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海外を一人旅できる人は本当にすごいの?メンタル面での違いは?

海外を一人旅できる人は本当にすごいの?

海外を一人旅をする人が増えてきました。

SNSでも「一人旅で○○に行ってきた!」という投稿を見かけることもあることから、「海外を一人旅するなんてすごい!」と言われれることもあります。

ですが、海外を一人で旅できる人は本当にすごいのでしょうか?

また、海外を一人旅できる人は、できない人と何が違うのでしょうか?

今回は「海外を一人旅することは本当にすごいのか?」、「一人旅を通して得られるモノ」について解説していきたいと思います。

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1. 海外一人旅できる人が「すごい」と言われる理由

海外を一人旅できる人は、本当にすごい?

しばしば「海外を一人旅できる人ってすごい!」と、言われることがあります。

しかし、海外を一人旅することは、本当にすごいことなのでしょうか?

「すごい」よりも自身の「幸せ」のために行っている

慣れない環境へ飛び込むのは、当然ながら勇気が要るものです。

一人旅loverにとってもそれは例外ではなく、1人旅の始まりは正直に言って、「怖い」という感情が頭のどこかにあります。

でも、やっぱり嬉しいのです、この上なく。

「えっ怖いの?」「じゃあ何で行くの?」と言われると、やはり「旅が好きだから旅に出る」としか言いようがありません。

ある意味、命を懸けて山に登る登山家と同じ気持ちがあるのかも。

「知らない場所に行ってみたい」「怖い」「言葉が通じない」「やめておこうかな」「どんな出会いがあるんだろう」

不安と興奮と嬉しさがごっちゃになった、たくさんの感情が旅の前途を祝ってくれます。

一つ間違いなく言えることは、頭にドーパミンが出ているということ。

「不安」や「嬉しさ」といった相反する勘定がなければ、幸せ物質は生まれないのかもしれませんね。

こうなってしまってしまった以上、「一人旅」からは一生抜け出せないんです。

「文化が全く違う場所に行く」という考えは正しい?

当然、海外は全く日本と違いますが、でもそれは当たり前。

当たり前である以上、それを気にするのは全く筋違いです。

というか、それは日本人同士でも同じですよね?特に最近は、お互いの気持ちって全然伝わらないですね。

文化の違いを考えるのではなく、一人ひとりと対話しましょう。

文化の違いを何かの理由にする人は、対話しようという気がないのです。

文化以前にお互い「人」なので、言葉や文化が違っても対話すれば必ず通じ合えます。

人が持つ気持ちや感情は、地球上のすべての人は同じなので、通じないはずはありません。

言葉の問題を違う視点から考える

一人旅を語る上でどうしても外せないのが、言語の問題です。

言葉を話せないのが不便なのは確かですが、世界には180カ国以上の国があるわけで、旅をすれば言葉が通じないのは当たり前です。

それなのに言葉を問題にしているのは、考えてもしょうがないこと、ではないでしょうか?

今は言葉はさほど問題ではなく、伝えたいことは翻訳アプリを使ったり、身振り手振りで伝わります。

言葉は補助的なもので、必要なものは伝えようとする気持ち、感謝の気持ち、喜怒哀楽で、全世界の人々は言葉は違えど、伝えたいことは同じ。

同じ「人」同士なのだから、伝えようとすれば伝わるでしょう?

良くないのは、「言葉がわからないから言ってもしょうがない」と、上から目線で考えたり、あきらめたりする事。

この態度を取ってしまうと、旅は一気につまらなくなります。

盗難や犯罪の問題

「海外は犯罪のイメージがあるから、海外に行くのは危ないことだ」

しかしながら、それは現地の事情を知らないがゆえの、行き過ぎた、所謂妄想上の恐怖である場合があります。

日本で、海外で起こっている犯罪がしばしばニュースで取り上げられると、あたかも「行ってはいけない場所」のように多くの人は考えますが、それは間違いです。

「そこで日常生活を送っている人がいる」という事実に想いを巡らせてみてください。

自分が「危険」と思い込んでいる場所でも、幸せに暮らしている人々がいるのです。

その事実を想像せず、自らにも他人にも恐怖をあおるのは間違いですし、その人々に失礼です。

加えて、海外旅行に対して慎重な考えが根強い世代などは、「海外なんて危ない!」「日本が一番安全!」と言いがちです。

特に女性の一人旅となると、さらに「大丈夫?」「誘拐されない?」なんて極端な心配も出てきます。

落ち着いて考えれば、そんな心配は要りません。ほぼあり得ませんね。

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2. ひとり旅がもたらすメンタル面での成長とは?

