今回は、バンコクの土日限定のマーケット「チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット」、日本では「チャトゥチャック市場」の名で親しまれているこの市場について、解説したいと思います。

このバンコク最大のマーケットでは、食べ物から家具、衣類から額縁に至るまで、実にいろいろな商品を見つけることができ、非常に楽しいマーケットとなっております。

そしてこのマーケットは、金曜夜からも開催しており、旅行期間が平日の間だけという方も、ひょっとしたらワンチャンス、チャトゥチャックに行くチャンスがあるかもしれません。

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チャトゥチャック市場（チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット）とは

チャトゥチャック市場、正式名チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット（chatuchak weekend market）は、バンコク中心部にある公園「チャトゥチャック公園」で、週末の土曜日と日曜日に開催される、名実ともに世界最大の市場です。

関連：チャトゥチャック市場

チャトゥチャック・ウィークエンドマーケットには、約15,000の店舗がマーケット内に存在すると言われており、マーケット内では、衣料品・アクセサリー・工芸品・食品・土産物・ペットフードなどがエリアごとに分かれ販売されています。

正直１日ではとても回り切れない規模です。よくタイではこういった市場やショッピングエリアが存在しているのですが、この市場は群を抜いて巨大です。そして雑多で人の熱気もなかなかで、”タイ”を一挙に感じられる場所でもあり、初めてタイに来た方にもおすすめできるエリアだと思います。

チャトゥチャック市場へのアクセス

チャトゥチャック市場は、タイ・バンコク北部、チャトゥチャック区に位置しており、バンコク中心部（サイアムやアソークなど）から北側に約7〜10kmほどの場所にあります。

チャトゥチャック市場へはBTSかMRT経由でアクセスするのが一般的です。

スワンナプーム国際空港からチャトゥチャック市場へのアクセス

スワンナプーム国際空港からチャトゥチャック市場へは、タクシーか電車でのアクセスが一般的です。

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チャトゥチャック市場の営業日と営業時間

チャトゥチャック・ウィークエンドマーケットの基本情報はこちらです。

チャトゥチャック市場内マップ

①.②	古着
③.④	子供服
⑤.⑥	アート、タイシルク、額縁
⑦	アクセサリー
⑧	革小物
⑨	土産物
⑩	香水
⑪	家庭用品
⑫	本
⑬	手工芸品
⑭	アート

チャトゥチャック市場ではエリアごとに、販売する商品のジャンルが分けられています。この項目では必見エリアのご紹介をいたします。

エリア①・②：古着エリア

チャトゥチャックマーケットの古着の品ぞろえは圧巻で、古着好きでない人も、まずは見てみるのがおすすめです。ただ、値段はそれほど安くはありません。

チャトゥチャック市場では値段の交渉が一般的なので、古着を購入する予定の方は、タイ語ができる方と一緒に行くと、値段交渉がうまくいくはずです。

エリア⑧：革製品エリア

実はタイは革製品で有名で、とくにワニ革などエキゾチックレザーの品質と価格帯のバランスが良いことで知られています。熟練の職人も多く、バッグや財布などの仕上げが丁寧なのも特徴です。

エリア⑨：土産物・雑貨

チャトゥチャックには、スワンナプーム空港に売っているような、洗練された土産物は正直言ってありません。昔ながらの軟膏、ドライフルーツ、仏像、フェイク品など、貰ってちょっと可笑しくなるような土産が多いです。

「これぞタイ」なローカルな雰囲気があるお土産を買いたい方は、ぜひここで買い求めましょう。

Mixt Chatuchak ミクスト・チャトゥチャック

チャトゥチャック市場にはもう一つの市場、ミクスト・チャトゥチャックというショッピングモールがあります。家具、衣類、アニメグッズ、タイブランドの衣料品などを取り扱う店が多数あります。

チャトゥチャックマーケットに最も近い、室内ショッピングモールなだけあり、中は涼を求める人で賑わいます。

Bangsue Junction バンスージャンクション

チャトゥチャック市場ではないですが、バンスージャンクションはチャトゥチャックマーケットすぐ傍にある、おすすめの大型ショッピングモールです。ばんすージャンクションは、チャトゥチャック市場横の大通り「カンペーンペット通り」を挟んで右手にあります。

バンスージャンクション1階には宝石類、2・3階にはアンティークやアニメグッズ、3・4・5階には古着、6階にはフードコートがあります。特に古着の品ぞろえや品質はピカイチ。掘り出し物もかなりあるため、一度行ってみるのがおすすめです。

チャトゥチャック市場の歩き方

この項目では、チャトゥチャックマーケットの歩き方や注意事項をお伝えします。

チャトゥチャック市場は広くて暑い

このマーケットは1日では回り切れない広さです。全部を回ろうとすると疲れと暑さで熱中症になりかねません。あらかじめ行く場所を決めておくか、適宜MIXTチャトゥチャック等の室内で休憩することをおすすめします。

両替所はある？

両替所はチャトゥチャック市場内に数か所あります。レートが良いのは、市場からは若干離れますが、MRTチャトゥチャックパーク駅内の「スーパーリッチ」です。

トイレはある？

市場内にトイレはありますが、あまり数は多くなく、綺麗ではありません。

値切り交渉が基本

この市場では値札が無い商品も多いため、値切り交渉が基本となります。タイで値切り交渉をする時は、しつこく値切りしないようにしましょう。タイでしつこく値切りをすると「じゃあ売らない」となる人が多いというのが筆者の経験です。

支払い方法

チャトゥチャック市場では、支払いは現金が基本です。最近では電子マネーに対応している店舗も出てきました。

盗難に注意

チャトゥチャックマーケットは人が多いため、バッグや財布の盗難に注意しましょう。バッグを持って歩く際は前掛けができるタイプが安全です。関連：【必携】旅行のサブバッグおすすめ11選 | バッグを選ぶポイントや活用術

沢山買い物をしたら後で取りに来よう

沢山買い物をしたら、買ったものを一度置かせてくれるショップは多いです。チャトゥチャックでは、少量の荷物を持つのでさえ、疲労の原因になります。そういう時は遠慮なく商品を置かせてもらいましょう。

ちなみにチャトゥチャック市場が営業が18時までですが、ほとんどの店は18時前に閉店するため、少なくとも、17時には取りに戻れるようにしましょう。

チャトゥチャック・フライデーナイトマーケットに行く

土曜日、日曜日が都合が悪い方へのおすすめが、金曜日の夜から営業する「チャトゥチャック・フライデーナイトマーケット」です。

こちらは日中の日差しが無く、土日のウィークエンドマーケットと比べて人が少ないため、落ち着いて見て回りやすいのが利点です。ただ店の数が土日と比べ、かなり少ないため、何かを買う目的のある方には、おすすめしません。

チャトゥチャック・ウィークエンドマーケットのすべて：まとめ

バンコク最大のマーケット「チャトゥチャックマーケット」についてご紹介しました。

熱気に包まれたマーケットを見て回るのはとても楽しいものです。ぜひマーケットに行って、タイの熱気とエネルギーを体験してみてください。