最悪!海外旅行中に財布を無くしたら何をすべき?無くさない対策とは?
海外旅行中に財布を紛失するのは、これ以上無いくらい最悪な出来事です。
今回は財布の紛失の防ぎ方、もし無くした時にするべきことをご紹介します。
海外旅行中は財布を無くしやすい
海外旅行中は普段より財布を無くしやすいです。
旅行中に財布を無くしやすい理由はなんでしょう?
旅行中は普段の何倍も財布を無くしやすい
旅行中の財布の紛失は実に多種多様です。
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・トイレでの置き忘れ
- ・バックポケットからの財布の抜き取り
- ・ホテルでの置き引き
- ・電車移動中にうたた寝しているときに盗まれる
- ・相部屋で一緒になった人間に盗まれる
私は財布を盗まれた経験はありませんが、バスで移動中、私が寝ているスキに手に持っていたiPodを抜き取られた経験があります。
怪しかったのは隣の男でしたが、iPodを知らないかと聞いても「NO」でした。
彼を問い詰めるのをやめ、結局私はiPodを諦めました。
男が盗んだという確証はありませんし、更に問い詰めたとして、実は彼ではなかったら最悪です。
逆に自分の立場が悪くなり、喧嘩になって途中でバスを降ろされていたかもしれません。
ただ海外では、寝ていたらその間に盗まれるのは当然です。
やはり紛失や盗難を防ぐには、自分が防犯意識をしっかり持つのが当然です。
盗まれてからあたふたするよりも、最初から防犯意識を持ち、準備をしっかりしておくほうが、結局楽なのです。
疲れたときに無くし易い
海外旅行はとても楽しいですが、疲れます。
慣れない言語でのコミュニケーションによる疲れ、気分の高揚による疲れなどまど、疲れは旅の間ずっと私達につきまといます。
身体も気持ちも疲れているときに、紛失は起きやすいです。
旅の最中は、いかに疲れを取るか、いかに疲れないかが重要です。
・旅の間は無理しない
・歩き過ぎない
・旅行中は休憩を取ることを意識する
・食事をしっかり摂る
・睡眠時間をしっかり摂る
・普段やっていることの一部を海外でもやってみる
こういった心がけが大切です。
最後の「普段やっていることを海外でもやる」ですが、私は日頃からトレーニングをしているので、
海外でもジム付きのホテルを選び、トレーニングするようにしています。
習慣化していることが急に無くなるのは、実はストレスです。
ストレスが疲れになり、事故になるので、疲れの元をできるだけ無くし、
日常の習慣を旅行中も取り入れて、ストレスを解消するようにしています。
焦った時に財布を無くす
旅の最中は、何かと焦ることが多いです。
例えば、交通機関に乗る前です。
「あと5分でバスが出る。このバスに乗らないと飛行機に乗れない。でも先にトイレに行かないと危ない」
こういう状況は、きっと経験があるでしょう。
先にバスに乗りたくても、優先順位としてはトイレが一番です。先にトイレに行かないとバスの中で粗相してしまう可能性があるからです。
しかし、慌ててトイレに行くことで起こりうるのは「トイレの中に財布を忘れる」です。
「早くしなきゃ」という焦りと葛藤のスキを、不幸は突いてきます。
スマホやバッグも同様です。
こういうことにならないためにも、旅の最中は時間と気持ちに余裕を持って行動することが、非常に大事です。
紛失した時の対応
私達は人間です。
不注意や予期せぬ盗難が起こらないとは限りません。
そんな、いざというときのために「何をすべきか」を、知っておくべきです。
まずは落ち着くこと
財布を無くしたら、まずは落ち着くことが大事です。
財布という大事な物をなくした時、人間は普通ではいられないはずです。
私が旅行中にサブバッグを盗まれたときは、まず何が起こったかを理解するのに時間がかかりました。
その後「信じられない」気持ちになり、バッグがもう戻ってこないと理解して、途方に暮れました。
バッグにはパスポートと、撮りためた写真が入っており、日本に帰れなくなるばかりか、思い出の大半が一瞬にして奪われたのです。
しかし、途方に暮れてもどうしようもありません。
あまりに酷いことが起こると、逆に「しょうがない」という気持ちになるものです。
できるだけ早く気持ちを立て直して、警察に届け出ましょう。
面倒でも必ず警察へ
財布を盗まれたら、必ず最寄りの警察に届け出て、遺失届出証明証を発行してもらいましょう。
財布だけでなく、何かを紛失したら、かならず警察に届け出ましょう。
地元の警察は緊張しますが、必ず届け出ましょう。
私が初めて行ったのはインドのデリーの警察署です。
署員はすごく適当で、書類を投げて渡すし、書類の字は汚くて、何が書かれているのかわからないという、日本ではありえない事だらけでしたが、
大事なのは証明証を書いてもらう事です。その他は二の次です。
字が汚くて読めなくても良いのです。必要なのは証明です。
「盗まれた」という警察の証明があれば保険は下ります。
言葉が通じるか怖い、などと言っていられません。
「盗まれた」ことを周りの人は信じても、証明がないと公的には何も出来ません。
私はパスポートとカメラを盗まれましたが、証明証があることで、事前にかけておいた海外旅行保険の保険金がおりました。
このとき本当に保険のありがたみが分かりました。
同時に、頑張って警察へ行って良かったと思いました。
ただ、現金は保証の対象外になります。多額の現金は持って歩かないようにしましょう。
すぐにクレジットカード会社に連絡
財布の中には、クレジットカードが入っている場合がほとんどです。
クレジットカードは盗まれたままだと悪用されてしまいます。
クレジットカードの停止措置は、財布を盗まれたとわかったら、すぐに行いましょう。
三井住友カード | https://www.jcb.co.jp/support/lost-and-stolen.html |
JALカード | https://www.jal.co.jp/jp/ja/jalcard/lost/ |
ANAカード | https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/contact/amc/5/ |
財布を無くさないために、無くしても被害を最小限にするために
旅行中は財布を無くさないための対策が必要です。
チェーン付きの財布にする
私は絶対に鎖付きの財布をおすすめします。
財布が落ちそうになっても鎖が保護してくれ、盗まれそうになっても鎖が引き止めてくれます。
財布の保険になってくれるのが鎖なのです。
1000円もしないで買えますし、自分の不注意やアクシデントをほぼ完全に防いでくれるので、付けておくことを真剣にオススメします。
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クレジットカードの問い合わせ先を控えておく
その番号を紙に書いて、バッグに入れておくと安心です。スマホで写真に撮っておいてもいいでしょう。
必ず現金を分散
お金全部を財布に入れるのは止めましょう。
持っていくお金は、必ず2~3箇所に分散させるべきです。
私は財布、バッグ、スマホケースの3か所に分散させています。
海外で使うはずのないカード類は持っていかないこと
日本で使うカード類は持っていかないようにしましょう。
健康保険証、運転免許証、マイナンバーカードなどは、海外では全く使う機会がありません。
これらを身分証明証として使うにしても、パスポートがあるので、持っていく必要は全くありません。
ポイントカードなども同様です。財布が膨れ上がるだけなので、出発前に必ず抜いておきましょう。
もし財布を盗まれて、これらをまるごと盗まれると、後で再発行などに相当手間がかかることになるはずです。
財布だけはなくさないこと
どれだけ注意していても、財布を無くすことはあります。
大事なのは、無くさない対策、無くしても被害を小さくできる対策を立てることです。
海外では、パスポートよりもスマホよりも、お金こそが命を守ってくれます。
お金は命の次に大事だと認識しておきましょう。