FAR EAST TRADING

【2024年版】チャトゥチャック市場全解剖 マーケットへの行き方、園内マップ

日本でも有名なバンコクの土日限定のマーケット「チャトゥチャックマーケット」。

 

ここバンコク最大のマーケットでは、食べ物から家具、衣類から額縁に至るまで、実にいろいろな商品を見つけることができます。

 

今回はチャトゥチャックマーケットのマップを使用して、エリア別売り場紹介、マーケットまでの行き方、

 

このブログでしか知ることのできない、マーケットのちょっとした豆知識などをご紹介します。

 

 

 

それから、金曜夜から開催しているフライデーナイトマーケットについてもご紹介。

 

旅行期間が平日の間だけという方も、ひょっとしたらワンチャンス、チャトチャックに行くチャンスがあるかも?

 

 

 

今回はこれら、

 

「チャトゥチャックウィークエンドマーケット」

 

「チャトチャックフライデーナイトマーケット」

 

について、ややこしいですが、全てご紹介したいと思います。

 

 

チャトゥチャックウィークエンドマーケットは、チャトチャック公園にあるバンコク最大の市場

chatuchak weekend market
chatuchak weekend market(チャトゥチャックウィークエンドマーケット)の様子

 

 

チャトゥチャックウィークエンドマーケットとはバンコク中心部にある公園「チャトゥチャック公園」で、土曜日と日曜日に開催されるバンコク最大の市場です。

 

>タイ国政府観光庁日本事務所 : チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット

 

>チャトゥチャックマーケット公式サイト

 

 

 

チャトゥチャックマーケットには、約15,000の店舗がチャトゥチャックマーケット内に存在すると言われており、

 

マーケット内では衣料品、アクセサリー、工芸品、雑貨、食品、土産物などがエリアごとに分かれ販売されています。

 

 

このマーケットは、1日では到底回り切れませんし、回り切ろうと思うことが間違いなくらい広くて暑いです。

 

私も仕事で年に何回かチャトゥチャックマーケットに行っておりますが、暑すぎて全部を回ろうとすると熱中症になりかねませんので、すべてのエリアを回ったことはありません。

 

ですので、あらかじめ行く場所を決めて行くことをおすすめしますし、

 

そのための情報も、今回はご紹介します。

 

 

 

チャトゥチャックマーケットでは価格交渉ありき

チャトゥチャック 平日
チャトゥチャックマーケットは休日のみの営業。平日は休み

 

 

ここでのショッピングスタイルは、筆者の感覚ですと「言い値が5割、明朗会計が5割」な印象。

 

つまりチャトゥチャックマーケットでは、ある程度価格交渉を覚悟する必要があります。

 

 

 

そして、タイ人のセラーは客が日本人とみるや、値段を高く上乗せします。

 

値札が貼ってある商品はふっかけられることは少ないのですが、そうでないものに関しては明らかに高く売ってくる印象です。

 

ここでテクニックというか、大事なことを一つ。

 

「これいくら?」と聞いたものなら、彼らは明らかに高くふっかけてきます。

 

 

 

あちらとしては、価格交渉がある前提で値段を提示してきますし、ある程度値切ることになっても利益を確保できる価格で売るので、最初に提示してくる金額は当然高いです。

 

ですので、こちらとしては最後まで粘って価格交渉するか、値札が付いていないものは諦めるかのどちらかですが、大体の場合筆者は諦めます。

 

例えば土産物、新品の衣類、食べ物、などは値切る必要はありません。

 

 

 

なぜならこれだけ広いマーケット、上記のような商品の場合、同じようなものは他の店に必ずありますし、

 

32度の灼熱の中、大切な体力と時間をン百円程度を値切るために使う必要は無いと、個人的には思っているためです。

 

記事をご覧の方が「価格交渉では絶対に負けたくない」と思っているならば、交渉でイライラして、疲れ切って、楽しいはずのタイ旅行がつまらなくなってしまう可能性も。

 

ですので、意地を張らず、頑固にならず、交渉するまでもない大したことのない商品は、値段交渉する前にあきらめましょう。

 

 

 

しかし、このマーケットには世界に2つとない品が眠っていることも確かで、

 

そういう商品と出会った時は、値切りに全精神力を費やしても全く問題ないと思います。

 

 

 

 

チャトゥチャックマーケットの営業時間

 

営業時間は基本的には9:00~18:00ですが、店によって営業時間はまちまちです。

 

タイ人の気質なのか、なかなか開店時間ちょうどに店を開けない店もあります。

 

9時半に開店して17時に閉閉店したりと、営業時間が非常にバラバラで、それはタイ人の気質でどうしようもないので、広い心で許しましょう。

 

 

 