海外一人旅がもたらす成長

勇気を出して、ひとり飛行機に乗り、世界を自分の足で世界を歩く経験は、メンタル面に大きな影響を及ぼします。

旅を終えると、メンタルはどのように変わっているのでしょう?

自分が解放される

海外の、日本の閉鎖的な価値観とまるっきり違う、おおらかで、自由で、純粋に自身の幸せを希求して生きる人々の姿に、行った人は必ず魅了されます。

「今まで僕がこんなに頑張って暮らしてきた日本って、いったい何なんだろう?」

「なんのために、あんなに無理をしてきたんだろう?」

「あれほど今まで頑張って、無理をして生きてきた意味ってあったんだろうか?」

盲目的に生きてきた、周囲に動かされて生きてきた、希望がないまま生きてきた自分。

まさに周囲に都合の良いように生かされてきたのです、今までは。

ですがこれからは違う。

今までのあなたの考え方は「この考え方は周囲から見て正しいか?」でしたが、これからは違います。

「世界的に見て正しいか?」「自分から見て正しいか?」です。

まさに「世界を旅する」とは、自分の生き方を変えるチャンスなのです。

不遇な人にこそチャレンジしてほしいのが「旅」なのです。

自分の身近なコミュニティへの依存が無くなる

今までは自分が生きるために無理をして、または知らず知らずのうちにコミュニティに身をやつすしか生きる術が無かったのが、

旅から帰ると、知らず知らずのうちにコミュニティから離れていく自分がいます。

以前ほど、コミュニティを必要としなくなっているのです。

ただしこれは、コミュニティを大切にしない、という意味ではありません。

家族への愛が深まる

1人で何日も海外を旅していると、家族がどれだけ自分に愛情を注いでくれていたのか、自分が家族をどれだけ愛しているのかがわかるようになります。

やがてそれは、家族だけでなく周りの人々にも向けられ、自分は決して一人では生きていないということを理解するようになります。

そのことを理解したとき、自分の人間としての魅力が更に深まります。

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3. 海外一人旅できる人は「すごい」のか?

「すごい」わけがない

海外一人旅できることは、「すごい」わけがありません。

むしろ、自分を「すごい」と思ってしまっては終わりです。

海外一人旅なんか何万人も行っているのに、なぜ「すごい」ことなのでしょうか?

「旅をしている俺はすごい」なんていう慢心があったら、どうなるでしょう。

当然、旅先でも「なんだコイツ」と思われ、一人お山の大将になるのは言うまでもありません。

「俺はすごい」なんていう慢心はすぐに伝わりますし、本当に必要なのは、相手に対するリスペクトであり、感謝の心。

そして対話しようとする気持ち、心です。

「すごい」や「自信」も海外での人間関係の前では邪魔にしかなりません

実は人間力が試されるのが旅

実は「旅」の間こそ、人間力が試されます。

言葉も通じないし、文化も違うのだから、言葉の通じない人に伝わるくらいの、感謝や意思を伝えられる表現力やコミュニケーション能力が必要なのです。

コミュニケーション能力というと、ハードルが高そうに感じるかもしれませんが、「旅」はどんな人間にも、時に厳しく、時に優しくしてくれます。

「旅の恥は搔き捨て」という言葉もあるように、コミュニケーションがうまくいかなかったり、恥をかけば、また挑戦すればいいのです。

なぜなら、旅の途中で出会う人々は一度きりの出会いで、もう会うことがないからです。

会社や学校だと恥をかくことは、自分の不利益になることありますが、もう会うことが無いとわかっていれば、チャレンジし易いものでしょう?

すべてを優しく包んでくれるのが「旅」

人生に迷ったとき、人生の転機が訪れた時に、人は「旅」を選択します。

旅は傷ついた心をそっと癒し、活力を与え、そして、どうやって生きていけばいいかを教えてくれる。

幸せも、辛さも、痛みも、感動も、すべてを包摂し、包み込む「旅」は、すべての人にとっての「母」のようなものだと思っています。

旅は自身の価値や幸福を最大限高めるものです。

ご自身の人生の幸せのためにも、積極的に一人旅を活用しましょう。

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あなたの「旅」の人生に寄り添い、あなたの人生の旅にひとつ、彩りを加える存在であれたらと考えています。

著者の紹介:
FAR EAST TRADING代表、WEBマーケティング事業・宿泊事業を運営。20年間で23か国をビジネスや旅行で巡る。英語でのコミュニケーションが可能。旅の経験と輸入の知識を元に、ブログでの情報発信やユニークな商品を日本に紹介しています。

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