海外旅行といえば、フランスやイタリア、タイやシンガポール、アメリカやカナダなどのメジャーな国を思い浮かべるかもしれません。

 

しかし、世界にはまだあまり知られていない、とても魅力的な国々がたくさんあります。

 

今回は、筆者が実際に旅した、筆者が思うマイナーな国々の中から、特におすすめの旅行先を紹介します。

 

 

マイナーでマニアックな国の特徴とは？

マイナーな国に行くことは、何があるかわからないワクワク感があり、とても楽しいですね。

 

ところでなぜマイナーな国は、我々日本人にとって「マイナーな存在」となっているのでしょう？

 

ここでは、マイナーでマニアックな国の一般的な特徴について解説したいと思います。

 

観光地としての知名度が低いため

多くの日本人の旅行者は、ハワイや韓国、アメリカなどのメジャーな観光地を選ぶ傾向があります。

 

これらの国々は観光プロモーションが活発で、メディアや旅行代理店を通じて広く知られています。

 

一方、マイナーな国々は観光に力を入れていないことも多く、その結果として知名度が低いままです。

 

国の経済が観光に頼らなくても成り立つ

マイナーな国々の中には、観光に依存しておらず、観光がなくても経済が成り立つ国があります。

 

たとえば、エクアドルは農産物の輸出が盛んであり、観光に力を入れなくても経済的に自立しています。

 

そのため、観光インフラが十分に整備されておらず、日本人にとって訪問しづらい面があります。

 

行くのが難しい国

日本からのアクセスが難しい国もマイナーとされる一因です。

 

直行便が少ない、もしくは存在しない場合、旅行計画が複雑になりやすく、多くの旅行者はアクセスしやすい目的地を選びます。

 

モンゴルは直行便があるものの、日本人にとって旅行先としては盲点になりやすい場所です。

 

安全性と治安が悪い国

マイナーな国の中には治安が不安定な地域や、政治的に不安定な国もあります。

 

これらの要因は、日本人旅行者が訪れることを躊躇させる要因になっています。

 

安全ではないと感じる場所には、旅行者はあまり行きたくないものです。

 

文化的・歴史的背景

日本人にとって馴染みの薄い文化や歴史を持つ国も、マイナーとされることがあります。

 

文化的な違いや、言語の壁などが旅行先として選ばれにくい理由になることもあります。

 

 

 

これらの要因が組み合わさることで、日本人にとって「マイナー」とされる国々が存在しています。

 

しかし、これらの国々には独自の魅力や体験があるのも事実。

 

新しい発見を求める方に筆者がおすすめしたい、比較的安全で旅行しやすいマイナーな国を、次の項でご紹介します。

 

アゼルバイジャン – 観光しやすいマイナーな国の代表格 –

 

 

基本情報

アゼルバイジャンはコーカサス地方に位置し、カスピ海に面した国です。

 

天然ガスや石油の産地として知られ、近年の発展は目覚ましく、近未来的な都市と古代遺跡が共存しています。

 

首都：バクー
言語：アゼルバイジャン語
通貨：アゼルバイジャン・マナト
時差：日本より4時間遅れ

 

見どころ

バクー旧市街

12世紀に作られた城塞や石畳の街並みが残る歴史的地区で、ユネスコ世界遺産にも登録されています。

 

フレイムタワー

近未来的な超高層ビルで、夜になるとLED照明で炎のように輝きます。

 

グルメ

カスピ海に面しているため、新鮮な海産物が豊富で、特にキャビアが有名です。アゼルバイジャン産白ワインもおすすめです。

 

実際に行ってみての感想

アゼルバイジャンは近未来的な都市バクーを擁する、我々日本人にとって知られざる国です。

 

多くのアゼルバイジャン人はアジア人を見ることがあまり無いようで、好奇の目で見られるか、シャイな面を見ることが多かったように思いますが、

 

基本的に優しい人が多く、素直で素朴な人柄の人が多い印象を受けました。

 

知られざる国「アゼルバイジャン」への旅行はツアー？個人？

 

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アルバニア – ヨーロッパ随一のマイナーな国 –

 

 

基本情報

アルバニアはバルカン半島に位置し、美しい自然と古代遺跡が魅力の国です。

 

観光地としてはヨーロッパ随一のマイナーな国ですが、その分人混みを避けてゆったりと観光を楽しむことができます。

 

首都：ティラナ
言語：アルバニア語
通貨：アルバニア・レク（ユーロも広く流通）
時差：日本より8時間遅れ（サマータイム時は7時間）

 

見どころ

スカンデルベグ広場

英雄スカンデルベグの像が立つ広場で、歴史博物館や時計塔があります。

ジャミーア・エトヘム・ベウト・モスク

美しいイスラム建築を感じられるスポットです。

 

ジロカストラの歴史地区

ユネスコ世界遺産に登録されており、美しい石造りの町並みが魅力です。

 

グルメ

アルバニア料理は地中海料理の影響を受けており、新鮮な魚介類や肉料理が豊富です。地元のワインも楽しめます。

 

実際に行ってみての感想

アルバニアは1978年から1990年まで鎖国を続けていた国なため、ヨーロッパ人の中でも異端の国と捉えられることが多い国です。

 

ティラナ市内も他のヨーロッパの国では見られない、カラフルな壁の建物や、共産主義時代の建物など、独特の景観を味わえます。

 

物価も安いため、他のヨーロッパ諸国の物価が高いことを考えると、アルバニアは旅行の良い選択肢だと思います。

 

