち運びサイドハンドル
- 耐候性に優れた素材
GREGORY グレゴリー COMPASS40
- 大きく開くメインポケット
- 外部からアクセスできるPC専用ポケット
- サイドのボトルポケット
- シューズ用ポケット
- 小物の収納に便利なジッパー付きポケット
Cotopaxi Allpa 42L DelDia コトパクシ アルパ 42L
- 機内持ち込み対応サイズ
- 人間工学に基づいた重量配分で快適な背負い心地
- 長さ調整・収納可能な薄型ハーネス、高さ調整可能なチェストベルト
- バッグの荷重を腰に移動させるように設計されたウエストベルト
- ロック機能付きジッパー
Columbia コロンビア TYGERBROOK タイガーブルック 40L
- コロンビア独自の撥水機能「オムニシールド」
- 置いた時の安定性を確保
- メインポケット内部の背面側にコンプレッションストラップ
- PCスリーブあり
- 簡易セキュリティーシステム
- ショルダーハーネスにロゴプリント
- 取り外し式ウエストストラップ
Mystery Ranch ミステリーランチ クーリー 40
- 3ジップアクセスにより、内部へ素早く簡単にアクセスが可能
- 軽量で背面長の無段階調節が可能
- 着脱可能なポケット付きウエストベルト
- 腰裏には、クッション性の高いランバーパッド
- ボトムにはリーピングバッグコンパートメント
- ハイドレーションシステム対応
- 収納力の高いジッパーポケット
長期間旅したい方におすすめのバックパック
こちらの項目では、より長期間の旅に向いているバックパックをご紹介します。
50L前後のバックパッカー向けバックパック

バックパックの旅で最も基本的な容量が50Lだと筆者は思っています。また、バックパッカーが最も持っているサイズ。40-60Lの間の特徴を備えています。主に1週間以上~無制限の旅に。
Deuter ドイター Aviant Access Pro 55
- 人間工学に基づいた形状の背中のパッド
- アクティブで快適なフィット感
- 靴や汚れた洗濯物を収納するための取り外し可能なバッグ
- ポリエステル糸から織られ、厚いPUコーティングが施された、引き裂きに強い軽量の生地
- パッド入りヒップベルト
Osprey オスプレー FARPOINT TREK55
- 耐久性の高い生地
- 収納可能な背面システム
- 快適なフィット感:男女別の設計
- デイパックが付属
- ブルーサイン認証リサイクル素材採用
EagleCreek イーグルクリーク ツアートラベルパック 55L
- 防水仕様の圧縮可能な前面コンパートメント
- 視認性の高い開口部
- キャリーバッグへの取り付けにも便利なストラップ
- 軽量で耐久性に優れた100%リサイクル素材
- 立体裁断のパッド入りショルダーストラップ
- 水筒などを収納できるサイドポケット
- 手袋をしていても操作しやすいジッパー
- ジッパー付きフロントパネルポケット
- サイドのグラブハンドル
GREGORY グレゴリー BORDER 50-15
- リサイクル600Dポリエステルリップストップ生地を採用
- 耐久性・ハリ感があり、型崩れしにくいのがポイント
- 軽い雨や水弾きには耐える仕様
- 左右に分かれて開くスプリットケース方式を採用
- 中身が見えやすく、出し入れに手間取らない
- 高い耐久性
- 2つのサイドハンドル
- ウェストベルトで、荷重を分散しながら快適に背負える設計
- 背中のメッシュが背中のムレを軽減
- 追加で15Lデイパックあり
60L前後のバックパッカー向けバックパック

60Lほどとなると大容量です。長期滞在はもちろん、寒冷地での冬物の収納、お土産も十分入るサイズです。かなり重くなるため、選ぶときは疲れ軽減を考慮し、しっかりしたヒップベルト・背面の長さが体に合っている必要があります。
THULE スーリー LANDMARK 60L
- 取り外し可能なデイパック
- 快適な背負い心地
- 携帯電話、サングラス、ケーブルなどの小さな貴重品をSafeZoneコンパートメントで保護
- CashStashコンパートメントで、現金やパスポートをスリから守る
- PC用ポケット
peakdesign トラベルダッフルパック Travel Dufflepack 65L
MYSTERY RANCH ミステリーランチ レイディックス 57 60L メンズ + レディース
- 大きな開口部
- 背面の長さ調整が可能
- ユーザーそれぞれのボディタイプにフィット
- ウィメンズモデルには人間工学に基づいた、女性用のハーネスを装備
- 取り外し可能なポケット付きウエストベルト
- ウェストベルトには、スマートフォン、サングラスなどを収納が可能
バックパックに入れる持ち物リスト
編集部おすすめのバックパック用持ち物リストを、旅行日数別にまとめました。海外旅行の持ち物で迷った時は、まずこのあたりを基準にすると考えやすくなります。
1〜3泊(30〜40L)
- 衣類:トップス2・ボトムス2・下着3・薄手アウター1
- 洗面:洗面用具各種・スキンケア用品・タオル
- 医療:常備薬・絆創膏・消毒・胃腸薬
- 電子機器:パソコンまたはタブレット・国際SIMまたはeSIM・充電器・マルチ変換プラグ
- その他:圧縮バッグ×2・折りたたみトート
4〜7泊(40〜50L)
- 衣類:トップス4・ボトムス2・下着5・薄手アウター1
- 洗面:洗面用具各種・スキンケア用品・タオル
- 医療:常備薬・絆創膏・消毒・胃腸薬
- 小物:洗濯セット(洗剤・ロープ・洗濯栓)
- 電子機器:PC・国際SIMまたはeSIM・延長ケーブル・充電器・マルチ変換プラグ
長期(50〜65L)
- 衣類:1週間分を基本に、気候に応じて調整
- 洗面:洗面用具各種・スキンケア用品・タオル
- 医療:常備薬・絆創膏・消毒・胃腸薬
- 小物:洗濯セット(洗剤・ロープ・洗濯栓)
- 電子機器:パソコンまたはタブレット・国際SIMまたはeSIM・充電器・マルチ変換プラグ
機内持ち込み用として別で持ちたい物
メインのバックパックとは別に、機内で使う物を小さなサブバッグにまとめておくとかなり便利です。
- パスポート
- 財布
- スマートフォン
- モバイルバッテリー
- イヤホン
- ボールペン
- 薄手の上着
- 常備薬
これらをメイン収納の奥に入れてしまうと、空港や機内で取り出しにくくなります。街歩きにもそのまま使えるサブバッグがあると便利です。
荷物を入れすぎないコツ
バックパック旅行では、つい「念のため」で荷物が増えがちです。しかし、使わない物を入れすぎると、それだけ移動が大変になります。
バックパック旅行では、軽さが快適さに直結します。荷物が少ないほど、移動も宿での整理も楽になります。
海外旅行のバックパックは価格と性能のバランスで選びたい
バックパックを選ぶときは、旅行の目的やスタイル、何を重視するかを考えたうえで、ご自身に合ったモデルを選びましょう。
短期旅行や街歩き中心であれば、比較的シンプルなモデルでも十分です。一方で、長期の海外旅行やバックパッカー旅で使うなら、多少高価でも信頼性の高いモデルを選ぶことで安心感が得られます。
また、価格だけで判断すると、背負い心地や耐久性に不満が出ることもあります。反対に、必要以上に大きく高価なモデルを選んでも、持て余してしまうことがあります。
海外旅行用のバックパックは、「今の自分の旅に本当に必要な性能があるか」を基準に選ぶのが失敗しにくい方法です。良いバックパックを選んで、快適で楽しい旅行にしてください。