マーケットは炎天下

 

チャトゥチャックマーケットは日中の営業、かつ野外のため非常に暑く、

 

30度以上の気温は当たり前なので、必ず飲み物を持っていきましょう。

 

 

 

実はタイ人セラーは、色々買い物をしたりすると水や飲み物をおごってくれたりします。

 

商売っ気よりも、優しくて人情味があるのがタイ人ですね。

 

 

 

マスク必須

 

マーケット内は基本的にホコリっぽいところもあるので、マスクを持って行ったほうがいいかもしれません。

 

でも私は、暑いので途中でマスクを外してしまいます。

 

 

 

チャトゥチャックではマイバッグを持って行かなくてもなんとかなる

チャトチャック ビニール袋
チャトチャックでは大量に買い物をすると巨大なビニール袋をくれる

 

日本ではお金を払わないとビニール袋をくれませんが、

 

ここチャトゥチャックをはじめ、タイのどこでも、買い物をすると袋をくれます。

 

しかもタイのビニール袋は丈夫で、大量に買い物をした場合でも、そう簡単に破けません。

 

 

 

買い物をしたら後で取りに来よう

沢山買い物をする予定の場合、買った荷物を「また取りに来るから、置いて行っても良い?」と聞くと、

 

けっこう応じてくれます。

 

歩いてみたらわかるのですが、ここチャトゥチャックは暑いため、少しの荷物も持つのが面倒になります。

 

ただし、取りに戻るとき迷わないようにしましょう。

 

 

 

そしてチャトゥチャック市場が18時までなので、少なくても17時には取りにこれるようにしましょう。

 

なぜなら、ビールを飲みたいために、ほとんどの店は18時前に閉めるからです。

 

 

 

チャトゥチャックマーケットのマップ

 

それでは、公式HPのMAPをお借りして、チャトゥチャックマーケットのご案内をしたいと思います。

 

チャトゥチャック 地図
チャトゥチャックマーケット内の地図

 

 

①.②  古着

③.④    子供服

⑤.⑥    アート、タイシルク、額縁?

⑦     アクセサリー

⑧    革小物

⑨    土産物

⑩  香水

⑪  家庭用品

⑫  本

⑬  手工芸品

⑭  アート

 

 

図はチャトゥチャックマーケット公式HPよりお借りしています。

 

少々ボヤけていますが、ご容赦下さい。

 

 

 

大まかにエリアをカテゴライズしています。

 

求めるものがあるとき、これをぜひご参考にしてください。

 

実際のエリアと若干の違いがあるかもしれません。実際とあまりに違う場合はご連絡頂ければ幸いです。

 

 

 

①チャトゥチャック必ずみるべき、おすすめエリアは古着エリア

チャトゥチャック 市場

 

古着

 

チャトゥチャック 古着

 

チャトゥチャックマーケットの古着の品ぞろえは圧巻で、古着好きでない人もきっとテンションが上がること間違いなしで、まずは見てみることをおすすめします。

 

 

 

ただ、気になる値段はと言うと、安くはないです。

 

上の写真のリーバイス501XXは日本円で約50000円と、買おうと思っても簡単に買える値段ではないですし、それ以前に、これが本物かどうかという問題もあります。

 

私の知り合いの日本に住んいるタイ人に聞くと、現地タイ人の業者は、

 

日本人には外国人価格、つまり高い価格を、現地タイ人には安い、現地価格をつけているそうです。

 

日本人はタイ人の口利きが無い限り、商品を安くは手に入れられないのです。

 

 

 

 

「高いなら値切ろう」と思うなかれ。

 

「とにかく値切ればいい」という日本人の考えが通用しないのがタイ人。

 

私の経験上、タイ人に1度値切り交渉して値引いてくれても、彼らはそれ以上値引くことはありません。

 

「もっと値切りたい」と思って、2度値切りをするとタイ人から嫌われ「じゃあ買わなくていい」となり、売ってくれなくなります。

 

彼らは基本的に商魂たくましくないですし、「そこまで言うなら買わなくていいですよ」となるようです。

 

 

 

正直言って、日本人からすると、ここチャトゥチャックで売っている古着は総じて「高い」です。

 

そして大体の場合、それほど安くはなりません。

 

値引き交渉も、それほど有効ではありません。

 

ですので、古着を安く買いたい人には向いていません。

 

 

 

ただ「これ良い!」という古着に必ず出会えるほど、膨大な商品があるのが、ここチャトゥチャックであり、

 

古着ファンは一度は訪れるべき聖地でしょう。

 

 

 

⑧革製品エリアは革好きにはたまらない

チャトゥチャック 革小物

 

実はタイは革製品で有名です。

 

質が良くて、価格がリーズナブルで、なによりも作るのが上手です。

 

