その古着を買う前に、必ずチェックすべき7つのポイントとは?
古着には古着独自の魅力があります。
個性的な見た目、使い古された感によるオシャレさ、人と被らないデザインは、古着でしか味わえません。
また、古着は持続可能性や個性的な見た目で世界中で人気が高まっており、それに伴って芸能人や著名人の着用者が増えたりしたことで、古着の価値はどんどん上がっています。
「価値が上がっている」と聞けば、ファッションとして使うのではなく、ちょっとした投資と考える方もいるでしょう。
しかし古着を選ぶときは、気を付けなければならないいくつかのポイントがあります。
本記事では「古着を買う際に、チェックすべきポイント」をご紹介し、古着を選ぶ際のポイントや、
注意しなければならない点を見極める”コツ”をご紹介したいと思います。
古着を選ぶときに注意すべきポイント
古着には古着にしかない魅力がありますが、古着を買う時は、新品の服を買うときとは違い、注意深く確認すべきポイントがあります。
①脇の黒ずみ、黄ばみ
「服の黒ずみ、黄ばみ」がある服は必ず避けましょう。
小さい穴や袖のほつれなどは、人によっては許容できる場合がありますが、脇の汚れを許容するのは難しいでしょう。
脇の汚れは簡単には落ちません。
脇の汚れは着色汚れです。これはいわば染め物のようなもので、もう生地に色が付いてしまっているのです。
この場合、漂白剤を一日つけ置きしても、汚れが落ちない時がほとんどです。
しかも、漂白剤に漬けると古着自体の色も落ちますし、生地も傷むため、本来であれば使いたくありません。
ましてや一日漬け置くと、生地はもうかなり傷んでしまいます。
ですので、古着を選ぶ際は必ず脇をチェックして、
その品物がどれほど格好良くても、脇が汚れていたらその汚れはもう落ちないので、あきらめたほうが良いでしょう。
②首元の汚れ、よれ、ほつれ
首元のコンディションの良し悪しも、古着を選ぶ際に注意しなければいけない大切なポイントです。
首元は痛むのが特に早い箇所です。
首は汗をかきやすい箇所のため、付いた汗が酸化して黄ばんだり、それにより生地が傷みます。
それにTシャツの首元は、頭を通すごとに生地が伸び、ヨレの原因にもなります。
新しい年代のTシャツは、首の部分が伸びないようステッチを二重にして補強してありますが、
ビンテージの場合はシングルステッチのためヨレます。
首元がよれていたり、黄ばんだり黒ずんでいると、見た目にもあまり恰好良くはありませんし、そういった品は商品価値も低くなりがちです。
古着を選ぶ際は、特に首元のよれや黒ずみなどを注意して見るようにしましょう。
③穴の有無
古着には結構な確率で穴が存在しています。
小さい穴であれば気にしないのもアリですが、大きな穴の場合はそうもいかないので、しっかり確認するようにしましょう。
穴は、脇と胴の縫い目あたりに特に多く存在します。
穴は案外見つけにくく、穴を探すときは、服を正面から見ると探しやすくなります。
少しでも斜めから見ると見えなくなります。
気に入った古着を見つけたら、必ず穴の有無を確認するようにしましょう。
④袖の痛み、ほつれ
シャツの袖、ニットのリブは最も傷みやすい部分です。
事実、古着では袖が傷んでいるものを数多く見かけます。
袖も首元と同じく傷みやすい箇所で、身体の中で一番擦れる箇所です。
袖が傷んでいると商品価値がグッと下がってしまうため、袖も必ずチェックするようにしましょう。
⑤生地が薄くなっていないか
生地は年代が経つにつれ、より薄くなる傾向があります。
生地があまりに薄いと、買ってもあまり着られませんし、洗うと寿命が短くなるため、飾るのではなく着るのが目的の場合はおすすめしません。
古着界隈でUSA製が人気の理由はその頑丈さにあり、製造から二・三十年経った物でも、何の問題もなく着られることが多いです。
高品質なUSAコットンは綿の糸の長さが、一般的な面よりも長いため、良い手触りと耐久性を提供していることが、メイドインUSAの衣類が丈夫な理由です。
⑥古着のすべてをチェックする
古着というものは最初からトラブルがあるものと考えましょう。
シミがあったり、小穴があったり、毛玉があったり等は当たり前のことで、それも古着の魅力です。
ですが、あまり良い汚れ方じゃない(恰好よくない)古着の場合はファッション云々以前に、ただの汚い人になってしまいます。
全体的に商品を見て、自分がその痛みを許容できるかどうかの判断を必ずしましょう。
⑦偽物は避けたい
最近は著名人が古着を着ているため、その古着の人気や価値が上がることがしばしばあります。
そして、その人気にあやかって偽物を作る人間が残念ながら存在します。
偽物のクオリティも上がってきており、本物と偽物を見分けるのは知識が必要になります。
商品が偽物だと知らずに売ってしまっているお店も数多く見受けられます。
しかし偽物だからといって、その古着に「価値が無い」とは必ずしも言えないのが、古着の奥の深いところ。
古着はデザインありきなところもありますし、元は偽物だった古着が価値を持つこともあります。
それは余談ですが、本物か偽物かを判断するには、いくつかの方法がありますが、一番手っ取り早く確実なのが
、タグから判断する方法です。
やはりタグが一番の判断材料です。
一般的に偽物のタグは、フォントが微妙に形が違っていたり、年代のわりにタグが新しかったりして、
最初は判断が難しいかもしれませんが、いくつも古着を見ていると、ちゃんと見分けられるようになります。
本物か偽物か疑わしい古着の場合、その古着に付いているタグの本物のデザインを、あらかじめ調べておき、
かつ、本物のタグのスクリーンショットを保存しておき、古着のタグと画像のを見比べる方法をおススメします。
古着の選び方のまとめ
古着を買う際は以下の点に注意しましょう。
・脇に黒ずみ黄ばみが無いか、必ずチェック
・首元は汚れていないか
・穴は空いていないか
・袖は痛んでいないか
・生地は薄くなっていないか
・古着全体をチェックしたか
・偽物ではないか
古着には最近の大量生産品にはないクオリティや個性、デザイン性があるので、着る人を大いにファッショナブルに魅せます。
しっかり良い古着を選んで、楽しい古着ライフを送りましょう!
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著者及びブログの紹介:
FAR EAST TRADING代表、輸入販売業・宿泊事業を運営。国家資格:総合旅行業務取扱管理者保有。北海道丁主催、北海道応援団会議メンバー。20年間で23か国をビジネスや旅行で巡る。英語でのコミュニケーションが可能。旅の経験と輸入の知識を元に、ブログでの情報発信やユニークな商品を日本に紹介しています。
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