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ヨルダン – マイナーな国の中でも料理やスイーツがおすすめ – 

 

 

基本情報

ヨルダンは中東に位置し、古代文明の遺跡と自然が詰まった国です。

 

特にペトラ遺跡は世界的にも有名です。

 

首都：アンマン
言語：アラビア語
通貨：ヨルダン・ディナール
時差：日本より7時間遅れ

 

見どころ

キング・アブダッラー1世のモスク
青いタイルのドームが特徴のモスクで、内部は豪華な装飾が施されており、観光客も入場可能です。ただし、訪問時には適切な服装をする必要があります。

 

ペトラ遺跡

岩山に彫られた、壮大な古代都市です。

 

死海

塩分濃度が高く浮遊体験ができる世界最低地点の湖です。

 

グルメ

ヨルダン料理は中東料理の特徴を持ち、ファラフェルやフムスなどが人気です。

 

スイーツも有名で、クナーファやバクラヴァといった独特なスイーツが食べられます。

 

実際に行ってみての感想

ヨルダンは人も良く、治安も概して安全で、見どころも多い国です。

 

首都アンマンには古代ローマの遺跡を始め、活気溢れるダウンタウンの現地の人の生活を、直に体験できます。

 

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ラオス – ゆったり観光できるアジアのマイナーな国 –

 

 

基本情報

ラオスは東南アジアに位置する内陸国で、静かで落ち着いた雰囲気と豊かな自然が魅力です。

 

ルアンパバーンはユネスコ世界遺産にも登録されています。

 

首都：ビエンチャン
言語：ラオス語
通貨：キープ（ユーロも使用可）
時差：日本より2時間遅れ

 

見どころ

ルアンパバーン

古い寺院やフランス植民地時代の建物が立ち並び、美しい街並みを散策できます。

グルメ

ラオス料理はタイ料理に似ていますが、よりあっさりした味わいが特徴です。

 

特にラープ（ひき肉のサラダ）やカオピヤック（米麺スープ）が一押しです。

 

実際に行ってみての感想

ラオスはゆっくり観光するのに最適で、ゆったりとした空気が流れる、落ち着いた国です。

 

ラオスの街のほとんどは、田んぼの景色が広がっており、昔の日本の農村の風景を見ているような感覚を覚えます。

 

意外にもラオスのビール「ビア・ラオ」は世界的に高い評価を受けており、一度は飲んでみるべき逸品です。

 

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ブルガリア – 修道院を体験する – 

 

 

基本情報

ブルガリアはバルカン半島に位置する国で、豊かな歴史と美しい自然が魅力です。

 

首都：ソフィア
言語：ブルガリア語（英語も比較的通じる）
通貨：レフ（BGN）
時差：日本より7時間遅れ（サマータイム時は6時間）

 

見どころ

ソフィア

ソフィアはブルガリアの首都で、歴史的な建物と近代的な都市が共存しています。

 

アレクサンダー・ネフスキー寺院

バルカン半島最大の寺院で、美しいドームとフレスコ画が見どころです。

 

リラ修道院

リラ修道院はブルガリア正教の総本山であり、ユネスコ世界遺産にも登録されています。

 

壁一面に描かれたフレスコ画は圧巻です。

 

グルメ

ブルガリア料理はトルコやギリシャの影響を受けており、ケバブや羊のスープなどが有名です。

 

特にブルガリア産のヨーグルトは世界的に有名で、料理に使用することも多々あります。

 

実際に行ってみての感想

ブルガリアは歴史の深い修道院が数件あり、現地の宿坊に泊まることが出来て、実際の修道院を体験できるなど、訪れる人を魅了します。

 

治安は良く、人々は優しくフレンドリーで、観光客に対してオープンです。

 

他のヨーロッパ諸国と比べて物価が安いため、その意味では旅行しやすい国と言えるでしょう。

 

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北マケドニア – マイナーなヨーロッパの国を旅行 – 

 

 

基本情報

北マケドニアは南ヨーロッパのバルカン半島南部に位置し、美しい自然環境と豊かな歴史があります。

 

特にオフリド湖周辺は観光名所として知られています。

 

首都：スコピエ
言語：マケドニア語（アルバニア語も広く使用）
通貨：マケドニア・デナル（MKD）
時差：日本より8時間遅れ（サマータイム時は7時間）

見どころ

スコピエ旧市街
オスマン帝国時代の影響を残すエリアで、バザールや伝統的な建物が並んでいます。

 

トルコ料理や地元の特産品を楽しむこともでき、散策するだけでも楽しい場所です。

 

オフリド

世界複合遺産にも登録されているこの町は、美しい湖と古い教会群があります。

 

グルメ

北マケドニア料理は新鮮な野菜や肉料理を中心としており、「タヴチェ・グラヴチェ」という豆料理などがあります。

 

また、自家製ワインも人気です。

 

実際に行ってみての感想

スコピエ旧市街のバザールでは、中世に戻ったような、タイムスリップした感覚を味わえます。

 

また北マケドニアでは、トルコの影響を受けた食事を味わえます。

 

温かい人が多く、旅行者にも親切にしてくれます。

 

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マイナーで安全なおすすめな国6選：まとめ

 

いかがでしたでしょうか？

 

世界にはメジャーな旅行先以外にも、旅行するべき魅力的な国が、まだまだ沢山あります。

 

今回は筆者が行ったことのある国をご紹介しましたが、この記事をご覧の方自身が興味のある国にも、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか？

 

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