カービング(革の彫刻)など、すごく細かな仕事を丁寧にされてますし、硬くて加工が難しくて有名な、ガルーシャ(エイの革)の加工も難なくやってのけます。

 

ワニ革などのエキゾチックな革もあり、お店によっては一匹丸ごと革にしていたりもします。

 

 

 

ただ、タイの革製品はデザインが古いように感じます。

 

そこが、タイの革製品を買うかどうかの分かれ道でしょう。

 

バイカーズウォレットなど、もともとのデザインが無骨なアイテムは、タイのデザインともマッチしていますし、質の良い革をふんだんに使っていて、安く買えるので、使ってみると面白いと思います。

 

写真はバイカーズウォレットを作り販売しているお店ですが、商品は全部色彩豊か、かつバリエーション豊かで、ちょっと欲しくなりませんか?

 

 

 

⑨土産物

ここチャトゥチャックには、スワンナプーム空港の土産物のように、洗練された商品はありません。

 

よくわからない軟膏や、フェラーリのキーを模したキーホルダー、ムエタイパンツ、偽物ブランド香水、ドリアンのドライフルーツ、怪しい仏像など、

 

「タイってこんな感じ」というものが沢山売っています。

 

ですので、「タイ感」があるものを土産にしたい方は、ぜひここで買い求めましょう。

 

 

 

そして、土産物は空港で買うよりも、こちらで買ったほうが圧倒的に安いです。

 

海外土産おなじみのマカダミアチョコレートをスワンナプーム空港で買うと、平気で2千円近くします。

 

バラまき土産などは、5枚セット2000円ほどで売っているタイシルクを買って、安く済ませましょう。

 

>【2024年版】スワンナプーム空港「3Fレストランエリア」「4F出発ロビー」で出来ること

 

 

 

バンスージャンクションにも是非行ってみよう

バンスージャンクション

 

バンスージャンクション 行き方

 

バンスージャンクションはチャトゥチャックマーケットすぐ傍にある、大型ショッピングモールです。

 

MRTカンペーンペット駅を出て左手に大きな通りがあり、その通りの向こう側にバンスージャンクションはあります。

 

 

1階には宝石類、2・3階にはアンティークやアニメグッズ、3・4・5階には古着、6階にはフードコートがあります。

 

掘り出し物、かなりあります。

 

クーラーも効いていますし、涼むのにもピッタリ。

 

 

 

mixt chatuchakにも是非行ってみよう

 

MIXT チャトゥチャック 行き方

 

チャトゥチャックにはもう一つ、MIXT(ミクスト)チャトゥチャックというショッピングモールがあります。

 

家具、衣類、アニメグッズ、タイブランドの衣料品などがあります。

 

ここも一番上の階はフードコートになっていて、チャトゥチャックマーケットに最も近い室内ショッピングモールのため、中は涼を求める人でいっぱい。

 

ビールも楽しめます。

 

 

 

チャトゥチャックマーケットまでの行き方

それでは気になるマーケットへの行き方をご紹介いたします。

 

 

 

チャトチャックマーケットの最寄駅

 

 

チャトゥチャックマーケットへはBTSかMRTでアクセスするのが一般的です。

 

 

チャトゥチャック公園の最寄駅は下記の通りです。

 

 

 

☑BTS(バンコクスカイトレイン) Mochit(モーチット)駅

 

☑MRT(バンコクメトロ) Kamphaeng Phet(カンペーンペット)駅

 

 

MRTカンペーンペット駅がチャトゥチャックマーケット直結なので、ここで降りるのが最も迷わない行き方です。

 

 

 

カンペーンペット駅からのアクセスの仕方を説明してしまうと記事があっという間に終わってしまうので、

 

今回はBTSモーチット駅からチャトゥチャックへのアクセスの仕方についてご紹介します。

 

 

 

BTS MOCHIT(モーチット)駅を下車後、チャトゥチャック公園までは徒歩約3分

BTS モーチット駅

 

BTSを下車して出口へ向かいます。

 

出口2つあり、一つはチャトゥチャック公園の反対側の車線、もう一つはチャトゥチャック公園側で、森林が見える方の出口がそれです。

 

チャトゥチャックへ続く道はかなりの人なので、不安になったら行列に付いていけば迷うことは無い、はずです。

 

 

 

BTS モーチット駅

 

BTS モーチット駅高架から覗く車列

 

 

駅から高架を渡る道中、下を眺めるとバンコクおなじみの大渋滞になっています。

 

 

 

森林の奥がチャトゥチャック公園になっています。

 

 

チャトゥチャック公園まで

 

高架を降りて下の道に降りて行列に着いていくと・・

 

 

チャトチャックマーケット内

 

すると「WEEKEND MARKET」と書かれたアーケードが見えてきます。

 

そこがチャトゥチャックマーケット!

 

モーチット駅から約3分で到着します。

 

マーケットに向かう行列に付いていけば迷うことは絶対にありません。

 

 

 

チャトゥチャックフライデーナイトマーケットについて

チャトゥチャック

 

チャトゥチャックマーケットは見ているだけでも楽しいですが、営業時間が日中のため暑く、疲れてしまいます。

 

しかも土日しか営業していません。

 

 

 

暑いのが嫌で、土日の都合が悪い方にお勧めしたいのが、金曜日夜から営業している「チャトゥチャックフライデーナイトマーケット」です。

 

「フライデーナイトマーケット」とは正式名称ではありませんが、ウィークエンドにほど近い金曜日の夜ということで、きっと誰かが命名したものと思われます。

 

もしくは筆者が勝手に命名したものです。

 

これの本当の名前はわかりません。

 

「土日の営業とは言いつつ、金曜日の夜もやってます」ということで「チャトゥチャックフライデーナイトマーケット」としております。

 

 

 

チャトゥチャックマーケットは基本は土日開催ですが、一部の店舗では金曜の夜から営業をしています。

 

こちらは18時から24時まで営業しているので日差しも無く、土日のウィークエンドマーケットと比べて人が少ないため、

 

落ち着いて見て回りやすいのが良いところです。

 

 

 

営業とはいっても、土曜日からの営業のための準備をしているような感じで、

 

「明日の準備だけど、誰かががくるなら売っておこう」という気持ちで営業している感じです。

 

それが証拠に思いっきり袋や段ボールを広げて準備をしています。

 

閉店時間もまちまちで、何もあてにしないで、プラプラ歩く程度の気持ちでいきましょう。

 

 

 

金曜日のナイトマーケットの様子

 

ナイトマーケットの様子

 

チャトゥチャックマーケット 屋台

 

チャトゥチャック

 

チャトゥチャック

 

チャトゥチャック

 

日本の縁日のような印象で、それほど人も多くなく日中に比べゆっくり見て回れますが、いかんせん店の数が日中の2・3割と少ない印象です。

 

店の数が少なくてもライトアップがキレイ。

 

下から2番目の写真は靴屋さんで、思いっきり準備しています。

 

 

 

土日曜日の本番と比べて商品の値段は変わらず、安く売るなどはありません。

 

1枚100バーツのタイシルクスカーフを安いと見るか、6枚で500バーツを買いと見るかは意見の別れるところですが、

 

結構土産物のチョイスは考えると疲れるので、職場や知り合いにとにかく配りまくりたい人は、これをセットでバサッと買ってしまうのは結構アリだと思います。

 

 

 

「ほかにも安いところがあるかも?」と考えるのはナンセンス。

 

値段がより安い店を探しまくると絶対に疲れますし、多少値段が違っても100円程度の世界なので、出会った店であっさり買ってしまいましょう。

 

 

 

バンコクへはエアアジアやZIPAIRがおすすめ

 

バンコクへのフライトが、すっかり高くなってしまった昨今です。

 

エアアジアZIPAIRといったLCCで、リーズナブルに渡航して、現地で土産物などに予算を使うのもアリです。

 

 

>エアアジア公式HP

 

>ZIPAIR公式HP

 

 

 

チャトゥチャック市場について | まとめ

 

チャトゥチャックマーケットのまとめ

 

☑チャトゥチャックマーケットはチャトゥチャック公園にある

 

☑マーケットまでのアクセスは、駅から徒歩で約3分

 

☑マーケットは主に土日のウィークエンドマーケット

 

☑金曜の夜はチャトゥチャックナイトマーケットが開催されている

 

☑ナイトマーケットは店の数は少ないが、人混みが少なく、日中の暑さがないので歩きやすい

 

 

チャトチャックマーケットへのアクセス

 

☑BTS Mochit(モーチット)駅から徒歩3分

 

☑MRT Kamphaeng Phet(カンペーンペット)駅から徒歩1分

 

 

マーケットの概算の営業時間と公式サイト

 

 

今回は、バンコク随一のマーケット「チャトゥチャックウィークエンドマーケット」及び「チャトゥチャックフライデーナイトマーケット」についてのご紹介でした。

 

筆者としては、空港で高いお土産を買うよりもここで買ってしまったほうが、絶対に財布に優しいですし、予算を土産ではなく楽しいバンコクライフに使ったほうがいいと思います。

 

なによりも本場の、熱気に包まれたマーケットを見て回るのはとても楽しいものです。

 

 

 

ぜひマーケットに行って、タイの熱気とエネルギーを体験してみてください!

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